2008年03月23日

●そうは言っても赤嶺のゴールを見られなかったのは残念至極

ナビスコカップグループB第2節 ジュビロ磐田 0-2 FC東京 (FC東京公式)
 
 
「城福東京最初の試練」こと静岡アウェイ連戦の2戦目は、赤嶺真吾の2ゴールで快勝。

結局今日も現地には行けなかったんだけど、こういう時は嬉しいけど悔しいというか、残念だけど喜ばしいというか……でも、良かったよね。これでグループ突破を狙える状態のままリーグ戦に戻れるし、個人的にも残り4試合は生で観られる(はずだ)から。天気もなんとかもった様子で、応援に行った方々はすごく楽しかったのではなかろうか。正直、羨ましい。帰りに食べる浜松の鰻は美味しかったろうなあ。

試合の経過は出先でケータイを使ってチェック。いや、あれはあれでかえって緊迫感が増すというか。ボタンを押して更新するといきなりスコアが動いてたりして、形勢とかは断片的にしか伝わってこないから「次どうなるんだろう?」とすごくドキドキする。2点目が決まった時には思わずガッツポーズ(不審者か俺は)!応援チームの成り行きを楽しむ、という趣旨からすると、これはこれでたまには悪くない……というのはもちろん「負け惜しみ」だ(笑)。

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2006年06月03日

●『草競馬流浪記』

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『草競馬流浪記』(新潮社)読了。競馬や将棋、野球などをこよなく愛した故・山口瞳さんが、昭和50年代後半に全国の公営地方競馬全27場(当時)を巡った旅の様子を綴っている本。4月の末にさる友人から借りていたのだが、結局読み通すのに1ヶ月以上かかってしまった。5月は忙しかったからなあ。仕事とか飲み会とか、あとジロとかジロとかジロとか…(笑)。

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2006年05月28日

●第73回東京優駿

第73回日本ダービー(G1)はフジテレビで観戦。メイショウサムソン2冠達成。なんか、「メイショウ」みたいな冠が付いたいかにも日本っぽい馬(「サムソン」はそうでもないが(笑))が大きなレースを勝ったりするとちょっと嬉しかったりするね。おまけに騎手は石橋守だし。1年前に「来年のダービーはメイショウの馬が勝って、石橋と善臣でワンツーだ!」とか予言したとしても、きっと信じる人は皆無だっただろう。

まあ、そんな冗談はともかく、メイショウサムソンは強かった。2番枠から絶好のスタートで出て、スローペースで行きたがるそぶりを一瞬見せつつも好位の内で我慢し、4角で中へ持ち出し追い出す。逃げるアドマイヤメインはしぶとかったが、馬力たっぷりの走りできっちり捉えた。正面からのカメラで見るとよれている馬も多いのに、サムソンだけは少しもぶれずセパレートコースのような走り。まったくもって堂々たる2冠馬である。

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2006年05月20日

●エール発、場外馬券及び美術館経由、「はなの舞」行き


朝起きたら、素晴らしい青空。気温も高く、やや暑いとも感じるくらいだが、乾いた風が心地よい。「雨の予報はどうなったのよ?」と訝しがりながら(ここで天気予報を確認しないのが我ながら迂闊だ)部屋を一通り掃除し、布団を軽く干してから出かけた。



まずは恵比寿に出て、「イニッシュモア」でランチビール。バスペールエールとチキンカレー。バスはそれなりに重みがあるものの、クセがなくとても飲みやすい。当たり前だけど、昔飲んでた缶より全然美味い。チキンカレーは結構スパイスが効いていてビールのお供にいい感じ。今日はナスが入っていたのだが、前に食べたときは確かセロリだった。「これ、具は日替わりなんですか?」「チキンがメインなのは変わらないですけど、野菜は日によって違います」「何でもイケますかね?今までに入れて失敗したものとかは?」「一度、レンコンを入れた時はちょっと…」「……(笑)」。

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2006年05月13日

●府中よいとこ、また行こうっと

今日は昼前から府中の東京競馬場へ行ってきた。実は、さる友人から借りている旅競馬の本に触発され、GW中から競馬に行きたい気持ちがムクムク湧いていたのである。昔は府中にも中山にもしょっちゅう出かけていたのだが、最近はすっかりご無沙汰。5年ぶりくらいかもしれない。ほとんど気分は浦島太郎である。

前の晩、新宿駅のキヨスクで競馬新聞(僕の愛用は「馬」だ)を買って、今年から「ヴィクトリアマイル」なる牝馬限定の新しいG1レースができたのを初めて知った(笑)。重賞を増やすのはいいけど、いきなりG1か……また水増しかいな?



競馬場に到着してみると、見慣れたはずのスタンドに違和感が。そういや、大改修してからは1回も来ていないのだった。まだ工事中の部分があるようだが、なんか、全体的に昔のスタンドよりさらにでかくなったような。中は売場もパドックも売店もトイレもひっじょ~にきれい。販売機の数もスタンドの座席の数も増えた様子。おまけに雨のせいもあってか席は空いていて、座って観戦することができた。極めて快適である。

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2005年12月25日

●「無敗の○冠馬」は「最強馬」に非ず

有馬記念(G1)は西ヶ丘からの帰り道、十条の電気屋の店先にできた人混みに紛れてテレビ観戦。ダントツの1番人気ディープインパクトは伸びきれず、好位から抜け出したハーツクライが優勝。「ほら見ろ!言わんこっちゃない…」と思いつつも、しかしディープの敗戦を目にするのはやはり悲しかった。

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2005年10月31日

●大変にガッカリであります。

ディープインパクト次走は有馬記念!(日刊スポーツ)


そっちには行ってほしくなかったのだが…。わからんなあ。

レース間隔に気を遣ったのか?コース適性の問題か(どう考えても東京の方が合うだろう!)?それとも「スター不在」の有馬記念を恐れたのだろうか(誰が?)?

日本競馬のチャンピオン決定戦はジャパンカップだよ。残念としか言いようがない。

2005年10月23日

●第66回菊花賞

フジテレビの録画で、競馬の第66回菊花賞(G1)を見る。超ダントツ人気ディープインパクトの末脚が炸裂し、逃げるアドマイヤジャパンを残り100mでとらえて優勝。これで日本競馬史上6頭目の三冠馬誕生である。スタート後かかり気味になるなど苦しい展開ではあったが、それでも最後にモノの違うところを見せてくれたのはさすが。変なアクシデントもなく、それこそ「無事に済んで」競馬関係者は皆ホッとしているのではあるまいか。武豊もレース後ちょっとヘンな様子だったね(笑)。

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2005年05月31日

●敗者がいるから勝者がいる、ということ

先週の日曜のオークスについては既に書いたとおりだが、「もう一度やれと言われてもできない」武豊の好騎乗によって輝いたのは、彼によって2位に導かれたエアメサイアだけではない。勝ったシーザリオもまた、最高の形で逃げ切りを図るエアをとらえきったことにより、その豪脚がより際立ったのは確かだろう。賞賛すべき敗者によって勝者が一層の輝きを見せる。同じパターンは今週の日本ダービーでも見られた。

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2005年05月29日

●第72回東京優駿

フジテレビの録画で第72回日本ダービー(G1)。大本命ディープインパクトがモノの違いを見せつけ、5馬身差のど圧勝。いつもなら人気馬に乗っても緊張したそぶりを見せず、レース後はすっきり晴れやかな表情を見せる武豊が、今日に限ってはインタビューで笑顔もなく厳かな表情をしていたのが印象的。

ディープインパクトの強さは確かにその名の通り「衝撃的」だが、走り自体にはこれといった見た目上の特長は感じられない。ナリタブライアンのような加速力にものを言わせる感じでもないし、スペシャルウィークのような反応とキレで勝負するタイプでもないし、ルドルフのような無駄のない強さとも違う。あえて過去の名馬の中で似たタイプを探すなら、マルゼンスキーだろうか。いわゆる「積んでるエンジンが違う」というやつ。ごくフツーにレースしたら、はい5馬身離れてました、みたいな。

何にせよこの馬、もう「三冠」など目指さずにとっとと凱旋門賞行った方がいいんじゃないか。さもなきゃ天皇賞→ジャパンカップ→有馬記念の古馬王道路線に挑むとか。それくらいのレースっぷりだぞ(スタート以外は)。

2005年05月22日

●第66回優駿牝馬

フジテレビの競馬中継で第66回オークス(G1)を観戦。断然人気のシーザリオが道中後方に追いやられながら、直線大外から際どく差しきって優勝。皐月賞のディープインパクトほど見た目のインパクト(別にダジャレではない)はないにせよ、最後坂上でぐいっと伸びてきた底力はなかなかのもの。福永はこれで今年早くもG1四勝目。運も実力も充実している印象で、JRA記録は確か年間五勝のはずだから、まさに絶好のチャンスである。

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2004年12月26日

●有馬記念(G1)

有馬記念(G1)。超久しぶりに(確か1年以上間が空いたはず)馬券を買う。

ゼンノロブロイからコスモバルク・ダイタクバートラム・デルタブルースに流すも、あっさり撃沈。ゼンノロブロイは「さすがペリエ」としか言いようがない完勝だったが…。タップダンスシチーか…「前走惨敗の逃げ馬は連下に拾え」ってのは確かに鉄則だけど…去年の惨敗も頭をよぎっちゃったんだよな…。コスモバルクは騎手を戻した時点でもう買っちゃいけない馬だったかな。でも、応援したかったよなあ、五十嵐。

こういう反省しきりの気分も久しぶりで、新鮮だ(笑)。