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2005年07月22日

●'05ツール・ド・フランス第19ステージ

夜、JSPORTSでツール・ド・フランス第19ステージ。快調な逃げ集団、ペース停滞の後方大集団、というのは昨日までと同じ。違ったのは、逃げ集団の後方2分のところに10人ほどの追走集団がいたこと。

で、この10人がなかなか強力なメンツで、本気で追いかければ人数的にも有利だったのだが、10人の思惑がバラバラでどうにも身動きとれず。ペースアップしたいコンメッソにシャヴァネル、逃げ集団のペレイロを助けたいフォナックの選手、そしてとりあえずお目付役のアゼヴェド(ディスカバリー)。

残り20kmくらいから辛抱ならずにコンメッソが何度かアタックするんだけど、そのたびにまた9人が追いすがり、ペースダウンに持ち込んでしまう。「おめえらみたいな男らしくない連中とは一緒に走りたくねえよ!!」って感じでペダルを踏みまくるコンメッソ、しかしちょっと引き離すとまたシラーッっと後ろが寄ってきて…アゼヴェドなんてローテーションにも加わらずついて行くだけなので、解説の栗村さんも相当怒っていた。確かに王者ディスカパリーの選手としてはこすい感じがするな。

結局、漢コンメッソ怒りのアタックは功を奏さず。差は詰まらないまま、最後逃げ集団の中でロングスパートをかけた35歳のグエリーニが優勝。うーむ、やはり相当複雑(つーか意地悪)なスポーツではあるなこれは。

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