●'06-'07マイクロソフト杯準決勝
昨日の午後は、秩父宮ラグビー場でマイクロソフトカップ準決勝を観戦。東芝ブレイブルーパス 38-33 トヨタ自動車ヴェルブリッツ。事前に当事者もファンも頭に思い浮かべていたであろう「王者・東芝にタレント軍団トヨタが挑む」という構図そのままの内容となった。結果は、優位に試合を進める東芝をトヨタが何とか追走し、トライの奪い合いの末にわずかの差で東芝が逃げ切り。最後まで一方的にならずなかなか楽しめる試合だったと思う。
序盤は完全な東芝ペース。先制点こそトヨタがPGであげたものの、すぐさまFB立川が右タッチ際を巧みなドリブルで抜け、あれよという間の独走トライ(さすがは日本有数のビッグプレーメーカー!)。そして9分、東芝が今度は左→右とピッチを横断するパス攻撃を見せ、WTB吉田がきれいに抜けてトライ。仕留めの正確さとDFライン構築の速さでは明らかに東芝が上回っており、「これは大差がつくかも」と思える展開だった。