●まずは1勝、最初の快勝 (ヴィッセル神戸×FC東京)
ヴィッセル神戸 0−2 FC東京 (J1第3節 ノエビアスタジアム神戸)
開幕から2戦連続ドローでややモヤモヤしたムードだった東京。水曜日のナビスコ杯勝利を挟んで迎えたリーグ3戦目は、スカパー!でテレビ観戦した。
序盤は一進一退。東をFW起用した東京は縦につなぐパスワークで幾度か攻め込み、10分、武藤の落としを河野が狙った場面はGK山本がセーブ。28分にはCKのボールが抜けてフリーの梶山に渡るがシュートできず。一方の神戸は、強力2トップを前面にたててバイタルエリアから加速する攻撃。しかし、渡邉千真の強烈なミドルシュートはポストを直撃し、P・ジュニオールが角度のないところから狙ったシュートは権田が防ぐ。
東京の先制点は33分。太田のアウトスイングのCKに森重が頭で合わせ、ふわり弧を描いたボールが左隅にゴールイン。バックステップからコースを狙った技ありシュートだった。1-0。その後は東京が押し気味になるも、40分、ボックス内に突入した渡邉を権田が倒したとの判定(実際には触っておらず)でPK。しかし、ここはジュニオールのシュートを権田が見事な反応で弾き出して得点を許さず。1点リードで前半が終了した。
後半、神戸が攻勢に出る。開始直後、パス交換から小川がゴール前に抜け出してシュートするが、またも権田がセーブした。これを見たフィッカデンティ監督は米本をボランチに下げて4-4-2にシフト。これが奏功し、東京の守備ブロックを前に神戸が攻めあぐむように。そして68分、巧みなターンで神戸DFの逆をとった武藤が右サイドを一気に独走、シュートを逆サイドに突き刺した。電撃のカウンターアタック!!2-0。