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2005年07月14日

●'05ツール・ド・フランス第11・12ステージ

第11ステージ。NHK-BSで清水×東京戦を見終えた後でチャンネルを切り替えたら、いきなりフォナックのペレイロがカーブを曲がりきれずにコースから転落して姿を消す衝撃映像が!あまりに突然なんで、びっくりしたなあもう。まあ、特に怪我もなかったようで何よりです。つーか、平気な顔して復帰しとるし(笑)。

勝負の方は、先行集団から抜け出した(というか残りがこぼれ落ちていった)ヴィノクロフが、一旦は納豆走法のボテーロに追いつかれながらもゴール前スプリントを制して優勝。ちょっと小太りのおっさん体型に見えるんだけど、すげえなあ(笑)。ただ、ヴィノクロフは第10ステージで5分以上も遅れちゃってるんで、おそらくこの勝利は総合優勝争いの大勢に影響しないのだろう。

ちなみに、今日の「ガリビエ」という峠はきつい上り坂が30kmも続くのだそうな。この人たちの体は一体どうなっているのだろう、と思う。連日アタックをかけて上位に入っているラスムッセンなんかは特に。毎日毎日200km近く走って…「心拍数を適度に保てば乳酸はたまらない」なんて言うけど、疲れってのは筋肉疲労=乳酸だけじゃないだろう。筋肉痛とかないのか?まったく人間離れしてるよな。

あれ?フォイクト、タイムオーバーで失格なの?第9ステージでのモローとの「友情の逃げ」には感動させられたのだが…なんとも残念。


第12ステージ。いきなり「ボーネン不出走」との知らせ…。昨日の落車のダメージが大きかったとか。うーん、ザブリスキー、マンジャン、フォイクトときて、今度はボーネン。目立った活躍を見せた選手が容赦なくリタイアしていくあたり、厳しいのだなあ。山岳になって明らかにコースは険しくなっていて(風景が全然違う!)、他にも負傷者続出、メディカルカー(の若い金髪医者)は大忙しである。なんか、2週間観てきて感情移入しちゃってるので、もう誰も脱落してほしくない、みんな完走してほしい、と思ってしまう。

で、ショッキングなニュースを聞いて半ば脱力して観ていたのだが、レース自体は終盤に大盛り上がり。7月14日、つまりフランス革命の記念日にフランスの伏兵モンクティエが炎のアタック(コメンテーターの「背中から火が出てますよ」というコメントが良かった)!最後はもう完全に捨て身、思うように動かない足でペダルを踏んで踏んで踏んで…逃げ切った!!ゴール前の笑顔には胸が詰まったなあ。彼はこの日の歓喜を一生忘れないだろうね。

総合優勝争いには全く動きなし。ラスムッセンがもう1回くらいひっくり返すと面白くなるんだろうけども。

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コメント

>>第11ステージ。NHK-BSで清水×東京戦を見終えた後でチャンネルを切り替えたら
我が家は21時まで2画面(NHK-BS/JPORTS)体制で臨みました(笑)
同じアジア人としてヴィノクロフを応援してまして、11ステージの優勝はとてもうれしかったのですが、総合のタイム差はあまり縮められずに残念です。来シーズンはディスカバリーに移籍との噂が。

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