●3連休の最後は、マンU、味スタ、ICC
1月12日(祝)
夜中、JSPORTSでプレミアリーグの大一番。マンチェスターU 3-0 チェルシー。リーグと欧州CLに加えてCWCと2つのカップ戦、週2日ペースで超ハードスケジュールを戦い続けるユナイテッドが、2位チェルシーにホームで完勝。これで2試合消化が少ないユナイテッドと首位リバプールとの差が「5」、チェルシーとの差はわずか「1」。一気に詰まってきた印象である。
マンUは強かった。3得点ももちろん見事だったが、チェルシー攻撃陣につけいる隙を与えず完封した守備はさすがだった。CWC決勝でもそうだったように、今のこのチームの強さが豪華攻撃陣ではなく、11人のハードワークに支えられた堅いブロック守備にあることが証明された内容だと思う。対するチェルシーは、やっぱり何かが噛み合っていないのか、監督の采配は迷走気味だし、選手たちの表情がどこか冴えないのも気になる。大丈夫なのか?
試合前、観客席にはジョゼ・モウリーニョ氏の姿も。当然、CLで当たるユナイテッドの偵察なんだろうが、元監督としてチェルシーの動向もやはり気になるには違いない。そういや、「ハマれば凄いけど、やや個人能力頼みで不安定な攻撃」と「組織力に裏付けられた堅牢な守備」の組合せ、という点では、意外と今のユナイテッドとインテルのチームカラーってのは似ているのかもしれないな、と思う。完成度はユナイテッドの方が全然上だとは思うけど。