6月20日(日)

 昼間は中野新橋で色々と作業。ハイビジョンって、すごいのね。

 

 夜中、フジテレビでF1アメリカGP。なんかムッチャクチャなレースになっちゃったな。もしかして、F1のシステムとアメリカのコースってちょっと噛み合わせが悪いのだろうか。とにかく、ラルフの首とか背骨にダメージが残らなきゃいいのだが…。

 佐藤琢磨は3位。ナイスなタイミングで、今度こそいい仕事をした。特に序盤、渋滞にはまった所で慌てず大きなミスを犯さなかったのが良かった。これでヨーロッパGPの失敗分くらいは取り返せただろう。ま、でも、車のポテンシャルと琢磨の速さを考えれば、このくらいでハシャいでられないけどね。バトンの方は、チームの作戦のあまりのまずさに怒ってリタイアしちゃったんじゃないかな(笑)。


6月19日(土)

 午後、早めに家を出て飛田給へ。本日は「東すか」第4号の配布日。SOCIOの列に並んで17時前に入場、今回はN45付近に置かれたテーブルをすぐに見つけ出し、脚を立ててセッティング。みるみるうちに行列ができる。さああとは「東すか」の到着を待つばかりだ、と運搬部隊(東すか編集部の若手で構成)の携帯に連絡を入れると、息を切らし気味の声で「今飛田給」との返事。……おーい。……いや、暑い中並んでいただいた皆さんにはどうも申し訳なかったです。ただ、人の手で4千部40kgを引きずってスタジアムに届けている、というあたりの事情はご理解いただければ。

 結局、今回はほぼ全てを配ることができて、おまけに3号のバックナンバーも全部はけた。やはり今の場所も2回目で「見つけられない」人が少なかったのと、あと今回は看板とかスタッフの格好(笑)とかもちょっと頑張ったことの成果もあったろうか。「東すか」を読んでいただいた皆さん、お手伝いいただいた皆さん、それからボランティアしてくれた「東すかキッズ」のみんな、どうもありがとうございました。

 

 試合の方は、昨年2ndの意趣返しのような形に。FC東京 3−2 名古屋グランパス。0−2となった時には、ヒロミが試合後に「挨拶しないで帰ろうかと思いました」(笑)と語った通り、本当に雰囲気が悪かった。でも、そこでルーカスの神がかった超ミラクルスーパーなゴールが出て、一気に形勢逆転。続いて茂庭のプロ入り初ゴールで場内さらにヒートアップ、そしてイケイケの雰囲気の中でルーカスの、いきなりストライカーに変身しちゃったような(笑)逆転ゴール。いや、なんとも快感度の高い試合だった。

 ルーカスには本当に驚かされた。窮地のチームを救い、さらにはエースとしての地位をたぐり寄せる大仕事。先日の2得点は憂太の助けもあったんだけど、今日は本当に「一人でできた!」だもんね。1点目、ドリブルを開始した時点では「またシュートの時にDFに当てちゃうかな」と思って見ていたけど、まさかDF全員抜いてしまうとは。「なるほどその手があったか!」と思わず膝を打ったよ(笑)。2点目は完全にストライカーの得点。ペナルティエリアの中で勝負できるようになれば、これはかなり面白いことになりそうだ。

 あと燃えたのは、途中交代で宮沢が出てきたシーンだな。CKでは場内割れんばかりの「宮沢!」コール。変にうつむかないでよく戦っていたし、いいミドルシュートもあったし、これは次からも期待できそうだ。とにかく元々力はある男なんだから。

 しかし、試合のあまりの劇的さに、みんな市原戦の悔しさも0−2までのだらしなさも頭から吹っ飛んじゃったんじゃないかな(笑)。本当は、ファンはともかくチームとしては、そこら辺のことをきちんと反省しなきゃいけないんだろうけどね。原さんは意外とクールな人だから大丈夫かな?

 ルーカスを超大絶賛した観戦記は、こちら

 

 そんな感じのゲームだったから、終了後も観客はなかなか席を離れず、駅へ向かう人々の顔は上気したまま。おかげで帰りに「東すか」を持っていく人の数も多かった。まさにルーカス様様である。

 帰り、新宿へ出て西口の「北の家族」でちょっと飲む。前に来た時は普通のテーブル中心の居酒屋だったのに、いつの間にか全体が個室風に区切られていた。上の方が開いているので隣の席のやかましいお姉ちゃんの声とかは素通りなんだけど、でも店員さんを呼ぶのにベルが使えるのは便利。で、そこでどんな話をしたかというと……ナイショ(笑)。


6月18日(金)

 昼間、仕事で武蔵小金井まで出かける。先週仕事仲間がカラスに襲われた(っつっても手で引っかかれて血が出た程度だが)のと同じ場所に行ってみたのだけれど、カラスは上空離れたところをのんびりと旋回するのみ。もう子供が巣立ってしまったということなのか、特にピリピリしたムード(笑)はなかった。いや、でも、近くのテーブルで休憩していた若いお母さんがベビーカーに赤ちゃんを残したまま離席した時には、ちょっとだけ緊張したかな。みなさんも、一応気をつけましょうね

 仕事終了後、中央線の快速で新宿西口までわざわざ戻って、「魚や一丁」で夕メシ。金曜日に来て初めて入れたよ、この店。


6月17日(木)

 夜、新宿西口の「まさみや」で飲む。豪快ねーさんの迫力に圧倒されっぱなし。自分のもやしっぷりを思い知らされる今日この頃である。


6月16日(水)

 市原臨海は遠い。平日夜ともなれば、サラリーマンにはあまりにハードルが高すぎる。早く新しい千葉のスタジアムができてくれないだろうか。それでも、キックオフ7:30とかにしてくれないと、頭に間に合わないわけだが。

 つーわけで、MXTVでアウェイ観戦。ジェフ市原 2−2 FC東京。理不尽さを前に怒りと失望を抱えて立ちつくすのも、またサッカーである。

 まず、試合を通して(悪い意味で)目立っていたのは、高山レフェリー。全然(判定以外は)荒れていなかった今日の試合のどこをどう取ったら、警告10退場2という結果になるというのか。後半最初の10分なんて、どんなファウルでも全て警告になりそうな感じだった。で、選手から抗議の声が上がるとさらにイエロー。相手のハンドをアピールしただけでもイエローカード(笑)。さすが、あの大久保に「落ち着いてください」とたしなめられた(→これを参照のこと)審判だけのことはある。高山さんは両チームで3人退場になった昨季の鹿島戦の笛も吹いていて、あの時は「汚いプレーに厳しい人なんだろうな」とか思ってさほど悪い印象はなかったのだけれど、まあ要するに単なる瞬間沸騰湯沸器だったらしい。あれじゃ選手は思いきってプレーすることなどできないわな。

 しかし、そんな理不尽な状況下、自チームの選手を2人も失いながら、後半のジェフ市原の健闘ぶりは素晴らしかった。状況をよく見て次々に切られていくカード、リスクを冒しながら勝点3を狙う選手の姿勢、そして最後の最後まで走りきるフィジカルと意志の強さ。1ヶ月ほど勝ち星がなかろうと、オシムの築いてきた土台はそう簡単に崩れやしないのだな、と感心させられた。もちろん、乏しい戦力ゆえの苦しさは伝わってくるのだが、そこで後ろ向きにならない姿勢は素直に賞賛したいものである。

 東京の方は、そんなジェフ相手に素晴らしい攻撃で2点を先制しながら、結局守りきることができなかった。優れた監督を擁するチームというのは、劣勢にあってもハーフタイムに必ずたて直して来るもの。そう考えると、後半立ち上がりの失点はいかにも安易であった。シュート自体はアンラッキーだったけれど、その前にちょっとバタつく場面があり、茂庭のマルキーニョスへの寄せもちょっと淡泊に見えた(もしかしてファウル→即警告を恐れた?)。2点目は規郎(だけではないかもしれんけど)が集中力を切らして(?)早いリスタートに立ち遅れたのが原因だし、選手交代も後手後手に回った印象である。「強い」チームへの脱皮はもうちょっとかかるのだろうか。試合後の原監督のコメントは、レフェリングへの疑問も含めて妥当なところだろう。「敗因は3点目を取れなかったこと」というのが、いかにも負けず嫌いなヒロミらしくていいじゃないか。ついでに言うと、オシムのコメントも相変わらず秀逸。

 鈴木規郎は、果てしなく素晴らしい2ゴールと、限りなく残念な2失点目の失敗で、歓喜と失意の両方を味わった夜だろう。本人は悔しくて眠れないかもしれないが、しかし我々規郎ファンとしては、あくまで前向きに2ゴールの方をクローズアップしたい。今野の、これまた素晴らしい前がかりのカットからのクロスに飛び込んだ1点目。ドリブルから左足のキャノン砲が炸裂した2点目(まさに昨日の「ズバッと飛ぶヤツ」!!)。練習試合でサイドバックをやったりユース代表でウイングバックをやったりしていた影響があったのか、最近はちょっと中途半端なプレーも増えていたように思うけど、今日は持ち味をよく発揮していた。規郎は、やっぱりガンガン攻撃してナンボの選手だと思うのである。良くなってきた規郎と石川の両ウイング、見たいよね。

 で、次の名古屋戦は浅利が出場停止ですか。ここのところ中盤は浅利・今野のコンビで固まっていただけに、原監督がどういう手でくるか、ちょっと楽しみだ。目指すは1stステージ3位。


6月15日(火)

 録画で、EURO2004。デンマーク 0−0 イタリア。内容からすればデンマークの方が、上位進出へのプレッシャーからすればイタリアの方が、是非とも勝点3を取りたい試合だったろう。結果は痛み分け。あえて言うならば、主力4人が警告受けてトッティも精彩を欠いていたイタリアの方が、今後により大きな不安を残したと言えるのではないだろうか?ま、予選ではダメダメな方がイタリアっぽくて最後は帳尻合うのかもしれんけど。

 とにかく今日は両チームのGKが凄すぎた。ブッフォンもセレンセンも、あの身体であの反応速度だからねえ。キャッチングもキックも安定してるし、なんつーか、さすがにラベルが違うな(←木村和司的表現)、というのが正直な感想。あと、デンマークの選手がフツーのフォームで撃つミドルシュートの速さには、ちょっと驚かされた。ああいうのって一発で場の雰囲気を変える力があるよね。攻撃のアクセントとして、行き詰まった時の打開策としてももってこい。東京で言えば、(石川だけだと読まれちゃうから)規郎あたりがあの手の弾丸シュートを撃てるようになってほしい。いきなりズバッと飛ぶヤツ。


6月14日(月)

 録画で、EURO2004を流し観。フランス 2−1 イングランド。どうしても後半ロスタイムの2点が印象に残ってしまうのだが、試合全体の雰囲気からすれば1−1が妥当なスコアだったろうか。イングランドは最大の武器セットプレーで先制して、追加点こそPK失敗で逃したものの、89分までは思惑通りだったのだろう。一方フランスは次第にペースをつかんで押し込んではいたものの、ペナルティボックス内に構築された守備の「砦」を崩しきれず、89分までノースコア。ただ、終盤フランスの総攻撃に対してイングランドはワンペースの守り一辺倒に陥っており、カウンターやキープでチームとしての懐の深さを見せられなかったことを考えると、ジダンの同点ゴールは必然とまでは言えなくとも十分試合の流れに適ったものであった。イレギュラーだったのは2点目。なんであそこであのパスなのよ、スティーブン。ああいう雑さがあるから、僕はジェラードという選手を買えないのだ(ランパードの方が好き)。まあ、母国といえどもその恐ろしさを痛感させられてしまうところにサッカーの恐ろしさがある、なんてカッコつけるのもいいけど、やっぱあれはないよなあ。イングランドが立ち直るのは相当に難しいだろう。

 マスメディア上では、「銀河軍団」のチームメートたるベッカムとジダンを比較して「PKを止められたベッカム、決めたジダン」「本物のスーパースターであることを証明したジダン、それに対してベッカムは…」みたいな書き方も流れているみたいだけど、それはちょっとベッカムに気の毒なような。だってさ、PKって難しいよ(笑)。W杯ではジーコもプラティニもマラドーナもバッジオも外してるわけだから。イングランドの先制ゴールを生んだFKだって、ベッカムじゃなきゃあんな球蹴れないよ。キャプテンで大スターとはいえ、敗戦の責を全て背負わなければならないという訳ではなかろう。


6月13日(日)

 午後、NHK−BSでJ1。サンフレッチェ広島 0−2 鹿島アントラーズ。夏の昼間にフットボールは無理、という基本的な事実を再確認させられる退屈なゲーム。ただ、広島の観衆・サポーターの数の多さにはびっくりさせられた。広島では急に盛り上がったりしているのか?

 

 オリックスと近鉄、正確に言うとブルーウェーブとバッファローズが合併の方向で合意したと発表。こういう場合、当事者の思惑としては選手・スタッフを半分に減らしつつ(1+1=1)、ファンの数や人気についてはそのままの規模を保つ(1+1=2)つもりなんだろうけど、まあそううまくはいかんだろうね。「1+1」の解が果たしてどのようなものになるのか、野次馬的な観点からすれば非常に興味深いが、なんつってもプロ野球は未だにこの国最大のエンターテイメント・スポーツであるし、加えて本拠都市が異なる球団同士の合併でもある。おそらく、Jリーグにおける「Fマリノス」誕生時を超える規模の騒動になるのだろう。

 僕は、フリューゲルスが消滅した際の、プロ野球ファンの冷たい態度が未だに忘れられない。大好きな物書きの方が「企業にとってのメリットがなくなったというだけでしょう」なんて冷淡な事を書いているのを読んで、ひどく悲しい気分にもなったものだ。同じような経験から、今回の件について「ざまーみろ!」と叫ぶサッカーファンも数多くいるに違いない。僕の中にだってそういう気持ちはある。でも、やっぱりそれだけじゃいかんと思うんだよね。清水、平塚、甲府、鳥栖…。今サッカーがいい状態にあるからといって、「明日は我が身」であることを忘れないようにしないと。ブルーウェーブとバッファローズのファンは、本当に気の毒だ。

 しっかし、スター選手に常軌を逸した額の年俸を出しておいて、「赤字に耐え切れません」ってのはムシのいい物言いだよな。


6月12日(土)

 昼前から、新宿南口の大塚家具であれこれ買い物。とにかくでかい店だ…。

 

 午後、味スタでホーム試合。FC東京 2−1 ガンバ大阪ルーカス、やったな!!ワンツーリターンからDFを巧みに振りきった2点目(パスを出した憂太は「外すかなと思った」とかコメントしたらしいけど(笑))ももちろん素晴らしいのだが、それよりもCKの場面で「不得意な」DFとの競り合いを制した同点ゴールは、色んな意味で価値の高いものだったと思う。元々前線でボールを追って走り続ける姿に多くのサポーターは好意を抱いていたわけだし、ここでようやく結果が出てホントよかった。通訳の飯野さんが感極まって涙流しちゃうくらいだから、いいヤツなんだろうな、ルーコン。ま、だからといって一息つけるわけでもなく、「結果を出したからこそ」次節以後もチームの要となる1トップとして頑張ってもらわねばならないのだが。

 あと、どうしても得点者が大きく取り上げられてしまうので割を食った形になったけど、馬場憂太は文句なしのMOM(MOT?)だと思う。重心が低く体の近くにボールを置くドリブル、味方の動きをよく見たパス出し、そして最後までチェイスを続けた勤勉さ。昨年までとは別人のような動きである。勝ち越しゴールの後、走り回って喜ぶ周りをよそに落ち着き払ってガッツポーズしていた姿も貫禄十分(まるで中田ヒデみたいだ)。ルーカスの方はまだまだ予断を許さないが(笑)、こちらの「覚醒」はどうやら本物のようである。

 試合中一番興奮して叫んでしまったシーンは、もちろん藤山のポスト直撃シュート。

 ガンバは中盤のポジションチェンジ・パス回しでよく東京をかき回したけれど、一番前とDFラインの主力選手を欠いたことが最終的に響いた印象。2点目のワンツー、あれ宮本がいたら裏とられてないでしょ、多分。

 馬場憂太ベタぼめ予定の観戦記は、こちら

 

 夜、赤坂で先週のイベントの打ち上げ。「つぼ八」にて大勢で飲む。けっこうはしゃいでしまい、ケータイで写真を撮りまくったり。まあ、オッサンとほっぺをくっつけ合ってるような写真だったりするのだが。あと、カエルをかぶったりとか(笑)。若い女の子に「一緒に撮ろうぜ」などと、シャイなオジサンからはとても言い出せません。

 二次会は「歌広場」、だったのだけれど、飲み足りないということで数人で抜け出して「すっとこどっこい」で閉店まで飲む。せっかくのビールサーバー席、僕をサーバー脇に座らせてはいけない。途中で寝ちゃって注ぎ手として役に立たないから。

 で、「歌広場」へ戻ったら大部屋は人でぎっしりだったので、別に小部屋を借りて久々のカラオケ。何を歌ったかよく覚えていないが、とにかく喉がガラガラになるまで大声出していたのは確かだ。

 明け方に店を出たら、どしゃ降りの雨。まあいっか、ということで表参道から歩いて帰ったら、半端でなくびしょ濡れになった。そりゃいいはずないっての。ま、皆さん、どうもお疲れ様でした。


6月11日(金)

 昼に上野で仕事があったため、ついでに上野公園の奥、東京都美術館のレストランで昼食をとる。…うーむ、味は悪くなかったのだけど、そば1杯750円ってのは公共施設の食事処としてはどうなんかいな。

 

 夜、目黒の韓国料理屋「椿」で飲む。プルコギにカルビにハラミにネギタン塩にセンマイにレバ刺しに、あと色々。ひっじょーにうまかった。

 さらに、帰りがけに蒼龍唐玉堂」で担々麺。…うーむ、濃い…とにかく辛い…ご飯と一緒ではないととても食べられたものではない。つーか、おかずですな、これ。そう考えればなかなかうまかったかも。

 食い過ぎで苦しくてなかなか寝付かれない、というのも珍しい経験だ。


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