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2005年01月26日

●『ドラゴンへの道』

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DVDで、ブルース・リー監督『ドラゴンへの道』観る。中華レストランの用心棒としてローマへやってきた武道家リーとマフィアとの死闘。

前作『怒りの鉄拳』はメッセージ性や叙情性が強烈であったものの、感情移入を阻む狂犬のような主人公やふざけた日本人描写など欠陥も多い作品であった。しかし、今回は娯楽性と完成度が大幅にパワーアップ。リーの超絶クンフーのみならず、リー演じる主人公のキャラクター(無敵だが愛想はとてもいい(笑))も楽しみ愛せる作品となっている。

時代設定が現代(70年代頃?)なのもいい。アクションは単なるクンフー肉弾戦だけでなく(クライマックスはチャック・ノリスとガチンコやりますが)、ヌンチャクや投げ矢を駆使し、拳銃・ナイフを持つ相手をバッタバッタと倒していく。クンフーのリズムと西部劇のリズムと両方楽しめる、と言ったら言い過ぎか?やっぱりクンフー>拳銃っしょ!!

あえて残念だった部分を挙げると、ラストの慌ただしさと日本人武道家のヘンテコ描写(やはり出た!)かな。でも、そんなのはぜ~んぜん関係ないくらいにブルース・リーがカッコイイ!!

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