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2005年04月11日

●磐田戦追記


昨日の磐田戦で最も印象的だったのは、やはり前半の前半、明日をもしれぬ前からの攻撃的守備と、石川・戸田が走って走りまくる速攻。思えば3年前の磐田スタジアムでは、ああいう前に出る守備がことごとく裏をとられて1-6と大敗したのだった。あれに懲りてスタイルを変えたりすることもなく、ヒロミと共に毎年イケイケとやってきて、こういう形で同じ相手に勝つことが出来たのにはやはりそれなりの感慨がある。ジュビロに昔のような強さがなくなったのも確かだが、おそらくは強くなっているのだろう、僕たちも。

試合前には、磐田ファンの森末潤一さんが配布所まで来て挨拶してくれた(お土産の甘栗ごちそうさまです)。2001年の雨の国立、2002年の大敗、昨年のアウェイでの敗戦に国立での0-0の凡戦を経て、ようやく彼の前で東京の勝ちゲームを見せられたのもちょっと(いやかなり)嬉しいかも。つーか、磐田戦に限らず、森末さんが観に来て東京勝ったの初めてなんじゃないか。

あと、昨日は「コンビネーションで崩す場面がほとんどなかった」って書いたのだけれど、決勝点の場面もあったし「ほとんどなかった」ってのはちょっと言い過ぎかもしれんね。「少なかった」くらいが妥当か(笑)。数少ない崩しの1つは前半38分、外に追いつめられそうになった石川の内側を加地がオーバーラップしていって石川が弧を描くようなスルーパスを裏に出し、ゴールライン際からのクロスがニアのルーカスに合う、という決定的な場面。石川が茶野に苦しめられていた状況で、あの「逆二枚刃」プレーは実に鮮やかだった。加地は前より判断が良くなったかな。

ま、そんないいプレーもあっただけに、大事な連戦の初っぱなで加地が怪我してしまったのはなおさら残念。自分で歩いてピッチ出たから大丈夫かと思ったが…。藤田も怪我してるし、ちょっと苦しい状況かもしれん。

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コメント

そうか東京が勝つの見るのはじめてかもしれません。
一つのチームを見続けていると、過去のゲームの記憶を反芻しながら目の前で行われているゲームをより深く味わえるように思う。磐田ファンとしては敗戦の味が苦かったのは確かですが、murataさんがあげている過去の対戦を思い出しながらついにこのときがとの思いも持ちました。
今年後半に対戦する頃には磐田がもう少しましになっていることを期待しています。

どうも。今回はちと慌ただしかったですね。>潤さん
東京は何だかんだ言ってJリーグで「負け越しを知らない」チームなので、潤さんのようによく生でサッカー観戦する人がその勝ち試合を見たことないってのもスゴイかも。それもひとえに東京と磐田の一方的な相性ゆえでしょうか。

>murataさんがあげている過去の対戦
いや、ホント、栗澤のゴールの瞬間、今まで一緒に観させていただいた数々の敗戦が頭をよぎりましたよ。

今度はまたゆっくり飲みにでもいきましょう。

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