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2005年01月10日

●クレア・ランガン&「新花論」

写真美術館ではあともう2つ展覧会を回った。

地下の映像展示室では「クレア・ランガン フィルム・トリロジー」。入口から上映室までの通路が暗くて人気も少なくて、ちょっと(いやかなり)ビビった(笑)。が、作品自体はなかなかの面白さ。青を基調に水・氷を中心に映像を組み立てた『Forty Below』、黄色い砂丘に埋もれる世界を歩く『Too Dark for Night』、そして燃えさかる炎と焼け跡の静けさ(?)を描いた『Glass Hour』。台詞も明確な物語もない幻想の世界。「あ、デレク・ジャーマンみたい」というのが第一印象だが、しかし映像そのものはこちらの方がずっとスゴイかも。700円が高いか安いかは微妙かもしれないが、まあ体験してみる価値はあると思う。

続いて3階展示室では「日本の新進作家 vol.3 新花論」。これは正直なところ全然わからんかった。というか、各作品の前に色々能書きが書いてあるんだけど、それと作品とのつながりがあまりにも感じられなさすぎる。「花は咲いても実はならない」感じ(笑)。

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