2010年11月28日

●面白くなってきやがった (FC東京×モンテディオ山形)


昨日の夕方は、味の素スタジアムでJ1第33節。FC東京 1−1 モンテディオ山形。いよいよ残り2試合。前節は首位・名古屋を倒して1部残留へ実質「あと1勝」までたどりついた我らが東京だが、今回は昼間の試合で神戸が清水に劇勝し、プレッシャーのかかる状況での戦いとなった。試合は、前半からボールを支配するものの山形のまったりペースにはまって攻めあぐみ、後半平山のゴールで一旦はリードを奪ったものの、田代の一発にやられてあえなく引き分け。
 
 
キックオフ。平山が復帰した東京は2トップに戻し、徳永がCBに入って森重は控えスタート。一方、前節既にJ1残留を決めている山形はメンバーを落とした様子で、田代・宮沢・石川竜がベンチに並ぶ。2分、北斗がトイメンのSBを振り切ってドリブル突破、クロスは惜しくも平山に合わず。6分、石川が右サイドを強引に突き破り、クロスにファーで大黒が合わせるも枠外。やはり個人能力では東京が上回っている印象であり、全体的に押し込む形で試合が進んでいく。

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2010年11月24日

●悪者見参(笑) (名古屋グランパス×FC東京)


昨日の午後は、豊田スタジアムでJ1第32節。名古屋グランパス 0−1 FC東京。今シーズンのJリーグも残りあと3節。未だ残留争いから抜け出せない我らが東京、今回は優勝を決めたばかりのグランパスと敵地で戦うというビッグゲームであった。試合は、名古屋にボールを支配される展開ながら東京の堅守速攻サッカーが冴え、大黒のファインゴールで先制。前半終わり頃からは攻められ続ける展開となるも、気迫の守備で得点を許さず逃げ切りに成功した。
 
 
平山が出場停止の東京はトップ下に梶山が入る4−2−3−1を採用。対する名古屋は怪我で金崎やダニルソンを欠くものの、凱旋試合ということで(?)闘莉王が先発復帰するなど重厚な布陣であった。パスを回して攻めたてようとする名古屋に対し、東京は自陣に構え、大黒へのロングボールなどで手数をかけず速攻を狙う。1分、玉田のミドルシュートを権田がキャッチ。直後、オフサイド崩れで抜け出した森重のシュートはバーの上。序盤から攻め合いとなった。

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2010年11月21日

●泣くな森重。戦いはまだ続くよ。 (FC東京×川崎フロンターレ)


昨日の午後は、味の素スタジアムで第18回多摩川クラシコ。FC東京 1−2川崎フロンターレ。日曜日のリーグ戦でFマリノスを、水曜日の天皇杯でジェフを撃破して調子を上げてきた我らが東京。1週間で3試合目となる今節は、宿敵フロンターレとの対戦となった。前回の雪辱を果たしたい東京であったが、ほぼ互角の攻防の中で後半早々に先制され、一旦はセットプレーで追いついたものの、終盤にミス絡みでジュニーニョの一発をくらってショッキングな敗戦。
 
 
キックオフ。東京はバランスに注意しつつ、ボールの奪い所を見定めて鋭く切り返そうとする大熊サッカー。1分、平山が鋭いターンから左タッチ際を突進、逆サイドでパスを受けた石川が切れ込んでシュートするがGK相澤がキャッチした。一方の川崎も後ろ厚めの選手配置で、スイッチが入るや外国人FWを軸に一気に持ち上がるお馴染みの攻撃。9分、小宮山のドリブルから中への折り返しをジュニーニョがトゥキックでミドルシュート、権田が横っ跳びで弾き出す。

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2010年11月18日

●「明日の東京」楽しかった! ('10-'11天皇杯4回戦)


昨日の夜は、味の素スタジアムで天皇杯4回戦。FC東京 2−0 ジェフユナイテッド千葉。厳しい残留争いの合間、チームとしては微妙な位置づけのミッドウィークカップ戦を戦う我らが東京。相手は昇格争いに苦戦し、やはり「それどころではない」感の漂うJ2千葉であった。試合は、控えメンバー中心で望んだこともあり、前半は両チームとも見せ場の少ない展開に。しかし後半は若い力が爆発し、大竹の2得点などで圧倒した東京が準々決勝進出を決めた。
 
 
冷たい霧雨の中でキックオフ。東京はMFが松下・田邉・大竹にソ・ヨンドク、FWが重松・前田、そしてSBに平出が入るというカップ戦仕様。テクニシャン揃いの顔ぶれということで、最近の東京にしては珍しくポゼッション指向の強いサッカーになった。9分、相手陣でパスカットした前田が右サイドをえぐって折り返し、攻撃参加した椋原のシュートがポストわずか左を抜ける。対する千葉はFWネットの下に太田・倉田・深井が並び、手数をかけずに速攻を狙っていく。

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2010年11月15日

●平山砲2発でカモメ撃墜 (横浜F・マリノス×FC東京)


日曜日の午後は、日産スタジアムでJ1第30節。横浜F・マリノス 1−2 FC東京。前節の引き分けで残留争いのライバル神戸に勝点で並ばれてしまった東京。負けられない戦いが続く中、今回はACLを狙う好調マリノスとの対戦であった。試合は、開始早々平山のゴールで東京が先制するもその後は横浜の攻勢にさらされ、一度は同点に追いつかれてしまう。しかし終盤再加速した東京は再び平山のゴラッソによって突き放し、見事アウェイで勝点3を獲得した。
 
 
開始直後の主導権争いの中、3分にいきなり試合が動く。右タッチ際で巧みにボールを収めて突進した石川のクロスははね返されたものの、クリアにまごつく中村俊に米本が寄せ、こぼれ球を拾った平山が左足で思いきったミドルシュート!地を這うボールに横っ跳びのGK飯倉も届かず、ゴール右隅に吸い込まれた。強さ・コースとも文句なしの一撃。1−0。7分にも平山は左サイドから仕掛ける石川の折り返しをボックス前で叩いたが、これは飯倉がキャッチ。

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2010年11月07日

●難局は続く (FC東京×ガンバ大阪)


昨日の午後は、味の素スタジアムでJ1第29節。FC東京 1−1 ガンバ大阪。前節はアウェイで清水に快勝しながら追いすがる神戸を引き離せなかった東京、今回は3位ガンバとの対戦である。試合は、前半に主導権を握った東京が1点を先取するものの、後半は一転ガンバの猛攻に耐える形に。残り10分を切るところまで粘りながらセットプレーで同点にされてしまい、終盤の再攻勢も実らず引き分けの結果となった。
 
 
序盤から東京ペースで試合が進む。3分に石川が、5分に大黒が挨拶代わりのミドルシュート。東京はポゼッションにこだわらず、パスを回してくるガンバを前に置き、中盤〜後方でボールを奪うや平山と石川の突進を中心に手数をかけず切り返す。9分、右サイドのパスワークから森重のミドルシュートをGK藤ヶ谷がキャッチ。10分、平山の巧みな反転パスで石川がDFの間を抜けてボックスへ突入するが、シュートは藤ヶ谷が横っ跳びで弾き出す。惜しい!

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2010年11月04日

●ザ・熱闘120分 ('10ナビスコカップ決勝)


昨日の午後は、国立霞ヶ関競技場でナビスコカップ決勝。ジュビロ磐田 5−3(延長3−1) サンフレッチェ広島。今年のファイナルはかたや7年間タイトルから遠ざかり、かたやJリーグ発足以後ノンタイトルが続く両チームの対戦となった。試合は、タイトな攻防が続く前後半となったが、ともに優れた個人技で2点ずつを取り合ってタイムアップ。延長戦は堰を切ったような攻め合いとなり、大エース前田の活躍などで3点をもぎ取った磐田が見事優勝を飾った。
 
 
例年どおりというべきか、秋晴れの青空の下でキックオフ。広島は3−4−2−1の布陣で、長短のパスをつなぎながら徐々にポジションをずらして数的優位とスペースを作っていくいつもの攻撃。対する磐田は起用メンバーを含めていつも以上にソリッドな、べた引きではないがまず守備から入るサッカーであった。磐田の守備は前線からDFまで寄せが早く、広島はなかなか攻撃を組み立てることができない。森脇のヘッダーと森崎浩のミドルシュートはいずれも枠外。

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