●今年は、とりあえず、ここまで ('08-'09天皇杯準決勝)
昨日の午後は、エコパスタジアムで天皇杯準決勝。FC東京 1-2 柏レイソル。東京にとって初のファイナル進出をかけた大一番は、退任する石崎監督の花道づくりに燃えるレイソルとの対戦となった。試合は、立ち上がりから激しい攻め合いとなり、鈴木の大活躍で東京が前半に1点リード。しかし、予想外に早く投入された「魔法使い」が後半の土壇場にステッキを二振り。城福東京のシーズン最後の試合は、悔しい逆転負けで終わることに。
キックオフ後、まず気づいたのはカボレが左に張っていないこと。柏の4バックがサイドに蓋をしてくるのを見越したか、この日は赤嶺と2トップであった。立ち上がりは東京ペース。意欲的に前からプレスをかけ、この日も最初から覚醒中の梶山を中心にテンポよいパス交換からアタッカーを走らせる。2分、赤嶺のポストプレーから羽生がボレーシュート(枠外)。ただし、バイタルエリアまでは攻め込むものの「あと一本」のパスがなかなか通らない。