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2005年12月18日

●もちつきで秩父宮を連想したよ


昼前から出かけて、都内某所の東すか編集長宅にて大もちつき大会。なんでも毎年恒例の行事らしいのだが、立派な臼と杵が用意されていただけでなく、焼き鳥(タンうますぎ!)は焼かれてるわおでんともつ煮の鍋はあるわ酒はじゃんじゃん並んでいるわで、全くもって素晴らしい「もちパーティー」であった。

ただし、10升以上(?)のもちを人力でつくのは容易ではなく、老若男女誰もが労働力を提供しなければならないのであった。杵を持つのはおそらく20年ぶりくらいだと思うが、ずっしり重くて扱いが難しかったな…。つくのは何となく昔やってた剣道の要領で行けるんだけど、餅米を臼に入れてから粘り気が出るまでこねるのが非常に難しい。「腕をなるべく使わずに体重をかけて、左手でひねる」。ベテランのアドバイスをもらっても、実行するのがなかなか、ね。某東京中華の人とか1分くらいでバテてたし(笑)。

あと、なぜか僕は編集長の指名を受けて、餅を返す役にも挑戦。……うーむ、これも難しいというか、けっこう集中力が必要である。基本的に杵は待ってくれないので、テンポ良く威勢良く(この「威勢」が苦手だったりする)、火傷したりもちがくっついたりしないように機を見て水も差しながら、「ほいさ!ほいさ!」と返していく。ラグビーで言えばスクラムハーフ(9番)の要領だな。さすがにもちをダイビングパスするわけには行かないが。


しかし、全体で30人くらいの人がいたと思うのだが、編集長の人脈を反映して、そのうち半分以上が東京サポーター。東すか編集部だけじゃなくてゴール裏の人たちとかもいて、とにかく賑やかで楽しかった。だんだん疲れが出て杵のつき手がいなくなってきた時間帯、飛び出したのは「俺たち応援するのは得意なんだけどな!」の一言。確かに(笑)。

夕方4時過ぎでもちつきは終了。お疲れ様でした。この時点で既にビールにワインに餅つきで、かなりグロッキーだったのはナイショだ。


夜はお疲れ様会ということで、トヨタカップ決勝を観ながら海鮮鍋なぞいただく。餅つきの後半は相当冷え込んできていたので、体が温まって非常に美味しかった。ビールもしこたま飲んで極楽極楽。途中からはもちろん居眠り(笑)。

トヨタカップ決勝の結果は、サンパウロ 1-0 リヴァプール。前半27分、絶妙のタイミングでCBの間に走り込んだMFミネイロに浮き球のパスが通り、巧みにGKの脇を抜いてサンパウロ先制。後半リバプールが必死の反撃に出て、最後はFWクラウチ投入でパワープレイまで見せるも、ついに1点が奪えず。サンパウロがお見事の初(?)優勝。いやー、なんか後半の時間の使い方が南米っぽいというか、リヴァプールはしたたかにいなされちゃいましたな。まあ、先制されたのが運の尽きということで。

で、飲み会も10時前にはお開き。お土産に1ダースほどのおもちももらってしまった。なんか、やたら充実したイベントだったな……お腹一杯。ご馳走様でした。

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