« '05ツール・ド・フランス第16ステージ | メイン | '05ツール・ド・フランス第17・18ステージ »

2005年07月20日

●がんばれ今ちゃん、負けるな今ちゃん

東アジアサッカー選手権大会2005 決勝大会(7/31~8/7)日本代表チームメンバーに、土肥洋一、茂庭照幸、今野泰幸、加地亮 4選手選出のお知らせ


意外だったのは今野だな。これまでジーコの選んだMFと言えば、やはり見た目のテクニックの高い選手、一つ一つのプレーをスマートにこなす「スター」が多く、明神のような「汗かき屋」や戸田(東京V)のような「汚れ役」はスルーされてきた。それが突然の今野選出。これはどういうことなんだろうか…。

【推測1 コインブラの考えが変わった】
つまり、ジーコもアジアカップやW杯予選の苦戦ぶりを経て、あるいはさらなる強豪との激突が予想されるW杯本番をにらんで、汗・根性系選手の必要性を認識した、と。周知の通り、「黄金の中盤」へ固執しないメンバー選考(まだ三都主へのこだわりは捨てていないが)や複数のフォーメーションを併用する用兵など、昨年あたりからはジーコも現実路線へと加地、じゃなかった、舵を切る傾向にはある。だから、ここで新しいタイプの選手を求めても別に不思議ではない。

【推測2 今野のもう一つの面に魅力を感じた】
「もう一つの面」とは、もちろん今野の攻撃に関するセンスの事。一般的には守備的MFと認識される今野だが、東京ファンならわかるとおり、時折見せる攻撃力にも非凡なものがある。相手の急所を突くオーバーラップ、そしてセットプレーでマークを外すうまさ(ここら辺は守備のセンスと通じるところがあるのだろうか?)。今季も既に公式戦4得点をマーク。こういう攻撃への貢献、例えば横浜戦で言えば先制のヘディングや憂太の駄目押しゴールを演出したスルーパスなんかにジーコは目を付けたのかもしれない。福西に近いタイプということで。

【推測3 他の人が選んでたりして】
過去、ジーコが監督になってから、選ばれたのにほとんど使われず、いつの間にか代表から外れていった選手が何人かいたような…。まあ「協会推薦枠」なんてのがあるのかどうかは知らないが…。今回は欧州組もいないしな…。ちと不安。


まあ、何はともあれ、がんばれ今野!!
(などとわざわざ言わなくとも、彼ならばどこに行っても黙って全力でボールを追い続けるだろうが。)

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://umanen.org/mt/mt-tb.cgi/293

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)