うまねんblog

　

腹ごしらえしたところで、車で九州石油ドーム（ビッグアイ）のある大分スポーツ公園へ移動。人出の多さに駐車場は残り少なくなっていたが、ここは空き状況がｉモードやネットで調べられるので非常に便利。公園の端のＦ駐車場に止め、１５分ほど歩いてようやく九石ドームに到着。

ここはドームの密閉感もあるのかトラックがある割にはピッチが近く見え、あと味スタに比べてもスタンドの傾斜がキツいため、１階席でもなかなかに見やすい。試合は東京がシブく１－０の勝利……だったのだが、最終戦ということで、Ｊ１の優勝争いに加えてＪ１残留争いとＪ２昇格争いが同時進行。電光掲示板とｉモードの途中経過から目が離せず、実は試合内容をよく覚えていない（笑）。梶山が頼もしかったのは覚えているが。

そしてこの試合は、我らがジャーンが青赤のユニフォームを着る最後でもあった。試合後、ゴール裏スタンド前でユニフォームを脱いで投げ込み、手を振りながら何度もお辞儀をして去っていくジャーン。顔は、何度も見たことのある「泣き顔」だった。彼らしいというか何というか……ありがとうね、ホントに。

九石ドームで見かけたもの２つ。左は、全国都市緑化おおいたフェア開催記念キャラ「カボたん」（ちなみに、後ろの看板に描かれているのは０８年大分国体マスコットの「めじろん」）。「大分」→「かぼす」→「キャラクター化」→「可愛らしく、「たん」でも付けとくか！」という直線的な発想が素晴らしい。右はハーフタイム、大分の応援ソングにのって踊るキティちゃんである。そういや、土産物屋には「かぼすの皮をかぶったキティ」とかもあったな。

市内へ車で戻って駅前のホテルにチェックインし、夜は県庁脇のイルミネーションを眺めつつ予約していた「こつこつ庵」へ。大方の予想通り、店内は東京ファンで溢れかえっていた。とりあえず隅っこのテーブルでおとなしく飲んでいると、座敷の方からは東京の応援コールやチャントが響いてきて……よしなさいって（笑）。一応、東京ファン以外の人たちもいたんだからさ。

真っ先に、名物の関さばと関あじを刺身で食べてみた。そしたら、これが、もう、なんちゅーか、抜群の美味さだったですよ。特に関さばの方は、噛みしめた時の弾力といい旨味といい……素晴らしい。なるほど、これは通いたくなる。あと、他の料理もかなりレベルが高かったんだけど、面白かったのは「まて貝」という細長い貝。風味はサザエとかに似ているが、より上品な磯の香りが。ちょっと原さんがスペインで食ってそうな感じだね。

途中からは座敷の方に顔を出して、ジョッキ片手に田中組やら東京闇鍋やらペーニャ小金井やらの方々にご挨拶。一度話し始めると結構話し込んでしまうもので、３０分以上はいただろうか？呼ぶ声がするので振り向くと、カミさんが「どうも、村田の鬼嫁です～」とか言いながら（笑）迎えに来ていた。そうか、連れを放ってちゃいかんな、と自分の席に戻ろうとすると、座敷からは「鬼嫁！」コールが。だから、よしなさいって（笑）。

で、ぐでんぐでんに酔っぱらい、スタバやコンビニで買い物したりしてからホテルの部屋でまた飲んだり食ったりしていた……らしいのだが、よく覚えていない（笑）。気がつけば、明け方風呂にも入らないままベットにうつぶせになっていた。大分まで来てこれかよ、とか思わないでもないが、まあそれだけお酒が進むくらいに関さばが美味しかったということで。いや、本当に美味しかったんだってば！！