« 「攻めて取る。攻めて獲る。」 | メイン | 「光の彫刻」 »

2005年01月22日

●ペイトリオッツ×コルツ

BSの録画で、NFLプレーオフ。ニューイングランド・ペイトリオッツ 20-3 インディアナポリス・コルツ。横殴りの雪・凍りつくピッチという悪条件にも関わらず、緻密な攻守を貫いた地元ペイトリオッツが快勝。

ペイトリオッツはチーム全体のプレーの正確さと巧みな戦術に加え、攻撃の中心QBブレイディとRBディロンがずば抜けている。「判断力の塊」ブレイディの凄さはわかっていたが、今季加入のディロンがここまでの選手とは知らなかった。かつてのバリー・サンダースのような圧倒的な機動力でDFを置き去りにするタイプではないが、細かいステップで攻撃ラインのブロックを巧みに使い、狭いスペースを抜けていく。派手さはないけれども、際どいところで次々ゲインを重ねていく攻撃は見ていて楽しい。

一方のコルツはリーグTD記録を更新したマニングのパスが封じ込まれ、わずかにFG1本のみ。アウェイの不利も大きかったとは思うが、しかしスコア以上に差があったようにも見えた。

記録を塗り替えた豪腕QBを擁する攻撃的チームを、沈着なQBのチームが緻密な戦いで押さえ込む。1985年のスーパーボウル、49ers×ドルフィンズをちょっと思い出した。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://umanen.org/mt/mt-tb.cgi/55

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)