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2006年08月30日

●温情東京(泣)?


あいやー。こいつはセレッソさんおみそれいたしやした、というところか。

どうして、赤嶺を早い時間で下げてしまったのだろう。彼の交代を含めて急にイジりすぎたせいか、後半はパス回しのベクトルが定まっていないように見えた。ハーフタイムにはまだ、普通に勝てると思えたのだが(正直、守備の事は頭になかった)。

まあ、それでもシュートを22本も撃ったのだ。それが2本しか(?)決まらなかったのだから、ある意味この結果も「仕方がない」のかもしれない。決定力は文字通り決定的な要因だから。石川の空回り気味の姿は、スタンドのため息を誘っていたね。

セレッソにとっては、宝石のように貴重な1勝。とにかく名波が素晴らしかった。知力体力技術の全てを駆使して周りの味方を助け続け、ここぞという場面では自ら危地へも飛び込む。その姿がチーム全体を勇気づけているように見えた。あれこそ真の大黒柱だ。

憂太や梶山は、いつかあの領域までたどり着けるのだろうか……。

次の試合までは10日間ある。怪我人もある程度戻ってくるだろうし、ようやく倉又監督にも「再構築」の時間が与えられるわけだ。じっくり(というほど余裕はないけど)立て直して、甲府戦に勝てば今日の敗北もなんてことはないのだろう、おそらくは。


試合の詳細については、また後ほど書く予定。今回は読んでくれる人が少なそうだけど(笑)。

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コメント

あのボンボをずっと敵に回して一人でさけびまくったのは僕です。
久しぶりのサッカー体感できてよかったです。
ゴール裏はいいですね。
けんとくんあれが僕だよ
昨日で28歳になりました。

交代は負傷の事故と決定機を外したことで、降ってわいた新入りへのチャンスだと思います。
成功すりゃとわかりやすい見出しの付く英断でしたが裏目に出て失敗。こればかりはやむなし。

今日は倉又采配の4+1、アンカー浅利が不調というか、前半30分以降失速したことから守のバランスが崩壊したことで後半以降、毎度の悪い時の東京劇場だと思いますが、どうでしょう?

追加ですが、栗山投入後に電池切れの梶山がアンカーをやっているのを見て、選手投入に失敗した珍しい配置ミスではないかな。

>太鼓さん
飛ばしすぎにご注意。

>tatoさん
おっしゃるとおり、増嶋の交代は怪我みたいですね。あと、赤嶺の方は、倉又さんのコメントを見る限り、中盤前目を厚くしてプレスをかけて、セレッソのパス回しを寸断したかったようです。実際、後半頭には決定機を2回ほど作ったのですが。

そこで、あの2点目。結果的には、あそこでCKあげちゃったのも浅利でしたね。浅利、パスミスも多かったし…。んで、結局梶山がフィード役を一手に引き受けざるを得ず、しかも守備の負担も大きくて、前で攻撃に絡む回数が減り、孤立したルーや石川が単騎突撃しては失敗の繰り返し…。

そう考えると、確かに「毎度の悪い時の東京劇場」ですね。なるほど。

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