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2005年04月16日

●FC東京×浦和レッズ

10時頃起床。やや二日酔い。

昼食は久しぶりに「東京麺通団」で。ひやかけの小に海老天とげそ天。13時頃店に入ったのだが、ちょうど昼のラッシュ後の茹で上がりに当たったらしく、麺のコシ・ツヤともに満点の出来。美味かった。もうこれからはひやかけの季節だな。

京王線に乗って飛田給へ。駅からスタジアムまでの道のり、警官隊が出場していていつもに比べればものものしい雰囲気。昨年の2nd第6節、浦和ファンの一部が駅前で騒いだという件を思い出す。こういうことで色々とやかましく厳しくなるのは誰にとっても良いことではない、という当たり前の事を、サッカーを愛する人間は肝に銘じるべきだ。

 
で、試合の方は、FC東京 0-2 浦和レッズ。完敗。

前半は、浦和が長谷部・鈴木啓(ちょっと展開力ついたよな)を中心にピッチを広く使って攻めたてようとするも突き崩しきれず、次第に攻めあぐみ、一方東京は両サイドとルーカスのドリブルを軸に逆襲を狙うもなかなか決定機をつかめない。ある意味この2チームの対戦らしい流れであった。茂庭不在の状況でエメルソンのドリブルにいつも以上にやられ気味ではありつつも、増嶋や金沢がギリギリのところでしのぐ場面が何度か。

後半は立ち上がりから東京が攻勢に転じようとするが、先制したのは浦和。3分、永井が金沢の背後に入れたスルーパス、長谷部が懸命の走りでゴールライン際追いつきクロスを入れる。東京DFはスルーパスがゴールラインを割ることを予期したのかアタッカーを完全に放してしまっており、走り込んだエメルソンが難なく決めて先制。ちょっとガッカリ度の高い失点。

当然、東京は次々にアタッカーを入れ替えつつ反撃を図るのだが、浦和の方はエメと田中達を前に残して守りを固め、なかなか決定機を作れない。むしろ浦和のカウンターが威力を発揮し、29分には田中達の突破を金沢が何とかCKに逃れ、そのCKを堀之内に頭で叩きこまれて0-2。その後も一対一で無理してはボールをとられる、というシーンが続く。ロスタイムには前田のクロスをゴール前フリーの梶山が合わせる場面もあったが、これも弾んだシュートがバーを越えてしまい逸機。そのまま試合終了。


2失点はある程度仕方がない。急造のDFラインということを考慮すればよくやっていたと思う。増嶋の奮闘ぶりには熱くさせられたし。でもなあ…浦和のDFラインもさほど堅かったとは思えず、また0点かよ、みたいな。攻撃時における、良く言えば即興的な、悪く言えば行き当たりばったりのサッカーは相変わらずだが、そもそもJ1レベルで全く通用していない(今の)近藤祐介に期待しなければならないようではアカンよな。たとえ宮沢が戻ってきたとしても、今のアタッカーのメンツでは安定した得点力はとても望めまい。同じやり方で行くのなら、やはりFWの補強が必要では。


別に運動したわけでもないのに疲れがどっと出て、帰りのバスでは爆睡。

夕食は新宿西口の「刀削麺荘」で。ピータン、鉄鍋餃子、イカと香菜の炒め物、ま~ら~刀削麺、生ビール2杯。料理はどれもシンプルながらなかなかのお味。刀削麺は同じ器でも普通の麺ものよりボリュームがあって、腹が膨れた。

一旦家に帰りかけたところけんと君から電話が入り、ぼんちゃんと3人で飲むことに。まずは新宿西口の「PRONTO」でジントニック等々すする。「一対一サッカー」は世界的に大クラブで主流になりつつあるのかもしれない(バルサとかチェルシーとか)けれど、しかし東京はそれをやれるほど個人能力で突き抜けているのか?という話とか。23時頃閉店になり、代々木の「デニーズ」に場所を移してさらに2時まで飲む。

噂のフリーペーパー『モーチュウ』はけんと君に見せてもらった。きれいな作りで、写真を多用するなどかなりお金をかけている様子。取材にも手間かけてるみたいだし、クオリティに感心するところあり。テイスト的には…好き嫌いが非常に分かれそうな感じですな。

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コメント

こんにちは。あまりいいたくはないですけど阿部ちゃんの放出がボディーブローのようにじわじわ効いてきたような気がします。祐介や規郎ももう一皮向けて欲しいんですけどね。増嶋は試合に出る機会が増えればもっと伸びると信じています。あの茂庭だって最初はダメダメでしたからね。

まあ、阿部ちゃんがいたからといってこういう「点の取れない試合」が全てどうにかなるわけでもないんですけどね…。やっぱり、おととしなんか、何試合かは彼の得点で拾ってましたからね。
規郎や祐介だと、「切り札」って感じじゃないんですよね。

増嶋は多分大丈夫ですよ。本人がまだまだ足りないことを自覚して頑張ってるみたいですから。

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