●スタンフォード・ブリッジで駆けるか、よっち
日本代表FW武藤、チェルシー移籍合意か。アジア人移籍金最高額更新も? (フットボールチャンネル)
いやあなかなか楽しい記事だな、と思って読んでしまった。
そもそも記事の出だしが「ある情報源によると」なんて胡散臭いことこの上なく、「移籍金はアジア人選手の歴代最高額をはるかに超える」というのも「いきなりんなわけないだろ」という話であって、まあ信憑性の低い飛ばし記事なんだろうな、とは思う。
ただ、昨年後半からの武藤のブレイクぶり、特に今シーズンの「スーパー入ってる」活躍を見ると、仮にチェルシーへの移籍が本当に実現したとしても僕はそれほど驚かないだろう。かつて稲本や宮市がアーセナルに移籍したように、「先物買い」的な可能性も考えればあり得ない話じゃない。
それにしても、チェルシーかあ。実現したら面白いよね。頭に浮かぶのは10年ほど前、ジョゼ・モウリーニョ監督が最初に就任した頃のチェルシーである。
あの頃のチェルシーは基本的に4-3-3のフォーメーションで、攻撃陣はCFがグジョンセンかドログバ、左右のウイングにロッベンやダフ、ジョー・コール、少し遅れてS・W=フィリップスといったメンツだった。堅実な守備から繰り出すスピーディーなカウンター攻撃が実に魅力的なチームだった。