●まだ「ある」んだな、これは (FC東京×アルビレックス新潟)
土曜日の午後は、味の素スタジアムでJ1第27節。FC東京 1−1 アルビレックス新潟。前節、残留争いのライバル仙台に手痛い逆転負けを喫した苦境の東京。ホーム味スタに戻った今回はまさに「負けられない一戦」であった。試合は、ここ数試合と同様優位に進めながらなかなか得点が奪えず、FKで奪われたリードはPKで追いついたものの、ついに勝ち越すことはかなわず。が、終了間際PKのピンチを権田が防いでくれだお陰でお得な(笑)勝点1はゲット。
キックオフから東京がペースを握る。いきなり2分、徳永のフィードで石川が右サイドを抜けて折り返し、大黒が頭で合わせるも枠外。序盤はボールに激しくアタックする守備が有効で、攻守の切り替えもスムーズだった。特に徳永は抜群の運動量と一対一の強さで中盤の優勢をもたらす。8分、羽生から左へ展開、北斗が中へ切れ込んで撃ったシュートはGK東口の正面。10分にはCKにどんピシャ合わせた森重の強烈なヘッダーを東口が横っ跳びで弾き出す。