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2005年05月01日

●大分トリニータ×FC東京(TV観戦)

午後、MXテレビでJ1第9節。大分トリニータ 2-1 FC東京。まさに泥沼。つーか、ますます状況は悪化しているような気が。勝つって大変なことだったんだなあ(笑)。


最初の20分くらい、復帰した加地が効果的な攻め上がりを何度も見せたこともあって、東京が幾度か好機を作った。石川のバー直撃シュート、戸田のヘディング…だが、決まらない。大分の攻撃が2人の外国人に頼りっきりなこともあり、「先制点さえ取れれば」という雰囲気ではあったのだが。ここで決められないともうズルズル行っちゃうのが今のチーム状況。次第に攻撃は雑になっていき、スコアレスのままハーフタイム。終了間際には左SBに入っていた規郎が負傷退場(元々機能はしていなかったが)。

後半早々、今度はルーカスが競り合いの着地の際に足を痛める。即座にジャーンが×印を出したにも関わらずタッチライン外での治療中にトレーナーが○印を出し、しかし結局再出場はかなわず。チームは混乱状態に陥っていたのかもしれない。で、馬場が入ってダニーロが前に張る応急布陣で戦うことになったのだが、元々コンビネーションプレーに乏しく各自が空回り気味だったアタッカーはいよいよバラバラ状態。大分側も相変わらず中盤でボールを運べず苦し紛れに2トップへ放り込む攻めが目立ち、両チームともつまらないミスを連発してトホホな試合となった。

26分、ドドが左サイドからドリブルでペナルティボックスへ切りこんだ場面、追いすがるジャーンと正面に回ってカットしようとする迫井が交錯、迫井がマークを捨てて(?)フリーになっていたマグノ・アウベスがゴール左に蹴り込んで大分先制。迫井とジャーンはこういう位置関係でプレーしたことが少ないはずだから、まああり得る事故ではあった。大分側にしてみれば、頼みの2トップ(だけ)で点を取ってくれて万々歳、といったところだろう。

東京はやはり周りと噛み合わない(憂太とは1回いいワンツーがあったが)ダニーロを外して栗澤投入、反撃を図る。が、35分、大分のこれは文句なしに鮮やかなカウンター攻撃から最後フリーになったドドがきっちり決め、逆に2点目を奪われてしまった。その直後にGKのミスで栗澤のFKが直接ゴールインする幸運な1点を得て希望をつなぎ、終盤にはジャーンを前線に上げて強引に追いつきにかかるも、完全に引いて逃げ切りにかかる大分の守備を突き破れず試合終了。これでとうとう5連敗である。


ルーカスの負傷の程度はまだわからないが、スロー再生で見た時の足の様子などを考えると、鹿島戦・大宮戦あたりは厳しそうな気配である。開幕前から恐れていたことが、思っていた以上に早く起こってしまった。ルーカスが出られない場合は1トップ近藤祐介で行くのか?「吉朗がいれば」は、言っても仕方がないと思いつつも何度も頭をよぎってきた言葉だが、いよいよ深刻な状況でそれをつぶやかなければならないのだろうか。ルーコン、ケロッとして出てきてくれないかなあ。もしくは祐介が突然別のナニモノかに化けるとか(笑)。


鹿島戦は、田舎から遊びに来る親戚の子供たちを連れて観戦する予定。いいカッコ見せてくれよ、頼むぞ東京。

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コメント

こんにちは。ルーカスの負傷はあまりにも想定外だったので、まさに泣き面に蜂でございます。時節相手は目下1位の鹿島、2001年ホーム横浜戦のようなわけには行かないでしょうかねぇ・・・

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