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2005年07月23日

●大地震と神戸戦

昼頃起きて、駅前に蕎麦を食いに出かけたり部屋の掃除をしたりしているうちに気がつけば15時半。慌てて出かける。

夕方、恵比寿の写真美術館で開館10周年記念展を眺めていたその時、いきなり建物全体がきしむような音が。続いてドン!と衝撃が来て床と壁がユサユサ。後で聞くと、都内は震度4から5強にも達したという。幸い、美術館の被害はエレベーターが緊急停止したことと、展示照明のセッティングが狂った程度で済んだようだ。しかしその後も2度に渡って余震が感じられ、とても落ち着いて鑑賞できる雰囲気ではない。出直すことにして美術館を後に。

恵比寿駅に到着してみると、改札前に黒山の人だかり。山手線は全線運転見合わせとのこと。タクシー乗り場も当然行列。仕方がないので、とりあえず高樹町の実家まで歩く。途中で携帯電話をかけようとしたが、通話は止められていた。で、実家でテレビをつけたらなんと山手線だけでなく地下鉄も総武線も止まってるじゃないの。東京の試合が開催できるのかどうか、本気で心配になる。

結局、キックオフが30分遅れたとのつれのメールを受け、国立競技場まで歩くことにした。暑い中の2~3km、しかも恵比寿から青山まで歩いた後だったのでけっこうキツかった。途中ケンタッキーフライドチキンなど買いながら、何とか国立到着。バテバテ。試合開始までに速攻でビール2杯飲んじゃったよ。


で、肝心の試合は、FC東京 1-1 ヴィッセル神戸。先制され追いつくもあと一歩、という展開で引き分け。守りを固める神戸相手に勝ち越し点が奪えず。セットプレーのイマイチ感と、憂太の技あり同点ゴール、梶山のミドルシュートが枠に飛ばなかったあたりもそうだが、ある意味この男の予言通りであった…。つーか、「強敵に快勝した後に低迷する相手と当たった時の東京」としてはお馴染みのパターンなのだが。

残念だったこと。怪我しているはずの石川が先発出場したこと。中断前の試合であり、石川本人の出たいという強い意志もあったのだろう。でも、そこで「まずちゃんと直せ」と無理させないことが大事なのではなかろうか。使う側の責任として。実際、全然動けてなかったんだし。試合中の選手交代を見ても感じたことだが、やはり端的に言って、戦力の運用に難あり、ということなんだろうな。せっかく先週いい勝ち方をしたのだから、せめてもうちょっと余裕を持ってもよかったのではないかと思う。

詳しくは、後日また観戦記にでもまとめたい。


帰り、地下鉄の大混雑が予想されたので赤坂にあるつれの実家まで歩く。数時間のうちに恵比寿から国立競技場経由で赤坂まで歩いたことになるんだな。そりゃ疲れるはずだよ(笑)。コーギー犬のアルバート君の寝姿をしばし眺め、メロンなぞいただいてから帰る。さすがに10時を過ぎていたので、割と普通に電車で帰れた。やれやれ、である。

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