●とりあえず水飲んで次頑張ろう (FC東京×モンテディオ山形)
FC東京 0−0 モンテディオ山形 (J1第20節 味の素スタジアム)
今回はさすがにディテールを書く気にならないというか。まー、辛い試合だった。
とにかく観ていてストレスのたまる試合だった。蒸し暑い気候、いま一つ工夫と精度を欠く攻撃と枠に飛ばないシュート、山形のほつれを見せぬ手強い守備、交代枠と勢いを削ぐ怪我の続発、安定感を欠きヒステリックなレフェリング、そして7分の追加タイムと報われぬ総攻撃……。
一言で表せば「ちくしょう」である。もう一言付け加えるなら「悔しい」か。冷静に論評するなら「優勝を目指すチームならばこういう試合こそ勝点3を取らなければ」と言うべきなのかもしれない。
でも、まあ、何というか、こういう試合だからこそ、サッカーファンとしての自分の立ち位置を強く意識させられるのも確かなわけで。つまりサッカーなんてものはどこまで行ってもままならぬものであって、僕たちはその中でもがく選手たちの姿にこそ共感を覚えるということだ。