●「攻めて取る。攻めて獲る。」
2005年FC東京のチームスローガンが「攻めて取る。攻めて獲る」に決定。「がむしゃらに攻めて、得点、勝利、タイトルを狙うサッカーを目指します。」という解説が付いている。まさしく読んで字のごとし。意味も、それを選んだ理由も、まことにわかりやすいスローガンである。
昨年は(も、というべきか)「攻撃サッカー」を標榜してど派手なスローガンをぶち上げて、その割には得点の少ない、煮え切らない試合の多い1年だった。おそらくはチームとしてもその事は相当気になっていたはず。今年は単に「攻める」だけにとどまらず、あえてもう一歩踏み込んで「点を取る」宣言をしたということなんだろう。ま、別に言葉にしたからって急にバカスカシュートが入りだすわけでもないのだろうが、気持ちはよくわかる。ダニーロのシュートがメチャうまであることを祈ろう(笑)。
後段の「獲る」の意味は、やはり東京もいよいよ欲を表に出してきた、ということなのだろうか。昨年実際にタイトルを手にしてみるまでは、FC東京というチームは(もちろん口では「優勝を目指して」と言うものの)本気で優勝を狙っているのかそれとも「まだ先」と考えているのかよくわからないところがあった。原さんに課された目標も、原さん自身が目指しているところもやや曖昧であったように思う。だけど、今年はついに「狙います」と公言したわけだ。原監督も、選手たちも、これまで以上に「形になる」「数字に残る」結果を求められ始めているのかもしれない。
……などというのは、深読みしすぎである可能性が大なのだが(笑)。まあ昨年ほどの派手さ、インパクトはないわな(紹介ページのフォントも控えめだよね)。その分真剣、ということか?
あと、一部でひっじょ~に話題になっている「石川直宏選手ライブマスク」について。…これほど意味不明だと、どうコメントしていいやらわっかりませ~ん!!つーか、当たったらどうしよう。