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2005年08月28日

●NZ×南アフリカ ('05トライネーションズ)

JSPORTSの録画でトライネーションズ第5戦。ニュージーランド 31-27 南アフリカ。優勝争いの懸かった大一番らしく、白熱極まる接戦となった。結果は、ホームのオールブラックスがスプリングボクスの前へ出る守備に苦戦しながらも、終盤に逆転トライを決めて勝利。

NZの勝因としては、対南ア用戦術の成功が挙げられるだろう。南アの防御、特に密集のそれは、解説の梶原さんが感嘆していたようにとにかく「重い」。だからNZはその圧力に負けないようにいつもほど冒険的なパス回しをせず、近場の攻めとボールキープを重視している様子であった。ウィープーと(本来FBの)マクドナルドという突進力重視のハーフ団の編成も、おそらくその線に沿ってのもの。そして、ボールが遠くに行きすぎないところでFWが素晴らしいパックとスイープでがっちりボールキープ。ここのFWは本当に速い!!

一方、南アもよく頑張った。今までほとんど勝っていないNZ相手のアウェイで(得点経過としては)ほぼ互角に渡りあい、終盤にはリードも奪ってあと一歩だった。強いタックルとターンオーバーからの一発はこの日も冴え、カウンター×2とキックチャージ×1で計3トライ。優勝しても少しもおかしくない、いいチームだったと改めて思わされた。惜しむらくは、前半FBモンゴメリーがイージーなキックを外してしまい、それによって常にリードされる戦いを余儀なくされたことか。アウェイで終盤押し切るのは至難の業だからね。

これで最終戦(NZ対豪州)でNZが勝てばNZの、豪州が勝てば南アの優勝が決まる。おそらく怪我人続出のワラビーズにアウェイでオールブラックスを下す力はないだろうから、NZ優勝ということになるのではないかな。まあ、順当は順当だろうが、アンチオールブラックス(だって強すぎるんだもん(笑))としては豪州に頑張ってほしいところだ。せめてラーカムがいればなあ…。

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