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2006年02月06日

●そろそろ気がふれてきました

夜、JSPORTSの録画でプレミアリーグ(マンチェスター・U 4-2 フルハム)を観ていたのだが、試合内容がイマイチだったこともあり、どうも集中しきれないというか、頭の中がいつの間にやらFC東京方面へ飛んでしまう。

例えば、朴智星のプレミア初ゴールとなったユナイテッドの先制点。右ライン際でDF2人に前を塞がれて後ろからSBネヴィルがフォローする場面、朴はあえてすぐにはネヴィルを使わず、中のポストプレーヤーにグラウンダーパスを通して自らも内へ入っていく。迷いのない動きにDFたちは朴を追うか外に張り続けるか躊躇し、朴のマークもネヴィルのマークも甘くなった。で、ネヴィルへの展開から折り返しを朴が自身でゲット。

この見事な得点を見て、「ああ、いい選手だねえ朴は…」という感想を抱く一方で、ついつい「こういう、スペースと時間を作る動きを石川あたりには見習ってほしいな」と思ってしまうのだ。何しろ、東京自慢の石川-加地ライン「二枚刃攻撃」も、終い頃は最初っから前を塞がれて行き詰まっていたからね。「そうか、こういう解決法があるんだ」と。ガーロはうまく仕込んでくれるだろうか。

それと、この試合ではクリスティアーノ・ロナウドがものすごいスピードで揺れて落ちるFKを決めたんだけど、彼を見るといつも何となく梶山の事が頭に浮かぶのである。ポテンシャルはえらく高いんだけど、抜いたプレーが目立ったり味方と合わなかったりして、まだまだ出し切れていない感じ。「もっとできるだろ」と言いたくなるような。まあ、チームに貢献するより迷惑かける時の方が多いロナウドに比べれば、今の梶山はずっとマシだとは思うが。

そんな感じでユナイテッドの試合を観ているようで東京の事ばっかり考えていたのだが、横で観ていたカミさんも似たようなものらしく、ユナイテッドのDFが簡単に失点するのを見て「茂庭とジャーンを貸したろか?」「なんてユルい守備!これじゃウチの方がよっぽどマシよ!」とか叫んでおった。結局東京が基準かよ、みたいな。さすが我が嫁というべきか。

あと、ルイ・サハはいくらユナイテッドとはいえ控えにしておくにはもったいないアタッカーなので、つい「東京に来てくれんかなあ」とつぶやいたら(なんですぐそうなるねん、とは自分でも思う)、「サハとササじゃ区別つかないし、実況の人が困るからダメ!」とカミさんに却下された(笑)。つーか、その場合もサハとルーカスという組み合わせは全く頭にないのな(笑)。


この話には特にオチも何にもない。まあ、夫婦そろっていい感じに脳みそが青赤色に腐って熟成してきているという、ただそれだけのことで。ホント、早くシーズン始まってくれんかな……。

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コメント

マンチェスターがらみで・・・。
『その男、ジョン・オシェイ、25歳』。

ダレン・フレッチャーに負けず劣らずの???な選手。背番号22。けっこう出てます。こいつがまた『イージー』なヤツです。
実は私もクリスティアーノ・ロナウドもそんなに好きじゃないのねん。まぁ、ヤツの場合、個人技が功を奏する時とみんなに迷惑掛ける時の功罪の評価比率(回数比率は後者が断然多い!)をあま~く見て半々としてあげようよ。去年見たときよかったから贔屓目になってる・・・。
翻って、フレッチャーとオシェイ。いや、頑張ってんのはわかんだけど、っん年前から各種CSの解説にボロクソに言われてます。
まぁ、見てやってください。

>ジョン・オシェイ
>こいつがまた『イージー』なヤツです。
確かに。ユナイテッドの若手はどうも煮え切らない選手が多いような気はするね(ルーニー除く)。
サー・アレックスも見る目が落ちてきているのかねえ……。

>クリスティアーノ・ロナウド
代表だとけっこう活躍しているし、ユナイテッドでも最初は「まだ慣れてないからなあ」という感じだったのだけれど、時間がたってもなかなかフィットしないんだな、これが。
あのドリブルをもっと生かせたら凄い選手になるかもしれないのにね。プレミアリーグに合わないのかな?プレーのテンポとか。

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