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2005年12月14日

●忘年会とは何を忘れる会だっけ

昼間、目黒近辺で仕事の打ち合わせ。「モノの性能を保ち、使い続けるために一部を新しくする」事と「モノの(ある種の)価値を保つために、古い部分をそのまま残す」事が対立するというやっかいな案件。いくら古くて価値のあるモノでも、モノは本来の用途できちんと使ってあげてこそのモノだと思うんだけどね…。どうもそれだけでは押し切れない価値観があるようだ。うーむ。

夕方、中目黒まで歩いてミヅマアートギャラリーで会田誠展「恋の前厄」。『ボク、169ページのマンガを描いたよ!』はあまりのキッチュさにかえって計算高さが透けて見えてしまう感じで好きじゃないな。殴り書きのようで実はすげえ巧い『恋の前厄』と、あと『愛ちゃん盆栽』がグー。『おにぎり仮面の小さすぎる旅』は座ってまったり観てしまいますた。

夜は新宿西口の「鳥一」にて、前の仕事場で一緒だった連中と忘年会。地下2階の席まで延々歩かされた時はちょっと不安になったが、座敷は綺麗だしコース料理はかなり美味しかったし、まあ良かった。鶏ばっかり出てくるのに全然飽きないのは大したものだ。2時間ピッチャーでビール飲みまくり。

その後は二次会に行ったのだけれど、昼間~夕方よく歩いた疲れが出てすぐに爆睡してしまった。終電を逃してタクシーで帰ったのだが、どうも記憶が曖昧である。忘年会とは年忘れのはずなのに、その日の記憶だけなくしてどうする(笑)。

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