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2005年04月23日

●ガンバ大阪×FC東京(テレビ観戦)

午後、JSPORTSでJ1第8節。ガンバ大阪 5-3 FC東京。東京ファン以外の観戦者にとっては実に楽しいゲームだっただろうし、僕らの目から見てもスリリングなゲーム。でも、ユルい撃ち合いはガンバの方にとって得意な形だった、ということか。


前半早々、石川からのサイドチェンジが大きく弾んだところ、左から走り込む戸田がDFと競りながら右足ダイレクトで叩く!このシュートが逆サイドのゴールネットに刺さって東京先制。判断と体の動きと結果が一致した見事な得点。その後はガンバのペースとなり、軽快なパスワークと外国人選手のキープ力を武器に攻めたてるも、東京は土肥の好セーブにDFの体を張る守備、さらにゴールポスト大先生の活躍(笑)も加わって、ハーフタイムまでしのぎきる。

後半立ち上がり、ゴール前で戸田のクリアが増嶋に当たってゴールに吸い込まれる。あっけない同点。しかし東京もFKの場面でなぜかゴール前中央の石川がどフリーになり、クロスを頭で叩きこんであっさりと再勝ち越し。前半はそれなりにあったタイトさはここら辺から霧散し、ゆるい中盤を持ち上がって互いにチャンスを作り合う展開に。

ここで威力を発揮したのが大黒の決定力。石川の得点の後わずか3分足らずの間に2得点。シュートの数も多いが、そのほとんどが枠に行くところが素晴らしすぎる。ストライカーらしいストライカー。こういう選手がチームにいてくれるとどれだけ味方は助かるだろう、というのが今の東京ファンの率直な感想(笑)。

その後、ややペースダウンしたガンバに対して東京も反撃し、石川のナイスな弾道のクロスに飛び込んだルーカスがきっちり決めて一旦は同点。しかし、またもその直後、大黒がスーパーな個人技を見せてガンバが突き放す。この大黒の得点は凄かった。ゴールに背を向けた状態でパスが縦に入ってきたところ、軽く背中方向にボールを浮かせてDFの虚を突き、半瞬遅れて体をターンさせてボレーシュート、見事ゴール左上に突き刺した。あれはもうどうにもできない。さらにガンバはアラウジーニョが追加点を奪い、万事休す。つーか、大黒にもう1点取られなくてよかった。


この結果により、事前に厳しいと言われていた磐田名古屋浦和G大阪の4連戦は、1勝3敗と本当に厳しい結果に終わってしまった。ま、すぐにGWがやってくることだし、落ち込んでいるヒマはないっすけどね。5月第1週までの4戦で五分以上の星をあげないと、早くも優勝争いから脱落してしまうかもしれない。茂庭の復帰はまだか?

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