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2005年04月01日

●「TEN VIEWS」

なんだか落ち着かんなあ、しかし。

夕方、仕事から逃避して(笑)写真美術館「TEN VIEWS スペイン現代写真家10人展」。意欲的な作品が並び、なかなかに面白かった。全体的には良く言えば斬新な、悪く言えば奇をてらった作品が多い中で、逆に際立っていたのがRamon Masatsの諸作品。題材は普通っちゃ普通だが、写真から感じられる奥行きと力強さが素晴らしい。「純粋芸術写真の路線」(解説パンフより)ですか。なるほどね。あと、Jose Ignacio Lobo Aitunaの作品には『ウィッカーマン』的な「一歩だけ歪んだ日常のグロテスクさ」が出ていて、これもいい感じ。

もう一つ、「小林伸一郎写真展 BUILDING THE CHANEL LUMIERE TOWER」という展覧会もやっていて、こちらは銀座シャネルビルの建設現場をひたすら写したものだが…「作品」というより「記録」だな、こりゃ。残念ながら写真そのもの魅力はあまり感じられず、題材自体も僕みたいな人間にとっては「シャネルだから何だというのだ」という感じである。

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コメント

murata様

はじめまして。
この企画展の記事を探していてこちらに辿り着き、TBさせていただきました。

・・・というか、アート関連の記事つながりでこちらに辿り着き、びっくりしました(笑)。
「TO*SCA」毎回楽しく拝見してるもので。。。
こちらのblogもこれからちょくちょくお邪魔しようと思います。

こちらこそはじめまして。
写真美術館はお気に入りの場所で、ちょくちょく行きます。
元々写真や映像が比較的好きというのもありますが、交通の便はいいし、1つの展覧会が(私にとって)適度な規模とお値段で観られるし、周辺の雰囲気もいいし、ビールも飲めるし(笑)で、とりあえず言うことなしです。

>「TO*SCA」毎回楽しく拝見してるもので。。。
>こちらのblogもこれからちょくちょくお邪魔しようと思います。
ぜひぜひ、よろしくお願いします。

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