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2006年05月12日

●'06ジロ・デ・イタリア第4~第6ステージ

大方の予想通り(笑)、毎晩ジロを見続けている春の夜長である。別に暇している訳ではない(むしろ仕事はかなり忙しい部類)なのだが、夜の10時半とか11時に帰るとちょうど中継がいい所になっていて、結局そのまま見続けちゃうんだよね。もうこうなっては仕方がないのである。火曜日のキリンカップも録画かけるの忘れちまった…。


第4ステージ。平坦。コースばかりではなく、展開も実に「平坦」だった。なぜかハイテンションの解説・市川氏の声ばかりが響く。5人の逃げを集団が余裕でコントロールし、残り15kmで捉えてゴールスプリント。マキュワン!ペタッキがリタイアしてしまったので、残る唯一の「キング・スプリンター」としては貫禄勝ち、といったところか。僕の応援するベッティーニはまた2位だった。いい感じでマキュワンの背後に付けていたのだけれど、ゴール前で前が塞がって…あと一歩が続くなあ。

ちなみに、総合トップを守ったシューマッハー、前ステージの優勝会見で「(8歳上の)ウルリッヒ(Tモバイル)とどっちが年上?」なんて失礼な質問を受けていたようだが、この日の表彰台を見て深く納得したよ。髪が、ウルリッヒと同い年の、若ハ○なベッティーニより、さらに、寂しい…。なんか意味もなく「頑張ってほしい」と思ってしまったよ。…って、そんな事書いてる僕が実は一番失礼かもしれん(笑)。


第5ステージはチーム・タイムトライアル。下馬評の高かった2チームのうち、CSCは期待通りのスーパーラップを叩き出し、対照的にディスカバリーは40秒近く離された3位。「CSC強し」の印象。これでツール・ド・フランスでカンチェラーラも加わったらどうなっちゃうんだろう、と思ったのだが、今年のツールはチームTTがないのね。バッソにはお気の毒。ちなみに2位はTモバイルだったが、差はたったの1秒!しかも5人目のケスラーがゴール前で剥がれたゆえの1秒差だった。あ~あ。まさしく「後悔先に立たず」か。


第6ステージは220kmに渡ってダラダラ平坦が続くコース。展開も意外なものはなし。今度こそ間が持たないのではと心配だったのだけれど、谷口アナもそれを予期していたのか、今日は雑談が途切れず続いてむしろいい感じだった(笑)。結局残り10km過ぎまでスローペースが続いたのだが、大集団で道が一杯になり、溢れた選手がコースアウトしかけたりしてかえってヒヤヒヤ。最後はお約束のゴールスプリントでやはりマキュワンが完勝。ポイント賞は独走態勢か?ベッティーニは適度に登りが交じって来るあたりで追い上げたいが…。