●地下鉄サリン事件から20年
地下鉄サリン事件20年 霞が関駅で慰霊式 (NHK)
地下鉄サリン事件から今日でちょうど20年目だったんだそうな。マスメディア等での扱いが思ったよりは小さいような気がするんだけど、意識的なものなんだろうか、それとも風化が進んでいるということなんだろうか。いや、20年たって未だにこれだけの取り上げられ方なんだから、やっぱり大きな出来事だったと言うべきなのだろう。
サリン事件自体の死傷者の多さや被害の大きさもさることながら、その後の警察による強制捜査や麻原彰晃の逮捕、上祐史浩をはじめ次々現れる怪しげな関係者、容疑者たちの逃亡、村井国夫の刺殺、そして教団の解体まで、連日連夜メディアに取り上げられ論壇でも議論が巻き起こり、いわゆるオウム真理教事件が当時の日本社会にものすごく大きなインパクトを与えたのは確かだろう。
当時の僕は大学2年生で、ちょうど一番暇を持て余していた時期でもあり、オウムに関しては色々な本を読んだり調べたりした記憶がある。知り合いに元信者の人もいたし、高校の後輩たちが地下鉄サリンの被害に遭ったりもしたんだよね。何より、当時住んでた家の二軒隣がオウムの東京総本部(1階は超怪しげな激安パソコンショップ「マハーポーシャ」)だったのである。