●むっくん砲に萌え萌えだぜ (FC東京×京都サンガ)
FC東京 6-1 京都サンガF.C. (J2第27節 味の素スタジアム)
栃木・富山・栃木に1分2敗と、首位に踏みとどまるか失速するかの分かれ目的な状況で迎えたひと月ぶりの味スタ開催。まだ蒸し暑さの残るスタンドで観戦した。
キックオフからしばらくは、どちらかと言えば京都優勢で試合が進んだ。京都はラインを高く保って前目からプレスをかける積極性を見せ、東京はボランチからのパス出しを度々カットされてしまう。ならばと前線を直接狙う長めのパスも収まらず、なかなか前に進めない。10分、京都はショートカウンターから森下のスルーパスで宮吉がゴール前に飛びだし、塩田の脇を抜いてあっさりと先制点をゲット。0-1。
反撃したい東京だが、しばし攻めあぐむ時間が続く。選手間の距離が遠すぎたり、逆に集まりすぎてスペースを失ったり……暑さのせいもあるのかパスのテンポも緩急がなく間延びしがちで、京都の方が真っ直ぐゴールに向かっている印象だった。18分、右サイドを突破した徳永のクロスにルーカスが走り込むも、寸前でDFがカット。24分、伊藤の糸を引くような強いミドルシュートを塩田が弾き出す。