2006年12月31日

●よいお年を

さて。


本日は大晦日。あと数時間で2006年も終わりである。目が覚めたら午後2時だったのは一昨日のことだが、昨日今日はぎっくり腰になったカミさんを病院に連れて行ったり大掃除をしたりで、あっという間に過ぎてしまった。つくづく今年の12月は文字通りの「師走」、立ち止まって考える余裕など全くなかったのであった。そういや、FWFのイベントも結局行けなかったな。

今の家も3年目ということで、今回の大掃除は溜まっている汚れを一掃すべく気合を入れて取り組んだ。つーか、腰を曲げることもできないカミさんが、それでも頑張って働きながら全盛期のクライフのごとくスルドい指示を出しまくりとあっては、サボることなど許されまいよ(笑)。風呂掃除に2時間、高いところのぞうきんがけに2時間、部屋の隅や裏の埃取りに2時間、床掃除に2時間……いや、俺、頑張ったなあ。実に気持ちが良い。

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2006年12月30日

●ぼーねん会そのにとそのさん

一昨日の晩は一応仕事納めということで、仕事仲間と新宿で軽く打ち上げ。解放感からかなり盛り上がり、プレミアムモルツの大ジョッキをコキコキコキコキッと空けてしまった。それでも、悪酔いしないうちに引き上げ……たつもりだったのだが、翌朝目が覚めて時計を見たら午後2時過ぎ。12時前には寝たはずだから14時間睡眠か……。いくら何でも疲れを溜めすぎだよ、しがないサラリーマン君。



そして、昨日の夜は、百人町の「かぶら亭」にて東すかの打ち上げ兼忘年会。飲み会3連投だけに、食事会だったのは助かった……とか言いつつ、結局ジョッキ5杯ほど行ってしまったのだが(笑)。ここの焼肉は本当に美味しいからビールも進むのである。カルビ刺しとユッケから始まって、カルビにタンにリブロースにセンマイ刺しに骨付きカルビ。特にリブロースなんて、感涙ものの柔らかさ&旨さであった。冷麺でシメて大満足。

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2006年12月28日

●ぼーねん会そのいち

昨日は歌舞伎町の「お多福」勝鬨橋さんけんぴ君よっし~君らと忘年会。うす味で食べやすいおでんをつまみに、ジョッキの生ビールをコキコキコキコキコキっと飲んできた。ここのところ仕事でテンパって忘年会どころじゃなかった(今年はこれが最初!)ので、すっかりいい気分になってしまいますたわ。

まあ、東京ファンの集まりゆえに、話題はやはりFC東京絡みがほとんど。東京のユースは良いチームなのねとかヒロミの復帰はどうなのよいや実は悪くない形かもよとか清水は点がほしくないのかとか阿部の噂は本当だろうとか来年は原さん本気だねいやでも優勝争いまではキビシいだろとか組長ブログ更新してねとか、あと女子水球の話とか(笑)。楽しかった。

で、そろそろ電車もヤバそうな時間になってお会計、となったところで財布をのぞいたら、2千円しかなかった……。いやあ、ビールあんだけ飲んでおでん食って2千円はないだろ、って感じなんだが。最近こういうポカが多いような気がする。「金の切れ目が縁の切れ目」という至言もあるのだから気をつけないといけない。次の時多めに払うから、勘弁して(笑)。

つーか、年末年始は銀行でお金下ろせないからなおさら気をつけないと、と備忘的エントリー。

2006年12月26日

●12月24日(日)

前のエントリーでも書いたように、日曜日は猛烈な筋肉痛に襲われ、1日中出来の悪いアニメーションのようなギクシャクした動きになっていた。まあ普段から僕の動きは「マンガみたい」とか言われることもあるから、ある意味いつも通りかもしれんが……。

つーことで、自宅とカミさんの実家でゴロゴロしながらラグビーやらサッカーやらをさんざん流し見したので、その感想なぞ。


サントリー 59-12 ワールド (トップリーグ)

今年サントリーが強くなったのはFWのボールへの働きかけを相当に鍛えたせいだと思うのだが、CTBの充実もまた見逃せない。ニコラス・平の「DFの間を真っ直ぐに押し込む」ランはかなりの迫力。で、生まれたスペースを最強バックスリーが走りまくり、と。まだまだ雑なプレーも多いし、本当はSHにもう少しボールさばきの巧い選手がほしいのだろうが、途中経過でこれだけ強いのが凄い。これで有賀が本領発揮したら……。

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2006年12月24日

●餅つきは奥が深い……


土曜日、都内某所にて、東すか編集長主催の大餅つき大会。老若男女大勢の人が集まって、大量の餅米を炊いて、こねて、ついて、丸めて、また炊けた米をこねて、ついて……それを十何升分か繰り返す。東京で、学校の行事とかじゃなくてこれだけの規模の餅つきは珍しいんじゃなかろうか。つきたての餅が食い放題なだけでなく、焼き鳥におでん・もつ煮も用意してあって、気分は完全にフェスティバル(笑)。楽しかった。

しかし、もちつきは相変わらず奥が深い。「つく」というプレーひとつとっても、キャリアによって技量に格段の差があることがよくわかる。僕なんか昔剣道をやっていたこともあって「割とましにやれてるんじゃないか」なんて勝手に思いこんでいたのだけれど、後でビデオで見せてもらったら、まあひどいフォームだこと。全体的に力が入りすぎで、右腕も使いすぎなんだよな。

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2006年12月21日

●『硫黄島からの手紙』


先日、クリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』を観てきた。「硫黄島2部作」の第2作で、アメリカの「作られた英雄」をクローズアップした前作『父親たちの星条旗』に対し、今度は日本側からの視点で作られた作品。「硫黄島の戦い」という歴史に残るべき悲劇と、その中で死んでいった日本軍人たちの人間性や狂気を余すところなく描ききった傑作である。


正直、観る前は「アメリカ人の手による日本人像」にやや懐疑的な部分もあった。だが、実際観た後には「本当に外国人が作ったのか……」と唸りたくなるほどよくできた映画だった。確かに一部の台詞回しなどにおかしい部分がないではない。でも、それはおそらく「今の日本人の手による」ものよりははるかにマシなものであろうし、特撮や演出から小道具に至るまでに漲る迫真感は、違和感をはるかに凌駕していると思う。

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2006年12月20日

●ドログバは最高だ!!


一昨日はあまり詳しく触れなかったが、エヴァートン戦の86分に決まったドログバの決勝点は本当に凄かった。GKのパントをシェフチェンコがDFに競り勝って落とし、ドログバの前にボールが落ちたのはゴールから優に30m以上離れた地点。一体誰が、あそこからシュートを狙うなどと予期しただろうか。しかし、ドログバは反転しながら迷わず右足を一閃。観ているこちらは「入らないだろうけど、ドログバらしいよね」という感じ。

ところが。次の瞬間、ボールはゴールネットに突き刺さっていた。それも「ビシッ!!」という鋭い音とともに。超音速ドライヴシュートにGKも防ぎようがなく、まさにリアル『キャプテン翼』。満員のスタジアムにあんな音が響き渡るなんて、テレビを通しても初めて見たよ。おまけにゴールを決めた後、雄叫びを上げながらスタンドに走り寄る姿がまたすさまじく(上の写真)……ピッチに付いた跡が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたい(笑)。

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2006年12月18日

●「スーパーミラクルだよなあ」

忙しさにかまけてブログはすっかり放置状態だったのだが、たまたま目にした試合のすさまじさに興奮してしまい、思わず久々に更新してみたりして。


昨日の晩、スカパー!でプレミアリーグ第18節を観た。エヴァートン 2-3 チェルシー。今年は首位マンチェスターUを追走する形になっているチェルシー。落とせない試合が続く日々だが、今回は中位チーム相手にアウェイで大苦戦。最後は攻撃的采配とスーパープレーの連続でひっくり返したものの、これを喜んでいいのやら悪いのやら……へそ曲がり在日チェルシーファンとしては複雑な心境である。


前半のチェルシーはとにかくひどかった。FWに楔が入らず、パスはつながらず、中盤はスカスカ、守備も不安定……あの盤石ぶりはどこ行っちゃったの、という感じである。今年から主な布陣として採用している4-4-2は機能せず、バラックはいつも通り消え、同じく新加入のDFブラールーズは裏をとられまくった末にPKまで与えてしまう。「今年のプレミアもこれで終わりか」などと大げさな事まで考えてしまった。

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2006年12月11日

●'06シーズン終了……

1点のリードを後半ロスタイムに追いつかれ、延長で逆転弾をくらい万事休す。準々決勝進出ならず (FC東京公式)
 
 
ということで、今年の天皇杯は5回戦@モモスタ(と呼ぶのかどうかは知らないが)での敗戦で終了。この試合については、昨日も書いたとおり現地に行けず、おまけにテレビ中継もなかったので何とも言えない……のだが、ロスタイムにやられたのか……。大分では終盤うまく時間を使ってたがなあ。あっけないと言えばあっけないけど、昨年・今年とリーグ戦終盤の勢いを天皇杯につなげられないのはどうしてなんだろうね。


まあ、なにはともあれ、イロイロあったFC東京の今シーズンもこれでようやく終了である。

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2006年12月10日

●'06J1・J2入替戦

今週末は危機的な仕事状況を打開するために岡山行きを断念したのだが、大分遠征前にひいた風邪の直りが悪く、結局仕事場には顔を出せぬままボーッとした頭でフットボール中継を眺めていたら終わってしまった。なんということだ。


で、Jに天皇杯、プレミア×2、ブンデス、トップリーグと観たのだけれど、一番印象に残ったのはやはりJ1・J2入替戦だろう。アビスパ福岡 1-1(1st0-0) ヴィッセル神戸。1stレグ0-0で迎えた第2戦は、タイトな試合展開から少ないチャンスを逃さなかった神戸が先制、福岡が猛反撃する展開。結局福岡が同点に追いついたものの、今年から採用されたアウェイゴールルールが効いて神戸のJ1昇格が決定した。

やっぱり入替戦は面白い。当事者たるチームやサポーターは生き残りに必死でそれどころではないかもしれないが、第三者的観点からすれば、これほど緊迫感があり、これほどエモーショナルな試合を観られるのは貴重な機会である。昨年(柏×甲府)の派手な撃ち合いとはうって変わってシブい接戦となったが、これはこれでセメントマッチの醍醐味というもの。神戸先制までの膠着した時間帯も含めて楽しめたぞ。

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2006年12月07日

●大分遠征2日目

大分旅行2日目。前日と同様、君の瞳に恋してる眼科医と奥様、カミさん、そして僕の4人旅。



朝は8時半に起床。朝食をマクドナルドで済ませてホテルをチェックアウトし、車でパークプレイス大分へ。ここは、ジャスコや様々な飲食店、映画館、子供の遊び場、そして「わんにゃん広場」等々が一体になったところ。地方にはこの手の複合施設はけっこうあちこちにあるものだが、パークプレイスはとりわけ規模がデカい。そして村田的には、中に観覧車があるのが高ポイント。さっそく乗ってみたよん。


パークプレイス自体が市内から上った所にある上に観覧車もかなり大きく、見晴らしは実に良かった。高いところはいいなあ……って、とりたてて見るべきモノは隣の九石ドームくらいしかなかったような気もするが。無理矢理つき合わされた他の3人は迷惑だったかもしれないけど、まあ、僕と旅行する時には一度は高い所に上らないといけないのである。仕方がない(笑)。

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2006年12月06日

●大分遠征1日目

先週の週末、大分遠征。某老舗東京応援サイトの管理人ご夫妻とウチのかみさんと、4人連れだっての旅であった。

まず、土曜日朝イチのANAで羽田を出発。この時に乗ったのがエアバスA320という小さめの旅客機で、これがなかなかにスリリングだった。行きは向かい風だから晴天でも多少揺れるのは仕方がないとして、着陸寸前の海上でもユラユラ煽られまくり。周りの席からは「怖い!」という声も。とはいえ、当たり前だが無事大分空港に到着。

空港でレンタカーを借りて大分市へ向かう。大分市内への距離の長さは、やや驚きだった。空港より別府の方が全然近いくらいじゃないか。運転者の趣味もあって海沿いの一般道を使ったら途中で工事渋滞していて、結局1時間半近くかかった。なるほど、この道をショートカットするためにあのホバークラフトがあるのねん。納得。



昼食は、ガイドブックに載っていた市内の「大納言」というお店にて。4人のうち2人(僕含む)はとり天定食、2人はだんご汁定食である。とり天は小さめの鶏肉がカラッと揚げてあって美味。みそ汁にカボスの皮が浮かんでいたのは風味が良かった。だんご汁定食はだんご汁とご飯で構成されていて、だんご汁そのものは美味しかったが、ご飯のおかずにはちょっと……。

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2006年12月05日

●おかえりなさいませ……ってか?

原 博実氏 来季監督就任のお知らせ (FC東京公式)
 
 
 
うーむ、なるほど、やはりそう来るのか。


まあ、おそらくは、大熊・原時代の「漸進主義」からやや違う方向へ踏み出そうとしたところコケてしまった(見切りは早かったが)ので、とりあえず元の路線に回帰してたて直し、ということなのだろう。しかし、それにしても、わずか1年で「元の鞘」である。なんつーか、安直というか、こらえ性のないというか……。

一方、原さんにしてみれば、「忘れ物を取りに来た」ということだろうか。忘れ物とは、もちろんリーグ優勝のこと。加地・石川・茂庭ら自分の下で育った選手たちで03年あと一歩まで行って、04年ナビスコ杯を獲って、「次はリーグだ」と意気込んだ05年は残留争いも含めた低迷。そして退任。やっぱり無念だったんだろうね。

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2006年12月04日

●さようなら、ジャーン (大分トリニータ×FC東京)


土曜日の午後、九州石油ドームでJ1第34節。大分トリニータ 0-1 FC東京。早いもので今シーズンのリーグ戦ももう最後である。チームの順位もほぼ固まり、選手の契約継続・非継続も決定してモチベーションを保つのが難しい時期の試合。東京が虎の子の1点を守りきり、開幕戦に続く大分戦勝利を飾った。全体としては凡戦ながら、ところどころにチームの成長が見える内容でもあったかもしれない。


正直なところ、今回は他会場の途中経過が気になって、あまり試合には集中できなかった。J1の優勝争いと残留争い、そしてJ2の昇格争い。iモードの試合速報をリロードしまくりである。場内の観客(特に東京ファン)も、僕らほどではなくても気にはしていたらしく、電光掲示板に目をやる人の割合はいつもより多かったし、「ガンバ先制」の情報が流れた時には決して小さくない歓声が上がっていた。

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2006年12月01日

●えんや~とっとと最終戦 (追記あり)

えー、ここに来てFC東京も、文丈が引退するとかジャーンの残留がどうもアヤしいとか原さんが戻ってきそうだとか来年の10番は誰になるんだとか、まあ色々と騒がしくなってるみたいだけど、土曜日はいよいよリーグの最終戦。今シーズンはアウェイの大分で締めくくりである。

東京は99年以来開幕戦がホームで最終戦がアウェイ、というパターンが多いのだが、調べてみたら00年(ツゥットの黒い下着が鮮烈な(笑)セレッソ戦@長居第二)を除いては毎年現地で観ているのね、俺。アウェイにはこだわる方ではないので、これは自分でもちょっと意外。

で、結局、今年もはるばる大分まで足を運ぶことにした。天皇杯の岡山や熊本にはどうも行けそうもなく、これが今年最後の観戦機会かもしれない。そしたら、ね、やっぱり観ておかないと……これで「お別れ」になる選手も沢山いるだろうから。文丈もそうだし、本当に噂通りジャーンもチームを離れるとすれば、その勇姿はぜひ目に焼き付けておきたい。

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