●現実の再現、現実の改変
昨日も書いたように、最近Jリーグウイニングイレブン8 ~Asia Championship~』をやり込んでいる。もちろん僕はFC東京を選択しているわけだが、『ウイイレ』シリーズをプレーしたことのある人はご存じのように、このゲームの大きな魅力の1つは各選手のパラメータ・容姿と各チームの戦術・メンバー等を自由にエディットできることだ。そして、このエディット機能の活用法には、2つのベクトルがある。
1つは、「ゲームをより現実に近づける」方向性。デフォルトで用意されていない選手(浅利とか)を作成したり、実際とズレていそうな選手のパラメータを訂正したり(規郎のキック力を上げたり戸田の足を遅くしたり(笑)とか)、フォーメーションを工夫したり。で、その結果、「ケリーのキープ→右から石川・加地の二枚刃攻撃、クロス→逆サイドから飛び込んだ戸田がヘッドでゴール!」なんて場面が生まれてテレビの前でガッツポーズしたりするわけだ。これはまさにオフシーズンの遊びらしい、現実の観戦の一部代替だと言えよう。
もう1つは、逆に、「ゲーム内のチームを現実から改変する」方向性。『ウイイレ』における村田版FC東京は、レギュラーが宮沢・今野のコンビで、点を取りに行かなければならない場面では1ボランチ・2トップのフォーメーションをとる。これらは2004年シーズンに期待していたのになかなか実現(ないし機能)しなかったやり方で、昨年の鬱憤をゲームの中で晴らそうとしているわけだ。
ゲームと現実のサッカーを混同するのはあってはならないことだが、しかしまあお遊びと割り切ってやれば、シーズン中には味わえなかった類の爽快感を体験することだって可能である。ちょっと期待(ないし願望)込みで吉朗や憂太の能力を上げちゃったりとかね。いや~、単純に楽しい。
……というところまで書いたところで、このエントリーにはオチがつかないことに気がついた(笑)。ま、次のシーズン開幕まで、あと1ヶ月半くらい?やりすぎて睡眠不足になるのが怖い今日この頃。