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2005年01月08日

●「大(Oh!)水木しげる展」


夕方、江戸東京博物館で企画展「大(Oh!)水木しげる展 なまけものになりなさい」。あまり客が入っていないと聞いていたので余裕かまして閉館時間近くに行ったら、入場待ちの行列ができていて驚いた。なんだ大盛況じゃないか。主にアニメ(カラー)版『ゲゲゲの鬼太郎』を観ていたであろう、20代くらいの若者が多かった。

内容的には、作品にスポットを当てるというよりも、水木先生の「波瀾万丈人生絵巻」(その名もズバリ『人生絵巻』という作品も展示されていた)という趣。のんのんばあと過ごした少年時代、激戦地で片腕を失いながら九死に一生を得た戦争時代、極貧の貸本時代、そして講談社児童漫画賞受賞後今に至るまでの幸運&幸福な時代。展示されている自伝漫画や作品群の数々を見るとなんともスゴイ人生だと思わずにいられないが、しかしそこをくぐり抜けてきた先生自身が飄々とマイペースにされているのを見ると実にホッとするね。

会場の片隅には鬼太郎の家の実物大レプリカがあって、中に黄黒のちゃんちゃんこと目玉おやじの風呂用茶碗があった。

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