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2006年05月13日

●日本×スコットランド

夜、日テレでキリンカップ。日本 0-0 スコットランド。国内最後のいわば「壮行試合」でも、すっきりしない結果で終わるあたりがやっぱりジーコジャパンだよなあ……と、すっかり「これはこれで楽しんじゃえモード」に入っている自分がいる(笑)。これで、実際に現地に渡ってから調子が上がってくればいいんだけどね。

今日の日本、中盤の出来は(フルメンバーでない事を考えれば)まあまあだったと思う。小笠原はイマイチで遠藤はやっぱり「主役」タイプではないんだけど、パスはそれなりに回っていたし、小野は見事なボールさばきで敵の急所を突くパスを送っていた。守備の方も、中澤の負傷退場というアクシデントにも関わらずそれなりに安定はしていた。問題は、やっぱり最後の崩しの部分だったか。

前半の加地の鮮烈なロングシュート(あと10cm中だったら入ってた…)はあったものの、後半はサイドから単調なクロスを放り込んでははね返される場面がやたら目立った。でかいスコットランドDFがボックス内を固めに入っているのだから、あれはちょっと工夫が足りなかったのではなかろうか。まあ、小笠原がもっと好調、あるいは俊輔や中田がいれば全然違うんだろうけど。

最も深刻なのはFWかな。久保はすっかり輝きを失ってしまったように見える。ポストプレーの不正確さは置いておくとして、ボックス内でシュートに持ち込む動作にキレがないのではちょっと使う意味がないというか…。玉田はキレていたけど、やはり相手が引いてしまうと持ち味が出ないみたいだ。あと、彼はプレーの流れを先読みした動きについてはまだまだ。

そうなってくると、やっぱり欲しいのは柳沢、ということになるのだろうか。結局、なんだかんだいって、どういう形であれチームのために最も「機能する」選手なんだよね。状況に応じたクレバーなプレーをするFW、他に代わりはいないようである。あと、昨日出た選手の中では巻か。現段階の調子では絶対に久保よりいいし、おそらく高原よりもはるかに期待できるだろう。ホントにいいのか彼を連れて行かなくて、ジーコ!


[5/15 追記]
巻、選ばれた。やるなジーコ(笑)。

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