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2005年04月03日

●「刑事まつり祭!!」

夕方、新宿ロフトプラスワンで「祝・TV初オンエアー!刑事まつり祭!!」。もはや「自主映画」などという枠組をはるかに超えてしまった、ギャグ・ショート・ムービー・オムニバス「刑事まつり」シリーズのイベント。会場でライターの奈良崎コロスケさんと合流して見物した。


第1部は黒沢清・佐々木浩久・篠崎誠というビッグ3の対談。「刑事まつり」開始当時のエピソードを語るトーク(つーか雑談)だったが、やっぱり映像化されなかった企画の話が面白い。『でか刑事』とか『ミクロコップ』とか(笑)。あと、黒沢監督(シリーズ第1弾に『回路』のパロディ『霊刑事』で参加)が、あちこちの海外映画祭で「あなたの次回作『ゴースト・コップ』はなぜ観れないのか!」とかツッコまれたという話には大笑い。最初顔がこわばっていた(ご本人は『霊刑事』を記憶から消去したいらしい)黒沢監督が、話が弾むに連れて次第にノリノリになっていったのも楽しい。コロスケさんも言ってたけど、ホント、この第1部だけでも十分に来た甲斐があった。


第2部は佐々木・篠崎両監督に柳ユーレイ、吉行由実、中村愛美、そして飛び入りで柳下毅一郎。吉行さんの妄想暴走恋愛話がかなりオモロかった。ただ、やっぱり黒沢さんあたりが目当ての人が多かったのか、客席のノリがイマイチだったかもしれん。やや盛り上がりが苦しい時に呼ばれた柳下さんは大変でしたな。

休憩時間、隣の椅子に置いていた荷物が床に落ちていたのに気づかずにいたら、通りかかった女性がさっと拾って渡してくれた…中村愛美さんだった…うーむ、間近で見ても相当にきれいだな。さすがは女優。


第3部は、篠崎監督・柳下さんに寺島進、田中要次、中原翔子、あと飛び入りで中原昌也。ジャージ姿で「FIRE」の缶片手に現れ、喝采を浴びる寺島のアニキ(どう見ても歌舞伎町のチンピラだ(笑))。翔子さまは、ひっじょーにお美しくていらっしゃって、マジで感心した。さすがは悪の華マチルダ(笑)。

てな感じで、気がつけば4時間以上も経過していた。空けたビールはジョッキ何杯になるだろう?最後の方はちょっと朦朧としていたような。久しぶりのプラスワン、満喫である。

コロスケさんには数年ぶりにあったのだけれど、僕のサイトは見てくれているらしく、「最近中野に住んでるんだよね?」「どうよ、『TO*SCA』は」といった発言がビシビシ飛んできた。いやー、IT革命って素晴らしいですね(違うか)。コロさんもお元気そうで何よりっす。

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