2015年05月13日

●28年前のラグビージャージには襟があったのだ

久しぶりにラグビーネタ。

今年はワールドカップイヤーということで、我らがJSPORTSでは「熱狂再び!ラグビーワールドカップ名勝負」と題して過去のワールドカップの名勝負の数々を流してくれてるんだけど、いやー、なかなか楽しいんだこれが。

既に放送された主なものだけでも、映画『インビクタス』のモデルになった第3回決勝や、最強NZを撃破したフランスをグレーガン・ラーカムの豪州が破った第4回決勝、ウィルキンソン率いるイングランドが北半球に初の栄冠をもたらした第5回の決勝、そして宿沢ジャパンが世界の実力を思い知らされた第2回のアイルランド戦……僕にとってはどれも忘れられない試合ばかりである。


で、そんな至福のラインナップの中、特に興味深く観たのが第1回W杯(1987年)の3位決定戦、オーストラリア×ウェールズだ。これは僕も初見で、トライを奪い合うシーソーゲームの末、ロスタイムにウェールズがトライ&逆転コンバージョンを決めるという熱い試合だったんだけど、なにしろ28年前の試合だけあってルールもそれ以外も今とは異なる点が多くて面白かった。以下、箇条書きにしてみよう。

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