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2006年02月18日

●カーリングいいじゃないですか

昼間、ぶらりと渋谷へ出かける。


昼食は宇田川町のスポーツ・バーMaple Leafでホット・チキンサンドとキルケニー1パイント。本当は「スピットファイア」という銘柄のビールを飲みたかったのだが、残念ながら売り切れだった。チキンサンドはパンの上にグリルしたチキンが載っており、さらにホワイトソースがかかっているもの。やや淡泊な味だが、結構量が多いのでそのくらいでちょうど良かったかも。

店内のテレビでは、トリノ五輪アイスホッケーカナダ×イタリア戦の録画中継。店内にいたカナダ人と思われるグループが「ワオ!」とか叫びながら盛り上がっていた。なにしろ国技だからなあ。酒を飲みながらとはいえ、彼らがどんな単語にも「Fuckin'」を付けて喋っていたのには「オイオイ」という感じではあったが。

 
店を出て、「そういやクアトロのギャラリー2にオフィシャルショップがどうのこうの言ってたな」と思いだし、立ち寄ってみる。なるほどFC東京のコーナーがあるな。かな~~り小さいが(笑)……と思ったら、オープンは来週の月曜日だという。もっとスペースが広がるということだろうか。

その後は、ブックファーストやらマツキヨやらTSUTAYAやらに寄ってから家路へ。土曜日の渋谷にしてはやや人が少なめのようだったけど、気のせいかな?


帰り道、近所の川をふと覗き込むと、2羽のカモ君たちが川の流れに逆らって四苦八苦していた。水量は変わらない様子だが、いつもよりも流れが速いような気がした。明日は雨かな。
 
 
夕方、NHK-BSでカーリング中継を観る。日本 5-2 カナダ。実力の度合いがよくわからんのだが、カナダはメダル候補らしく、日本はいわゆる「金星」というものを挙げたらしい。なるほど、確かにカナダ選手の表情は冴えず、日本選手はよく集中して好プレーを何度も見せていた。特にスキップ小野寺のダブル・テークアウト連発にはシビれた。メダルが有力か否かに関係なく、観るべき日本選手の健闘がある、という見本だろう。

それにしても日本のカーリング女子チーム、美人揃いである。特にショット直前の、前をキリッと見据えた彼女たちの表情は素敵で、思わず見とれてしまうほど。つーか、カーリングに限らず上村愛子さんとか岡崎朋美さんとか神野由佳さんとか、今回の日本選手団はきれいな人が実に多い。


夜、夕飯を食べながらテレビ朝日でキリンチャレンジカップ。日本 2-0 フィンランド。フィンランドは先週戦ったアメリカに比べると明らかに弱く、徐々に強度を上げて慣らしていくという意味では対戦順は逆が良かったかも。内容的には、前半はとてもショボく、「高い相手に単純なクロスばかりでどうすんねん」という感じ。後半早々に相手守備をよく読んだ小笠原の活躍で2点を奪って、何とか勝負あり。まあ、動きの連動性なんかは全体的にまだまだの印象。

しかし、テレビ朝日の中継は相変わらず酷かった……。相手国の選手名をほとんど呼ばず、フィンランドがどんなチームなのかの紹介もほとんどなし。とてもフィンランドが「仮想W杯対戦国」とは思えないのだが、やたらクロアチアクロアチアうるさかったのは、日本×クロアチアの放映権をテレ朝が持っているからか?テレ朝の中継スタッフが僕らのサッカー仲間でないことだけは改めてよくわかったよ


仲間といえば、夜中のブンデスリーガ中継で金子達仁さんが、フィンランド戦前に富樫洋一さんを悼む黙祷が行われなかった事を嘆いていたのが印象的。そうだよな、そうなんだよな。

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コメント

僕もカーリング注目して見てます。

>特にショット直前の、前をキリッと見据えた彼女たちの表情は素敵で、思わず見とれてしまうほど。

同感です。神経を研ぎ澄まして集中した表情はとても美しい。よく考えてみると、冬季オリンピックの種目ではゴーグルやらをしていて表情が見えない競技がほとんどであるし、フィギアスケートのような採点競技では激しい動きをするのに表情は笑顔をつくらないといけないわけで、カーリングのようなスローな競技は珍しい。

小野寺さんは試合後の緊張感から解放された笑顔も素敵でした。

今、日本が前回金メダルのイギリスに勝ったところです!
う~ん、昨日のスウェーデンに勝ててれば星勘定的にはだいぶ楽だったんですが……でも調子が右肩上がりなのが期待できますな。

>神経を研ぎ澄まして集中した表情はとても美しい。
僕たちがスポーツを観ることによって得られる感動の幾分かは、「普通の状況では見られない表情」を見られることにもあるような気がします。少なくとも日常生活において、あそこまでの凛々しい表情はちょっと見られないですから。

>小野寺さんは試合後の緊張感から解放された笑顔も素敵
全くです。彼女たちに限らず、試合が終われば笑顔が一番ですね(その代わり相手はガッカリしてしまうわけですが)。

>やたらクロアチアクロアチアうるさかった

そいや、そうでしたね。
ヨメと焼肉屋の行列をしてるときに見てたんだけど、
ヨメ 「これ、どこの局?」
オイラ「テロ朝でしょ。」
ヨメ 「ああ、テロ朝か。」
とすっかり10ちゃんへの印象はできあがってます。

で、対戦相手としてフィンランドを選んだのは、身長の高い選手が多いオーストラリアの仮想だと思っていたんだが、違うの?
クロアチアも高いんだっけ?

>身長の高い選手が多いオーストラリアの仮想だと思っていたんだが、違うの?
どちらかと言えば、そっちの方だったんだろうね。日本は自分のチームを形にするのに一生懸命で高さ対策まで手が回らなかったみたいだから、結果的には仮想も何も関係なかったんだけど。

クロアチアも小さくはないだろうけど、多分でかいのはオーストラリアの方。それなのに同じヨーロッパっつーだけで、(自局がドイツでの本番で中継する)クロアチア戦の話ばっかりしてたので、テロ朝(笑)には殺意を感じたと、そういうことですわ。

>それなのに同じヨーロッパっつーだけで、(自局がドイツでの本番で中継する)クロアチア戦の話ばっかりしてた

結局、勉強不足&本気で応援するつもりがないんだろうな。
あの系列のメディアにはいろいろと物申したいんだがね。集約すれば、何が「ジャーナリスト宣言」だ!の一言なんだけど。

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