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2006年02月04日

●ビミョーに躁鬱な週末也

最近仕事が右肩上がりに忙しくなっており、残業でもこなしきれずにとうとう休日出勤するはめに(一応サラリーマンのはしくれなのよ)。午前中から夜の7時半頃まで、仕事場でひたすら孤独な作業。まあ、周りに人がいないのは作業に集中する上では好都合、電話の応対に煩わされることもなく、平日の倍くらい仕事がはかどるような気がする。困るのは夜になってからで、人っ子一人おらず薄暗い巨大オフィスはけっこう怖い。最後ドアをロックして灯りを消したら、出口へ向かう足取りも微妙に早足になったりして(笑)。やれやれ。
 
ちと疲れたので、新宿駅の「ベルグ」でとりあえず一杯。ここ、前から1回入ってみたかったのだ。サッポロ「エーデルピルス」と「マイスターハムサンド」。缶売りをしていないエーデルピルスが飲めるのも嬉しいが、ハムサンドの美味しかったこと!斜め切りのパンに生ハムとピクルスが載せてあるだけのものだが、甘くて柔らかいパンとハムの塩気のコンビが絶妙。こりゃいい店を見つけたもんだ。ギネスや外国の限定ビールもあるみたいだし、激混みなので時間帯は選ぶかもしれないが、ちょっと通ってしまいそう。

 
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その後、赤坂見附に出て、ベルビー赤坂の旭屋書店で本を漁る。マンガのコーナーであさりよしとお『宇宙家族カールビンソン』(講談社漫画文庫)を見つけ、思わず4巻までまとめ買い。

このマンガ、夢中で読んでたのは確か高校2年くらいだったはずだから……15年くらい前か(笑)。今読んでもムチャクチャ面白いな~。今で言う「オタク」を先取りしたような、アニメや特撮系のパロディをたっぷり取り込んだSFコメディ。ギャグの間やネタの豊富さも見事だが、その上で「家族とは何ぞや」を情感たっぷりに描ききっているのが素晴らしい。

近くの「エクセルシオールカフェ」に買ったばかりの4冊を持ち込み、1時間半ほどで一気に読み通す。アルコールも少し残っていたのか、実にいい気分で、気がつけば顔はすっかりにやけていた。店員や周りの客には変なヤツだと思われたかもしれない。

 
9時半を過ぎたところで、後輩たちが飲んでいる「つぼ八」へ顔を出した。若い衆と「mixi」とか高校の部活の話題とか……は楽しかったのだけれど、しかしつぼ八ってあんなに料理酷かったっけ?メニューの写真と見比べたら「いくら何でもこれはサギだろう」というのがいくつかあったぞ。まあイヤなら来なきゃいいんだが、しかし赤坂にはなかなか集団で入れる手頃な居酒屋がないんだよね。「天狗」あたりができればいいのに。
 
てな感じで、楽しいんだか憂鬱なんだかよくわからないままに1日が終わった。

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コメント

あらー、いたのね。我々もその頃ベルビーだった。連絡すればよかった。
ベルグは私も好きだ。

おー。そうですか。赤坂にいましたか。
ニアミスが多いな、キミたちとは(笑)。

ベルグは色々なビールやつまみが気軽に飲めるのがいいやね。混んでる(人気がある)のも納得。

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