●『特命係長 只野仁』
最近、テレビ朝日の『特命係長 只野仁』にハマり中。他のテレビドラマは一切観ない僕だが、「只野」だけは楽しみにしている……というか、もはや生活の一部として欠かせないほどだ。「週末のオアシス」といっても過言ではない。
以下、この番組のよいところを挙げてみる。
最近、テレビ朝日の『特命係長 只野仁』にハマり中。他のテレビドラマは一切観ない僕だが、「只野」だけは楽しみにしている……というか、もはや生活の一部として欠かせないほどだ。「週末のオアシス」といっても過言ではない。
以下、この番組のよいところを挙げてみる。
夕食後何気なくNHKをつけていたら、『にっぽんの現場 秋葉原・年の瀬の物語』なる、一見地味な番組が始まった。秋葉原で休日を過ごす人々に密着取材して「アキバ」の街の貌を描くドキュメンタリーなのだが、これが意外な当たり。いつの間にか引き込まれ、45分間最後まで通して観てしまった。
取り上げられた「アキバの住人」は、ゲーム10万枚を売る同人作家、美少女ゲームオタクの青年、CPUのクロックアップに熱意を注ぐマニア、メイドカフェで働く女子大生、そして小さな電機部品販売店の店主。安っぽいバラエティーなら彼ら「変人」をセンセーショナルに取り上げ、「キャー!」「ワハハハハ!」なんて音声をかぶせて冷やかしそうなものだが、あくまで淡々と、しかしスタイリッシュな映像と編集でしっかりと彼らを見せるのがこの番組の良いところ。
JSPORTSの録画で『F.A.28 覇者の常軌』観る。今回取り上げられたのは、もちろん「Jリーグ最後のチャンピオンシップ」横浜FM×浦和の2試合である。
面白かったのは、中西が退場してアレックスのFKで同点になった際の岡田采配。1点取りに行かなければならない状況になり、準備していた那須を止めたのは当日のテレビ中継でも映っていて、『サッカーマガジン』1000号のジーコ×岡田対談(10人になった場合、MFを減らしてもFWは減らすべきではない、という趣旨の発言があった)を読んでいた人間ならば「これで2トップは崩さないな」というのは容易に予想がついた。
夜、KRY山口放送で『スポーツマンNO1決定戦』を見る。いやー小粒だったね今回の出場者は(笑)。去年の三浦貴ならまだしも、いくらなんでもまずいだろう、池谷直樹が優勝しちゃ。毎年同じ事を書いているような気がするが、どうせそろそろマンネリなんだから、やっぱりここら辺で「大畑×室伏 真の超人対決」をやってくれないと。
そういう意味では、「スゴイ人達がスゴイ事をやっている」という意味で、アテネ五輪メダリストたちによる樽投げと跳び箱の単体競技の方が面白かったな。室伏の優勝した樽投げの方は、ライバルなんだけどともに世界を転戦する仲間でもある、というハンマー投げ選手たちの関係性が垣間見え、微笑ましさも加わって非常に楽しめた。
昼間、実家に顔を出している間にNHK-BSで『ドキュメント スポーツ大陸 よみがえる熱球 プロ野球70年』観る。実際に観たのは再放送の一部で「背番号”3”燦々 -昭和33年・ミスタージャイアンツ登場-」「三原魔術 -昭和35年・大洋初優勝-」「豪腕・20歳のエース -昭和43年・江夏奪三振401個-」の3本だが、どれももうとにかく面白かった!
特に良かったのは昭和33年日本シリーズの逸話。「稲尾は常日頃から『得意球はスライダー』と公言していたが、それは相手を欺くハッタリで、実はシュートが得意だった(そして野村克也はそれに気づいていた)」とか、「3連敗後の夜、稲尾は長嶋対策を考え抜いたあげく『あの人は何も考えないで打っている』ことに気づいた」とか(笑)。
で、「長嶋はその天才的カンにより無意識のうちに投手の体勢に合わせて構えを微調整しており、それに気づいた稲尾はリリースポイントを遅らせ、長嶋の構えの変化まで見きって球種を変えた(そして野村はそれにも気づいていた)」そうな。なんか、超人的というか、「ホンマかいな」というか(笑)。