●覚醒はなるか (京都×東京テレビ観戦 感想編)
京都サンガ F.C. 1−4 FC東京 (J2第14節)
つーことで、昨日のツイートまとめに引き続き、試合の感想なぞ。
結果といい内容といい、テレビで観て思わず爆笑した試合だった。J2降格を味わった昨年最終節と同じ対戦相手・会場で、あの苦い記憶を払拭するかのような快勝。内容も前々節までに比べると格段に良化しており、しかもこれまで不遇を託っていた若手が活躍しまくっての4得点。ユルいツッコミどころもかなりあったけれども、少なくとも見た目上は破顔一笑の一戦であった。雨の中わざわざ現地まで足を運んだファン・サポーターは本当に良かったね、という。
まあ、「いや、京都の方がひどすぎたのだ」という意見はあるだろう。この日のサンガは本当に出来が悪かった。攻撃はパスを回せど前になかなか進むことができず、守備に回ると寄せの甘さばかりが目立って東京アタッカーにやりたい放題やられてしまった。おそらく、昨年までの京都がやっていた大駒外国人を生かすサッカーと大木さんの指向とのギャップはかなり大きく、選手たちの戸惑いも大きいのだろう。その混乱と不調ぶりに助けられたのは否めない。