●'05ツール・ド・フランス第3ステージ
JSPORTSでツール・ド・フランス第3ステージの生中継を観る。…おっもっしっれ~~!!ルール(というかレースの要領)が分かってきて、少しずつだが選手の名前・顔も覚えてきたところでこの最高にスリリングなレース!なるほど、ハマる人が多いのもよくわかるような気がする。
途中まではいたって平和なレース展開。緑の中に次々表れる古城の風景など楽しみつつ、気がつけばついウトウト(笑)。ところが終盤に入り、様相が一変した。デッケルを中心とする先行3人と集団との差がなかなか詰まらない。デッケルは見事山岳賞を獲得し、なお逃げる逃げる逃げる。差が1分を切ってから10kmくらいは逃げたのではあるまいか?ポルタルと引っ張り引っ張られ、最後は1人になりながらまだ粘る。すげー。残り3kmくらいでようやく捕まってしまうのだが、観ていて大いに燃えたぞ。拍手。
続いて新人賞のカンチェラーラがアタックをかけて、これは割とすぐにつかまってしまって(でも抜け目のない目立ち方はエライよな)、最後はお待ちかねのスプリント勝負。ゴール前の直線、無数の自転車が右に左にブレながらぐんぐん加速していく様はすげえ迫力。
で、勝ったのは第2ステージに続いてトム・ボーネン。またしてもマキュアンを抑えて見事連勝。昨日は早めに仕掛けるマキュアンの後ろにつけてスリップストリームを利用する「狙い撃ち」だったが、今度は自分が先に仕掛け、問答無用の馬力で前に出るや巧みにマキュアンの進路に蓋をして完勝。強い!してやられたマキュアンはやけっぱちという訳でもないのだろうが、隣の選手に頭突きかまして失格になってるし(笑)。
いや、本当に面白いレースだった。これを毎回見せられたら、ちょっとたまらんよな。