1月31日(水)
遅ればせながら、FC東京2001年のスケジュールをチェック。開幕戦と最終戦が東京ダービーであるとかくそ暑い8月の半ばにアウェイの札幌戦がある(チケットとれるかな?)とか、けっこうナイスな面が多い日程ではある。が、しかし。今頃あちこちの東京関係サイトで不満噴出のことと思うが、気候的にも気分的にも観戦に最適なゴールデンウィークのホームゲーム会場が丸亀(香川県)とはどういうことか?地方への普及活動とかサブホームタウンとかそれ自体は悪い事じゃないが、もうちっとクラブが軌道に乗ってからやった方がいいんじゃないかねえ。昨年みたいにホームスタジアムが無い訳でもないだろうに(5月6日に東スタが別件で既に押さえられていたのかもしれないが…)。まだまだ若くてとても地域に根を下ろしたとは言えないクラブなんだから、まずは足下を固めないとヴェルディに食われちまうぞ。
夜、渋谷区スポーツセンターで水泳。このプールは幡ヶ谷にある(最寄り駅は京王新線「幡ヶ谷」か千代田線「代々木上原」)のだが、幡ヶ谷という土地は住宅街ながらちょっとした丘のようになっており、甲州街道沿いに初台を挟んで新宿周辺がすっかり見渡せる位置にある。日が落ちた後に建物の間から見える西新宿高層街の夜景はそれはそれは美しいもので、今日も寒い中15分ほど見とれてしまった。もし今の家から引っ越すとしたら、第一候補は断然幡ヶ谷である。いいアパートありませんかね?
代々木上原の駅で共通カードを買おうとした時、初めて「二千円札の使える券売機」を目撃。「いったい誰が使うんだ」「んなもん誰ももってねえぞ」「それこそ金の無駄だ」などということは、あえて口にしないのが大人である。
1月30日(火)
僕は右利きのせいか、ものを噛むときには左側の歯をよく使う。で、昨日詰め物がとれた歯が左側下の中あたりだったものだから、もう食べ物が食べづらくて仕方がない。よく噛まないせいか、味覚さえも変わってしまった感じ。昼、新宿に出かけてうまそうなメシ屋を見つけても、つい「食べにくそうだなあ」と尻込みを繰り返してしまった。で、結局行き着いたのがある居酒屋の「大うに丼」(990円)。味自体は悪くなかったのだが、ウニと飯の間に散らしてある海苔が固くて辛かったのと、ウニが放射能を浴びた突然変異種ではないかと思えるくらい大ぶりだったのがちょっと気持ち悪かった。うっぷ。
夕方、歯医者に駆け込んで何とか復活。
夜帰宅してみると、大学時代の友人の射場君から「結婚のお知らせ」が。こいつ、僕より年下なのだがなあ。大学の頃のあのことやあんなことを奥さんにばらしてやろうかな。即離婚になったりしてな(笑)。まあ、何はともあれおめでとう。
『ラグビーマガジン』3月号。
1月29日(月)
帰宅後、ビデオで第35回スーパーボウル。戦前の予想通り両チームともオフェンスでなかなか進めずタイトな守備戦となったが、5つのターンオーバーを奪ったレイブンズが2つのリターンTDを含む4TDをあげてジャイアンツを下した。レイブンズは攻めては堅実無比な戦術を徹底してボールを容易に渡さず、逆に守備ではMVPのR.ルイスを中心としてラン・パスともに完封。最終的には34−7の大差となった。それにしても、レイブンズのディフェンスは強烈である。なにしろジャイアンツの獲得ヤードはわずか152ヤード。QBコリンズも、文字通り「何も出来なかった」。身体能力抜群のDF達のアグレッシブかつ緻密な動きを見ていると、アメフト独特の「オフェンス」と「ディフェンス」の明瞭な境界線などどこかへ吹っ飛んでしまったような感じさえ受ける。そう、彼らは守備の立場にあっても相手のヤードとボールを奪うという形で常に「攻めている」のである。ちょっとしたショックさえ受ける光景であった。
寝る前に糸楊枝を使っていたら、歯の詰め物がとれてもうた。声を出したり笑ったりすると空気の流れでしみる。もちろん、冷たいものなど厳禁。きっつー。
1月28日(日)
昼過ぎに起きテレビをつけると、フジテレビが大阪国際女子マラソンをやっていた。この中継がまた、最悪も最悪。松野明美のやかましさ、高橋尚子のあまりの毒のなさ、有森裕子へのしつこいインタビュー、絶叫系アナなど「気にさわる」ところはいくらでもあったが、最悪だったのはアルフィーの歌が挿入されたこと。なんでスポーツにBGMが必要なの?もしかして、やかましい実況も含めて「マラソンは淡々と同じような画が続くから、何かしなければ視聴者が飽きる」という認識の下に行われているのだろうか。だとしたら、マラソン中継の魅力なんて何も理解してないんだね、関西テレビの諸君は。せっかくの渋井選手の快走も台無し。思わずチャンネルをかえさせていただきました。
7人制ラグビーW杯、日本はチリ・スペインに勝ったもののイングランドには破れ、結局グループ4位でプレートトーナメント進出。目標としていたカップトーナメント(グループ2位チームまで)には届かなかったものの、これまでの戦績から考えればよくやったと言えるのではないだろうか。イングランド戦も点差よりも「勝負になる」印象だし(タックル後のボディコントロールだけは著しく劣ったが)、少なくとも現在の「格」相応の結果は出した。やはり7人制なら、世界はより近い。ただ、日程的なきつさからか黄金バックス陣に期待していたほどの切れが見られなかったのも確か。岩淵と他のメンツとのコンビネーションも含め、もうちょっと準備期間があったらなあ……というのは贅沢なのだろうか。
このWebサイトも、コンテンツの方向性などをそろそろ見直していかなければならないのだろうか?
1月27日(土)
昼頃カーテンを開けてみたら、外は真っ白。仰天した。
もちろん雪ごときには負けもせず夕方からアルバート家に遊びに行き、夕飯は赤坂の『太昌園』で焼肉。うまうま。ねぎ塩カルビが、ハラミが、上タン塩が、ピリ辛スープ(名前は忘れた)がー、ううううー。さらに帰り際、『和民』での飲み会に参加。辛いものを食べていたせいか、ビールが異常にうまく感じた。
帰ってから7人制ラグビーW杯初日をビデオ観戦。正直言って7人制は見慣れておらず、どこが強いか優れているかといったものは印象のレベルでしか分からない。ニュージーランドとか南アフリカとかはやはり強そう。何しろロムーやスキンスタッド使ってっからねえ。あとの強豪国は、まだよく分かりません。で、肝心の我らが日本代表は、タイトなスケジュールも影響してかいまいちな出来。大畑・田中・栗原・三木らの個人能力は素晴らしく一対一でも決して劣っていない(特に1試合目)が、むしろチームとしてのコンビネーションがまだまだな印象である。岩淵もデコイを含めたランの場面では相変わらず光っていたが、試合勘が戻っていないのかそれともやはりコンビに難があるのか、パスが合わない場面が多かったように思う。それでも、ニュージーランドには手も足も出なかったものの強敵ジンバブエには競り勝ち、初日は1勝1敗。2日目の勝負に期待を残した。2日目の焦点はもちろん2試合目のイングランド戦だが、1試合目のチリ戦で余力を残して勝てるかどうか(初日はジンバブエ戦で出し尽くしたような感じだった)ということも鍵になってくるのだろう。とにもかくにも、頼むぞお。
1月26日(金)
『Number』515号。今号はラグビー特集で、日本代表再建へ向けてのインタビュー記事が中心。宿沢・向井体制の発足という情勢変化とナンバー執筆ジャーナリストの主義嗜好からして、当然のように宿沢・向井の他、岩淵・村田・吉田・栗原というあたりが取り上げられている。まあ、僕が読みたいものをそのまま出してくれた感じで、速攻で購入・読了。何か向井氏って、いかにも「陽のあたらないところを歩いてきました」みたいな感じで、そういう意味でも平尾氏とは正反対ではある。チームの強化に特効薬はないだろうし、これから様々な困難が待ち受けているのは確か。でも、向井氏の「戦う気持ちが出ている目」には、期待してもいいかな、と思う。
今、むしょうに平尾と大西一平と勝田隆のインタビューが読みたい。言いたいこともいっぱいあるだろうに。
夜、赤坂の地酒とそばと京風おでんの店『三間堂』で飲み会。楽しく馬鹿話しメシもそこそこうまかったが、しめの冷やしたぬきを食べた時に急に胃が痛くなって辛かった。冷たいものばかり食い過ぎたか?また、疲れがたまっていたせいか酒の回りがいつもより早く、最後頃には自分でも何を言っているのかよく分からない状態に。うーむ、反省。
東京ヴェルディが地域のバレーボールチームを支援するとのニュース。……やられた。本当なら(お金があれば)FC東京が先にやるべき事だろうに。
1月25日(木)
上祐君が烏山の「オウムマンション」にやってきたそうで、今日は一日マスコミやら右翼やらがわらわらと集まってきて大変だったようだ。この日記でも何回か書いたように、僕は毎朝そのマンションのすぐ脇を通って仕事場へ通っているのだが、あのマンションは何年も前から庭にガラクタや粗大ゴミが放置してあるわ草は伸び放題だわで昼間でも薄暗い感じの「怪しい」ところで、何もオウムがやってきたから突然異様な感じになったわけではない。それをさもオウムだけが付近住民の生活を妨げる要因であるかのように伝えるマスコミには、いつもの事ながらもうちょっときちんと取材をしてほしいわな。ただでさえ世田谷ってのは住民ヒステリーが起こりやすい土地柄なんだから。どこへ行っても反対運動ばかりで、彼らは一体どこに住めば良いというのか?そういえば烏山の町内会長だかが「付近からは全く中が見えず、不気味だ」てな事を言っていたが、ふつー中が丸見えのマンションなんて存在するか?君たちのやっているのは宗教弾圧であり生活妨害でありのぞき行為だぞ。言いがかりがつけられれば何でもいいんだよな、要するに。
夜、ふとNHKの『にんげんドキュメント』を見て、四万十川で58年も連れ添って今も仲良く暮らしている老夫婦(隣近所の幼なじみだそうな)の姿に思わず涙。おとぎ話みたいな光景だった。
1月24日(水)
ドリームキャスト生産中止で、セガの敗北が決定的に。友達とか見渡しても、ドリキャス持ってる奴ってほとんどいないもんなあ。1年半ほど前に佐々木尊雪師の家で飲み会を開いた時、酔った勢いで誰かが「ドリキャスでエロサイトを見よう」と言い出し(断っておくが僕ではない)、接続してあれこれ試してみたがプロテクトがかかってて駄目だったのが思い出される。僕がドリキャスをいじったのって、あれが最初で最後だったんじゃないか(笑)。まあ、あの時「子供向けのコンテンツばかりで成り立つのかね?表の顔に対して裏の顔も必要だろうに」とちょっと思ったりしたかもしれないが、定かではない。『シーマン』とかは興味をそそられたけどね。
予想通りというか何というか、諫早湾周辺の環境が滅茶苦茶に破壊されていることが最近明らかになりつつある。堤防を開けるなどという議論も出てきているようだが、何を今更という感じである。このニュースを聞いた時、最初は「馬鹿な自民党の政治家どもめ、慌てるだけ慌てるがいい。ケケケ」などと思っていたのだが、またしても税金で補償をして事を収めようとしているという話を聞くとやっぱり目の前が暗くなる。時代錯誤の強引な理屈で人の金を湯水のごとく使って訳のわからねえ堤防作りやがって、うまく行かねえとまた人の金で穴埋めして自分の面子や地位を守ろうとしやがる。政治家や役人などというのはいつの世も意地悪な見方をすれば「寄生虫」的な存在とも言えるのだが、今の自民党の連中はもうサナダムシ以下だな。
夜帰宅してからメールチェックをすると、タイトル・本文空白で「KOJDHEKO.EXE」という名前の添付ファイルのみが付いたメールが。怪しすぎるほど怪しい状況のため、「McAfee VirusScan」でスキャンして……やっぱりウィルス(ワーム)だった。何でも、『W32/Hybris.gen@M』とかいうワームらしい。もちろん実行せずすぐさま駆除したから大丈夫だとは思うのだけれど、ま、僕の名でおかしなメールが届いた人は気をつけて下さいな(決して添付ファイルを開かず、ウィルスソフトで駆除するかファイルを削除すること)。それにしても気がかりなのは、これがどういう経緯で僕の所に届いたのか、ということ。誰かメールアドレスを教えた人が感染したのかな?気味が悪く、また素人ゆえに危険だと感じてすぐさまメール本体を黒ヤギさんに食べさせてしまったのだが…。ヘッダーくらいチェックすべきだったかな?
NHKのニュースでFC東京福島合宿の模様をちょっとだけ流していた。今年もまた、走って走って走り込みまくってシーズンに備えるらしい。そうか、「走り勝つ」というコンセプトは健在か。まことにいいことだと思う(その割にシーズン中のコンディション維持に問題があるような気もするが…)。東京のようなチームこそ、事前に最高の準備をしてゲームに臨まなければね。いわゆる「素材」や「才能」とチームとしての強さが直結しないところを、また見せてやってくれい。
永井までヴェルディか!どうなってんだ!!
『カオスだもんね!5 DJ編』(水口幸広著、アスキー出版局)読了。
1月22日(月)
久しぶりにコラム更新。あー、疲れた。でも、ホント、ヴァンフォーレ甲府はどうなっちゃうのかねえ。なんか今年のナビスコカップでFC東京の初戦の相手がヴァンフォーレだそうで、昨年の天皇杯のリベンジができると思えば楽しみではあるが、しかし不戦勝で雪辱なんてのはやだからなあ。
1月21日(日)
ラグビー社会人大会決勝は、神戸製鋼が王者の貫禄を見せつけて連覇。点数的には僅差になったものの、肝心な場面での集中力、主将のリーダーシップ、バックスのユニット・スキル、FWのずるさうまさ等の点で埋めがたい差があったように思う。神鋼を相手にするとどのチームも試合運びが下手で頭悪いように見える、ということはそれほど神鋼が試合上手だということになるのだろう。アウトサイドCTBに「筋肉番付スポーツマンbP」大畑を置いたバックスのカウンターも切れ味鋭く、「見ていて面白くしかも強い」という域に達しつつあるようにさえ見えた。しかし、これでこの後また「日本選手権」をやるってんだから、チャンピオン決定の構造として訳がわからんよな。
競馬のAJC杯は重上手の8歳馬ゴーイングスズカで勝負も、直線半ばで力尽きて爆沈。年齢的に衰えていたのか、馬場が見た目ほど悪化していなかったのか、あるいは騎手の仕掛けどころが悪かったのか?
武豊が主戦場をフランスに移すとのニュース。アメリカでは騎乗馬に全く恵まれなかったので、至極妥当な判断だろう。本当にハモンド厩舎の主戦となるのならば、凱旋門賞やキングジョージ制覇も夢ではない。だいたい、淡泊なアメリカの競馬では優れたペース判断や考え抜いた戦略といった武豊の良さがあまり活きないのではないかと思う。今度こそ、バリバリ勝ちまくって欲しいね。それにしてもフットワークの軽い男ではある。「世界をまたにかける」とは彼のことを言うのだろう。
三浦淳までヴェルディ行きか…。憎っくきヴェルディやレッズが着々と大物の補強をする一方、我がFC東京は年が明けてから音沙汰無しである。聞くところによると東京は2001年の運営費を2000年度の14億円から一気に20億円に増額したらしいが、一体どこに6億円使うというのか?まさか、会場使用料(多分、東京スタジアムは駒沢や国立より高い)の増額分で消えてしまうのではないだろうな(けっこうありそう)。ともあれ、戦力の上積みが無く、しかもマークされるであろう2年目…。今年の目標は、J1残留か!?
1月20日(土)
フィリピンのエストラーダ政権、崩壊。どこからともなく突然現れる大量の群衆、大きな影響力を持つ軍の離反といった要素はマルコス政権が倒れた時(「アキノ革命」)と同じパターン。結局、あれからフィリピンの民主主義は全く進歩していないということなのか?それとも、こういう形こそがフィリピン流民主主義なのか?
夜、雪にもめげず赤坂の『和民』で飲み会。熱く議論する。帰り道非常に寒かった(当たり前だ)が、でも雪ってきれいだし楽しいし、出かける価値はあるよね。
1月19日(金)
仕事で某役所に電話をかけ、対応した女性職員にブチ切れかける。まったく、型どおりの対応しかできんのか!機械じゃなく人間だろお前!!「官僚」なんか、キライだ。
仕事仲間と入ったイタメシ屋で納豆入りのパスタ(しかも超大盛)が出てきて、それはそれはつらかったです、はい。
1月18日(木)
『日本ラグビー100年の記憶』(ベースボールマガジン社)読了。冒頭の藤島テキストを読んだ時点で既に涙腺ゆるみまくり、収録された過去の伝説はどれを読んでも泣ける。どうしても日本ラグビー(というか日本代表)の現状と比べてしまい、暗い気持ちに陥りそうにもなるけど。僕のような若いラグビーファンにとっては大西ジャパンの「展開・接近・連続」も日比野ジャパンの「餓狼作戦」も早明戦の「吉野勝負」も全て記録で追体験するしかないわけで、そういった僕たちが本当に伝説の語り手になるためには、これからの100年に20世紀と同じかそれ以上の伝説が生まれてくれることを切に願うしかない。はたして向井ジャパンはその第一歩を踏み出してくれるだろうか?
1月17日(水)
阪神大震災から、もう6年ですか。6年前の1月17日の早朝、僕はたまたま関西出身の友人の部屋で(それも、なぜか1つのベッドに男3人で)寝ていた。6時前に家主の実家(大阪)からの電話でたたき起こされ、寝ぼけた頭で訳が分からぬままテレビをつけると、いきなり大きく傾いた電柱が映しだされて仰天したのを覚えている。僕の通っていた大学には関西人が多く、同級生の中には実家が全焼した奴もいた。震災後初めて関西に行ったのはその年の夏で、工事現場だらけの神戸駅周辺で、場外馬券売り場のビルだけが大きくひび割れた崩壊寸前の姿のまま残っていたのが印象的だった。まあ、いずれにしても大震災に関する僕の体験・記憶はどれも間接的なものであって、震災の本当の恐ろしさなどはとても想像することなどできないし、そんな恐ろしさなど体験したくもない(今度あるなら東京以外で起こって欲しい)というのが本音である。今日もいろんな式典等が行われたようだが、「1月17日」という日付が本当に特別であるのはあの震災を直接体験するか震災で家や家族を亡くすかした人にとってだけなのだろうし、それで充分なのだと思う。
『カオスだもんね!4 ホビー編』(水口幸広著、アスキー出版局)読了。
風邪ひいた。
1月16日(火)
仕事の関係で埼京線の北赤羽駅まで出かける。ここはホームの両端を降りたところに出口があるのだが、方向オンチの僕は案の定逆方向の出口から出てしまって駅の外側をホーム沿いに延々と歩くはめに(埼京線は長い)。ところが、ここで拾いもの。北赤羽の駅自体が荒川の真上に建てられているために僕も荒川にかかった「浮間橋」を渡ることになったのだけれど、その橋の上から眺めた光景が思いがけず美しかったのだ。時刻はちょうど日も傾き始めた午後の3時頃。水面に太陽の光がきらきらと反射してまるで黄金色の絨毯が街中を通って彼方へと続いているような、そんな風景にしばし足を止めてボーッと眺めていた。そして、たたずむ僕の脇を駆け抜けていく数人の小学生たち。聞こえるのは時たまの電車の音だけで、遠くの方からかすかに吹いてくる風がほほに当たってひんやりとする。普段都心で暮らしていると、そして仕事場が世田谷にあったりすると、たまにこの手の「下町ののどかさ」に遭遇した時にえもいわれぬいい気分になる。十条あたりもそうだけど、北区っていいよね。都心では失われたものが、まだまだ残っているような気がする。
1月15日(月)
未だに、今日が成人の日のような気がしてしまう。
帰宅後、スカパーでマドリード×オビエド。ホームのレアル・マドリードは素晴らしい出来で、フィーゴ、ラウル、マクマナラン、モリエンテス、ロベカルらがスピーディかつ優雅なパス回しを披露。芸術的でありながら電撃的な速さも兼ね備えている彼らのコンビネーションを前に、オビエド必死のディフェンスも単なる引き立て役にしかならず(ホントのホントに、DFがスローモーションみたいに見えた)、スタジアムはわっしょいわっしょいのお祭り騒ぎ。ビューティフルシュートが次々とゴールに突き刺さって4−0の快勝。チームプレーとしては、今季欧州サッカーのベストプレーだったんではないだろうか。無茶苦茶もうけた気分。
夜中ふと思い立って2ヶ月間放置していたプラモデルを再び作り出すも、アクシデントによりザクの頭にひびが入り、あえなくリタイア。10数年のブランクからいきなりMGはきつかったかなあ。HGからやり直しだな(って、ガンプラ作らない人には何のことだか全く分かりませんな)。
1月14日(日)
昼間、ラグビー社会人選手権準決勝サントリー×神戸製鋼をスカパーで観戦。前半サントリーの継続ラグビーが全く通じず、豪州流最新戦法もアジャスト能力のない「馬鹿の一つ覚え」に陥って完全な神鋼ペースに。前半31−7で終了した時点で見る気を失ってウトウトとしていたのだが、目が覚めてふと見てみると何と後半30分で8点差に。前半からひたすらサントリーが継続して攻めたおかげで神鋼のフィットネスが切れたらしく、サントリーの攻めに受け身に回る一方になっていた。そして終了間際、ついに逆転のトライ。僕も興奮して「おいおいホントに逆転しちゃったよ、土田さん(サントリー監督)さっきはボロクソに言ってごめんなさい!」という気になったのもつかの間、何とロスタイムに神鋼がターンオーバーからの一発のプレイでトライを奪って再逆転。いや、思わず笑っちゃいましたよ(頑張ってる選手・スタッフには失礼だが)。まあ、チーム熟成途中のサントリーからしたらあれが限界なんだろうし、勝ち慣れてるだけ神戸製鋼の試合運びがうまかったとも言えるだろう。エンターテイメントとしては上出来であった。
一時「FC東京への移籍が有力」という報道がなされていた遠藤保仁は、結局ガンバ大阪へ。呂比須や下平の獲得あたりまではとんとん拍子だった東京の補強も、年が明けてからは音沙汰なし。ツゥット・神野・浅野・堀池らが抜けて呂比須・下平・三浦文・加賀見ら(その他地味に何人か入るけど)が加入か…。あんまし補強になってないやん。小倉を逃したのも痛かったし、遠藤も涎がでるほど欲しかった選手だ(ボランチのだぶつきの件はこの際無視)。FC東京ってヴェルディやガンバより魅力ないっすかねえ。新興勢力だから?大口スポンサーがいないから?海外とのコネクションが薄いから(これが一番の理由っぽいな)?
1月13日(土)
午後、国立でラグビー大学選手権決勝。不満な点も少々あるが、おおむねいい試合だったと思う。観戦記はこちらへ。
渋谷の『ごまや』で夕食。近くに不愉快なオヤジ(酔っぱらっており、些細なことで店員に因縁をつける。それもわざとらしい言い方で、大声で)がいたので「嫌なら出ていけ。うるせえぞ」と一喝して追い出したのだが、それを見て僕の連れが泣いてしもうた。女の子を連れてるときには、もう少しおとなしくした方が良いと反省。店員さんには丁寧に対応してもらいました。ざる豆腐、たらば蟹の鍋、ガーリックライスなど、どれも激ウマだった。
夜、赤坂の『鳥勝』で飲み会。まつげさんがラスベガス土産にTシャツを買ってきてくれ、「2種類のうち、好きな方をとって」と言われる。「お前とはセックスする気はねえ」という趣旨のことが英語で遠回しに書かれた方が気に入ったのだが、これは彼女の前で着たりするのにはちょっと公序良俗に反するだろうということで、「ビール狂い」と書かれた方にしておいた。その後、店のオヤジと教育談義など。
僕って、ここ2〜3年でそんなに老けましたかね?
帰宅して、スカパーでプレミアのアーセナル×チェルシー。アーセナル元気なく、後半半ばで眠くなる。おやすみ。
1月12日(金)
日本ラグビー狂会編・著『ラグビー・クライシス』(双葉社)読了。シリーズ9冊目になるこの「狂会本」、今回も相変わらず多様な論者の熱いテキストが集められているが、特に気になったのはバショップおよびジョセフのインタヴューと中竹竜二による「限界と関係」。前者は、一昨年春から昨年夏までの平尾ジャパンの上昇と挫折・崩壊の過程が読みとれ、かつW杯後の平尾の「仕打ち」に対する彼らの失望がはっきりと感じられて興味深い。後者は、早大ラグビー部元キャプテンによる哲学的な近代ラグビー論考。やや小難しく冗長なきらいはあるものの、抽象論と現実の例のバランスが良くとれているし、何より「本物の」ラグビーマンによるこうした文章が読めること自体が非常に喜ばしいと思う。中竹氏と言えば怪我だらけの体をテーピングでぐるぐる巻きにし、ミイラ男のような壮絶な姿で早明戦で「オールアウト」していたのがとても印象的で、この手の文章を書くようにはとても見えなかったのだが、ラグビーへの全力投球を通じてある意味「突き抜けた」のだろうか。
ついでに『カオスだもんね!3 香港編』(水口幸広著、アスキー出版局)も読了。
1月11日(木)
朝、住宅街の中を抜けて仕事場へ向かう途中、ふと脇を見ると道端(どうということもない、フツーのマンションの前)で警官が背筋を伸ばして立っている。そういえば、昨日見た「オウム現地対策本部」の看板には「特別警戒中」とも書いてあったなあ。僕なんか「何をいまさら」とか思ってしまうのだが、みんな未だに怖がってるのかねえ。
夜、幡ヶ谷の渋谷区スポーツセンターで水泳。久しぶりにのんびり泳いでリラックス……するはずだったのだが、入場してからコンタクトレンズを忘れたことに気付く。両目とも視力0.1を切る身で、矯正無しはいくら何でも辛い。プールサイドでは足を踏み外したり滑ったりしそうでびびりまくり、水中でも周りのスイマーがろくに確認できずに怖くて怖くて、つい焦ってオーバーペースになってしまう。結果、わずか1km未満でダウン。昔(10年前)は1日10km泳いでも平気だったが。
帰宅して、風呂にも入らず爆睡。まあ、世の中にはプールを風呂代わりにしている人もいますから。
1月10日(水)
中央競馬の電話・ネット投票(A−PAT)会員に当選したので、さっそく入会手続きを始める。入会届と住民票のJRAへの送付、指定銀行に専用口座の開設、専用ソフトの購入などが必要なのだが、こんなものは寒い日暑い日雪の日雨の日にわざわざウインズまで出かけることを考えれば楽勝ですよ、楽勝。と、先日居酒屋で話していたら、後輩に「村田さん歩いて10分の所にウインズあるんだから、そんなの要らないでしょうに!」とたしなめられてしまった。いやあ、家から出ること自体が面倒なこともあるのよ、グータラ人間には。
スカパーのセット構成変更も検討開始。だって「セリエAセット」なんて入れてたって、中田全然出ないじゃん。他のセリエの試合は別にリアルタイムで見たいとは思わないし(プレミアリーグやリーガ・エスパニョーラなら話は別だが)。
烏山にアレフ(つまりオウム真理教)の誰かが引っ越してきたらしく、世田谷区役所支所の前にでっかく「オウム(アレフ)現地対策本部」と墨で書かれた看板が。対策って、いったい何をやるのだろう。ヒステリーはやめようね。
世田谷一家惨殺事件の捜査協力要請ビラも仕事場に届きました。
1月9日(火)
休みというのはいつも、終わってみれば短いものだ。子供の頃から、いつもそう。過ぎてから初めてありがたさを痛感する。ああ、毎日10時間ぐらい睡眠がとれればいいのに(それに加えて2時間ほど昼寝ができれば最高)。
1月8日(月)
午後、スカパーで社会人ラグビーサントリー×近鉄。サントリーの強さが目立った試合だった。ミスの相次ぐ近鉄をしり目に、サントリーは密集に人数をかけず、ラックからの継続継続で押し切るラグビーを展開。永友・沢木のハーフ団の攻撃方向の選択も良く、危なげない勝利だった。課題としては、今季の慶応もそうだったが、単なる継続だけでは崩れない相手をどう抜きどう崩していくかという所だろう。フィジカルもまだ充分とは言えないようだし(今日の試合も残り10分くらいで切れた)、トヨタあたりになると押しの一手では圧倒できまい。まあ土田監督1年目ということと来年栗原・浦田の慶応WTBコンビが加入することを考えれば、今年はまだチーム改造の着手段階ということなのかもしれないが。
高校サッカー決勝は、結局順当な結果に。三冠おめでとう、国見イレブン。溢れる才能と、選手の特徴に応じたシンプルな戦法。文句なしに今大会最強でした。一方の草津東も、決勝は完敗だったとはいえそれまでが素晴らしすぎる戦いぶり。「フェアプレー賞」なんて聞くとなにやら居心地の悪さも感じてしまうが、決勝まででイエローカードわずか2枚というのは超人的ですらある。正々堂々、攻撃サッカーを貫徹した。「マリッシア」なんてくそくらえだ!
夕方、TVのニュースを見ていて、今日が成人の日であることに気づいた。まあ僕は数年前当時成人式なるものに出席しなかったこともあり実状はよくわからんのだが、自治体主催の成人式における若者の行儀の悪さを嘆く報道が多いようだ(高松市なんか、酔っぱらった馬鹿が壇上の市長に向けてクラッカーを鳴らしたそうな)。まあ、今のご時世、自治体の成人式なんて「近所の友達と数年ぶりに顔を合わせる場」というくらいの意味しかないわけで、馬鹿や阿保も含めて一カ所に集めて真面目にやろうってとこに無理があるよな。税金の無駄遣いだからやめた方がいいんでないかい?だいたい、人は様々な社会的な経験を踏んでいって初めて大人になるわけで、20歳になったからとかましてや成人式に出席したから大人になるってもんでもない。「大人の自覚が足りない」?今の日本みたいな、10代のうちに大人としての分別(=社会的判断力)を身につけられるような教育が全く行われておらず、一方で共同体的な通過儀礼もなくなっちゃった社会で「20歳=大人」なんてのは全く根拠のない幻想でしかない。10代でもへたな(馬鹿な)大人よりもしっかりしている奴もいれば、40代や50代になっても子供じみた間違いを繰り返す「大人」だっているわけだ。成人式を巡る混乱は近代日本的制度が機能しなくなった良い例だとも言えるだろう。
『カオスだもんね!2 増殖編』(水口幸広著、アスキー出版局)読了。
午後、チャンネルをこまめに替えながら高校ラグビー、高校サッカー、競馬中継。
高校ラグビー決勝は、ディフェンスの強さを武器に伏見工が完勝。不得意(?)なキック戦術にこだわったこと、SHの球出しが遅いこと、悪コンディションも影響したかCTB付近でノックオンが相次いだことなどから美しい展開ラグビーは最後まで見られなかったものの、先制される展開でも落ち着いて乱れず、粘り強く勝利を呼び込んだ。3年前の今村組に比べればはっきり言って面白さは見劣りするが、高校レベルをはるかに超えたディフェンスの強さはまさしく高校日本一にふさわしいと言えよう。一方佐賀工は、伏見DFを崩すにはあまりに攻め手が少なすぎた。今のラグビー、FWのサイド攻撃だけでは高度な防御網をブレイクするのは非常に難しい。もっとダイナミックな崩し合いでの王座争いが見てみたいものだ。
高校サッカーは、全国的なレベルアップも影響しているのか富山第一や草津東・青森山田といったいわゆる「強豪校」とは違う勢力が台頭してきていて面白い。決勝は、国見と草津東。国見が勝って「やっぱりな」では面白くない。明日は、ずばり草津東の応援だ!
19時から日テレ『ザ!鉄腕!DASH!! 超スゴ超人てんこ盛りスペシャル』を見る。「棒高跳びで2階に立てこもった犯人を捕まえられるか」「犬はピンチランナーになれるか」「路線バスで韓国に行けるか」といったおバカなネタ満載で楽しませてもらったが、特に盛り上がったのは「北海道の駅弁vs大食い自慢」。TOKIOの城島が北海道の特急列車を乗り継いで買い込んだ駅弁の数々(100種以上)を大食いチャンピオン達が制限時間内に食べきれるかどうかという単純かつおバカな企画だが、チャレンジした3人のチャンピオンの1人、ホットドック早食い世界記録保持者(笑)の新井さんが凄かった。どれほど凄かったのかはとても文章で書き表せるものではなく再放送を見てもらうしかないのだが、食べるスピード・量の多さは超人的、「大食い」という戦いに真剣に挑む姿(しかもデブじゃなくて結構いい男なんだな、これが)はまさに「サムライ」。人がものを食っているのを見て初めて「かっこいい」と思えた。プロ大食いプレーヤーってのも成り立つんじゃないの(笑)。
夜、赤坂の「つぼ八」で仲間と飲み。結局、正月もその後の連休も酒飲んで終わってしもうた。
東京はこの冬初めての雪。帰り道、すっかり雪だるま状態に。でも、きれいだったからいいや。
1月6日(土)
12時起床。もちろん二日酔い(笑)。尊雪師による激ウマの朝飯を平らげ、ジェットバス付の風呂に浸かる。単に水流と泡が加わっただけなのに、なぜあれほど普通の風呂より気持ちよいのか。お肌もつるつる、気分は快調。ウチにも欲しい。
河合塾町田校の佐藤校舎長に挨拶した後、小田急線普通で1時間かけて新宿、さらに何故だか気が向いて大江戸線に乗り込み、都庁前駅まで路線をほぼ一周する。シートが固くて、居眠り場所としてはイマイチかな。その後逆方向に上野御徒町まで乗って秋葉原をぶらぶらした後、赤坂の『天や』で夕食に「北海天丼」。まあ及第点のうまさ。
夜中、後輩に呼び出されて赤坂の「白木屋」で飲み。
1月5日(金)
高校ラグビー準決勝、第1試合は実力優位の仙台育英が詰めの甘さから佐賀工の反撃を許し、同点で終了。高校のルールでは延長戦はなく、決勝進出はなんと抽選で佐賀工に決定。仙台育英の主将、しばらくは悔やんで悔やんで悔やみまくるんだろうなあ。勝ちゲームだったし。せめて抽選が翌日だったら、チームみんなで「作戦」をねることもできただろうが、すぐやるとなると主将が全部背負っちゃうだろうからね。高校生には酷すぎるよ。
第2試合は、伏見工がまたしても鉄壁の守りで埼工大深谷に完勝。この試合、緊迫感に溢れた内容ももちろん、試合後に両校の選手が涙を流しながら抱き合う様はあまりに美しく、TV解説の小林深緑郎氏ものどの奥を詰まらせて言葉を発することが困難な状況に陥っていた(もちろん、僕も)。これがラグビーだよ、これが。
数年前の揚子江下りの戦友、「野人」こと林がロシア赴任ということで、盛大に(4人で)送別会。町田の河合塾講師佐々木尊雪師の自宅に深夜集合してドンペリの93年ものを空け、朝6時まで馬鹿話を肴にひたすら飲む。
1月4日(木)
今日から仕事。
昼、ミニストップで『日清のとうがらし麺味噌チゲ』なるものを発見し、さっそく食してみる。なかなかおいしくかつ体がポカポカと温まり、今日のような寒い日には最適と思われた。が、どうも調子に乗って付属の唐辛子粉をかけすぎたらしく、帰宅してから猛烈な腹痛に襲われるはめに。何事もやりすぎてから「しまった」と後悔することについては、いくつになっても進歩なし。
『サラブレ』2月号、『ラグビーマガジン』2月号。
1月3日(水)
昼から、秩父宮ラグビー場で全国社会人ラグビー1回戦。第1試合のNEC×コカコーラ・ウエスト・ジャパンはコカコーラ淵上のプレイを楽しみにして行ったのだが、アウトサイドCTBで起用されたこともあってボールが渡る回数が極端に少なく、期待外れに終わった。要の選手はハーフで使ってよ、ハーフで。試合自体もスピード・パワー・スキルと全ての面で上回るNECのワンサイド。第2試合のサントリー×ヤマハが始まる頃には体もすっかり冷え切り、サントリー2本目のトライを見届けて早々に退散しました。
帰宅してからビデオで高校ラグビー準々決勝。これまでひたすらゲームのペースを上げて「走り勝つ」ラグビーで光っていた天理が、伏見工鉄壁のディフェンスの前に完敗。でも、FW戦で劣勢にあるにも関わらずスピード勝負で2トライを奪ったプレイぶりは非常にかっこ良く、「君たちのやっていることは間違っていない!」と声をかけてあげたくなった(テレビの前で)。逆に伏見は確かに強いことは強いのだが、3年前の準優勝チームなどに比べると横綱相撲ぶりが目立ち過ぎ、はっきり言って面白くない。東海大仰星も負けてしまったし、どうもつまらなくなってきたな、この大会。
夕飯は近所の『モンスーン・カフェ』で生春巻、春雨スープ、串焼き、鶏肉のナッツ炒め、海鮮炒飯。超満足。やっぱりメシはアジアですよ、ア、ジ、ア。
1月2日(火)
今年の「観戦始め」はラグビー大学選手権準決勝の2試合。驚愕の結果、そして肩を落とす俺。詳しくはこちら。
11月の市原戦の時から、国立競技場に気になる売り子さんがいて、今日も寒い中思わずビールを2杯買ってしまった。このおニイちゃん、ビールを渡しながら「次は何分後に来ましょうか」と言ってくるのだ。そう言われると、こちらもそれほど飲みたくなくてもつい「30分後かな」とか言ってしまうし、本当に数十分後にまた来た日にはあなた、買わないわけには行きませんがな。それほど腹も立たず、むしろ「うまいなあ」と感心していい気分になってしまう。やるのお。
1月1日(月)
というわけで、今日から21世紀である。「2001年」あるいは「21世紀」といえば、ここ数十年に渡って近未来の代名詞であり続けていたのだが、実際来てみると大したことないなあ(笑)。まあ例えば1960年代の人々から見れば、コンピューター・情報通信関係の発達など今の世の中は未来感たっぷりなのかもしれないが、小さい頃からSF小説・映画に慣れ親しんできた身としてはやっぱり物足りないような気もする。宇宙開発とか超音速旅客機とか核融合とか、未来技術の代表格とされていたものがあんまり進歩してないしね。やっぱり、人間にとって時とはただ淡々と過ぎて行くもの、ということですかね。ともあれ、今年もよろしくお願いします。
以前、こんなコラムを書いたこともありました。
今年は田舎に帰ることもなく、東京でひたすら寝正月である。8時頃起床し餅を食ってまた寝て、昼頃起きて焼きそばをビールで流し込んで天皇杯・高校ラグビーを見てからまた寝て、夕方起きてビールをたらふく飲んでまた寝て、夜8時頃起きて年賀状・年賀メールの返事を書いて今また眠気に襲われているのである。きわめて良い正月だと思う(笑)。
天皇杯は大方の予想通り鹿島アントラーズが優勝し、「三冠」達成。清水も両ウイングの突破力を軸に健闘し、延長までもつれたのだが、最後は溢れる才能にマリッシアをブレンドした鹿島のかわいげのないサッカーに屈した。イエロー2枚くらった戸田も馬鹿なことをしたものだが、鹿島の連中もユニフォーム引っ張ったり肘だしたり足の裏見せたりと、テレビで見るとまた汚いんだ、これが。横浜のサポーターも相当根に持っているようだし、今年の国内サッカーの最大目標は「打倒鹿島」で決まりだな。
「インパク」に盛り上がっている人たちって、ネットにはまっている人種とは全く別、というか遠い所にいる人たちだよね。