8月10日(日)

 1日家で引きこもり。憂鬱気味な日々である。

 昼間、昼飯をとりながら高校野球を観る。PL学園 13−1 雪谷。がっかりしたのは5−0の6回裏、雪谷の先頭バッターが2塁打を打った後、次の打者に送りバントさせたことだな。ちょうどPLのピッチャーも球がシュート回転で浮き始めてたし、相手は多少の失点ならオッケーの場面なんだからあそこは強打しないと駄目だろう。好投していたエースピッチャーを7回に交代させたのもよくわからん。同じ都立の城東が甲子園に出た時もわずか2点差の9回に「思い出づくり」の代打を出してきて失望したものだけど、どうも「キミたち、ホントに勝つ気があったの?」と言いたくなってしまった。

 夕飯後、窓から東京湾の花火大会を遠く眺める。1時間半も続けばさすがに飽きるかとも思ったのだが、しかし普通のでかいやつ(我ながら表現力がないな(笑))の他にも多色の火花が数段に分かれて飛び出るタイプとかハート形や惑星(ユニバーサル映画のロゴみたいな)形のやつとか、まあ種類が多くて退屈はしなかった。近くで観ればもっと迫力があっていいのかもしれないが……現地だと、ござを敷いてビールを飲みながら、なんて呑気には行かないだろうからねえ。

 夜、フジテレビでPRIDE GP 1回戦をちょっと見る。桜庭はムキになってシウバとやる必要はなかったかな…。同じ相手に3回やられてしまうと、実力云々以上に「負け犬」イメージがついてしまうような。ミルコ・クロコップは、あれは人間では倒せないでしょう。熊とやれ、熊と。あと、吉田×田村はけっこう(少なくとも当事者的には)激戦だったんじゃないかな?最後じわ〜り仕留めたんで完勝のように見えたけど、息の上がり方はこれまでで一番キツそうだった。吉田の下半身の安定感っつーたら「さすが世界チャンピオン」としか言いようがないですな。

 その後JスカイスポーツでFAコミュニティ・シールド。アーセナル 1−1(PK3−4) マンチェスター・U。立ち上がりからユナイテッドの連中が足裏見せタックルかましまくりで、両チームに殺気ムンムン。シルベストルのヘッドにアンリの剛速球FKが決まってどうなることかと思ったが、しかし幸い(?)ウェールズ(会場はミレニアム・スタジアム)らしからぬ暑さに両チームとも前半だけでバテバテになり、最後は「別に両チーム優勝でいいじゃん」的PK合戦(笑)でユナイテッドの勝ち。まあユナイテッドの方が懐は深そうというか、シーズン通しても大崩れはなさそうですな。アーセナルの方は補強がGKだけか…MFは腐るほどいるが、DFの1人くらい取れなかったのだろうか?

 

 世間はそろそろお盆休みかという時期だけれど、僕の方は明日から深夜までの仕事が予想され、ますます(家では)ヒッキー化するかもしれん。まあ、とりあえず今日は酒飲んで寝ます(なんて後ろ向きな締めなんだ(笑))。


8月9日(土)

 台風襲来。朝、窓に土砂降りの雨が当たる音で目が覚めた。ウチは幸いビルの5階だが、もしこれが1階だったら、窓のすぐ外がプールのように冠水していたとしてもさほど違和感は感じなかっただろう。変な言い方になるけど、何だか豪快な雨だったな。

 夕方、外へ出るともう雨が上がり、ものすごい勢いでちぎれ雲が飛ばされて行くのが見えた。

 

 渋谷東急(東急文化会館からクロスタワービルへ移転)で高坂希太郎監督『茄子 アンダルシアの夏』観る。駅に貼られているポスターを見て「「いかにもジブリ」という感じにデフォルメされて甘ったるくなっているのではないか」と危惧していたのだが、いや、これがなかなかにいい出来。ストーリーをほとんど改変せず原作の世界観を保ち、それにアニメ的な映像美(上空から自転車の集団を眺め、その体型が状況に応じて刻々と変化していく様とか)をつけ加えて実にバランスのいい作品に仕上がっていた。まあ、原作の大股で跳んでいくようなスピード感がないのは、メディアが違うのだから仕方がないだろう。いくつかある追加シーンがおセンチ度を増しているのは確かだけど、でもしつこいというほどではないし。アンダルシアでの自転車レース。「遠くへ行きたい」地元出身のレーサー・ペペと近しい人々との一瞬の交錯、そして紆余曲折のレース展開とゴール前での大激戦!懐かしくも痛い思い出と、現在の苛烈な闘いとのクロスオーバー。レースに勝とうが負けようが、女を兄貴にとられようがチームを首になろうが、人はその人なりにかけがえのない人生を生きていく。エンディングテーマは忌野清志郎のナイスなノリの曲。傑作、と言っていいだろう。原作ファンとしても満足できた。

 

 帰って、テレビ朝日でJ1オールスターを途中から観る。J−EAST 3−1 J−WEST。カズがきっちり1得点したのには笑うと同時に感心した。ウチのじーさまは後半半ばから出てきたが、こういうヌルい試合とはいえなかなかいい動きだったんではないかい?おそらく最初で最後のオールスター、どうせなら1点決めてほしかったけど(惜しいチャンスは2つほどあった…)。しかし、テレ朝のサッカー中継はいつまでたっても何の進歩もないねえ。


8月8日(金)

 来週からはまた仕事でエライ事になる予定なので、今日は「出陣式」。新宿住友ビルの「魚市」で飲む。51階からの景色はさすがに素晴らしかったが、日が完全に落ちて夜景が見頃になる頃には既に皆酔っぱらって窓の外など見ていないのであった(笑)。料理は刺身もかまの塩焼きも美味しかったけど、ビールの味がいまいちだったのは体調のせいか、それとも注ぎ方のせいか?

 2次会はパレットビルの「日本海庄屋」。いつものごとくウトウトし始めていたら、僕が頼んだはずの寿司盛り合わせはあっという間に皿だけになってましたとさ。

 最後は思い出横町でつけ麺をすすって帰る。最近飲んだ後にこってり系のラーメンは全然駄目になってきちゃったけど、さっぱりつけ麺くらいならなんとか。


8月7日(木)

 石川由紀彦の完全移籍発表。つまりトレードということですな。今シーズン終了後にこうなるのではないかという気はしていたけれども、こんなに早く決まるとは予想外だった。やっぱりマリノスの1stステージ優勝が大きかったのかな?由紀彦は、いまや横浜の攻撃の大きな柱の1つ。横浜にしてみれば「何といい選手なんだ!」と大もうけ気分だったんだろうね。由紀彦もそりゃ優勝できりゃ何の不満もないだろうし。石川の方も東京で不動のレギュラーになってチームは上り調子、これから五輪予選もあるしA代表も狙わなくちゃいけないし、そろそろ腰を落ち着けたいという気持ちもあったんだろう。無論彼の能力については既に実証済み、これは双方にとってお得感の高い移籍ということになるし、収まるところに収まったとも言えるのではないか。

 しかし、こうして東京でくすぶっていた由紀彦が横浜で蘇り、横浜でイマイチ君だった石川が東京でポテンシャルを発揮しているのを見るにつけ、選手と監督(あるいはチーム)の相性というのは大きいのだと改めて思い知らされる。由紀彦は風貌に似合わず(笑)精密なプレーが得意で、周りが高度かつ繊細なコンビネーションで合わせてこその選手。岡田監督とは最高のマッチングではなかろうか。対して石川は大振り大リーガーみたいなところがあって、自由を与えてもらう中でビュンビュン暴れ回るのがよく似合う。マリノスで窮屈な環境におかれるよりも原監督の下でのびのびやれたのが良かった。だから、「これで良かったんだ」。

 とまあ、口ではそう言っても、やっぱりJ2の頃からあの熱い戦いぶりを見てきた由紀彦がこうしてチームを離れてしまうことについては、どうしても寂しさがこみあげてきてしまう。ホント、僕たちを楽しませてくれたし、チームにクラブによく貢献してくれたと思う。どうもありがとう、と今は言うしかない。そして石川君、末永くよろしく。


8月6日(水)

 午後、渋谷の東急文化会館(6月で閉館)から移転してしまった行きつけの床屋「文化理容室」へ。渋谷から東横線→大井町線と乗り継いで北千束。1時間ほどでさっぱり夏スタイルに。帰りは目黒線で帰ろうと環七沿いに歩いたのだが、いつの間にか線路を越してしまったらしく、いつまでたっても駅は見えない。仕方なく目黒通りにぶつかったところで右折、碑文谷公園の脇を通り、学芸大学駅に出て東横線で帰宅した。全部で小1時間ほどは歩いたかな。環七と目黒通りの交差点の所で信号待ちしている女子中学生の集団に遭遇、その中を通り抜けようとしたら会話に夢中の1人がこちらによれてきたのでちょっと接触してしまった。「おっと失礼」と言って通り抜けようとしたら、友達が見知らぬオッサンにぶつかったのが楽しかったのかそれとも僕の物言いが可笑しかったのか、たちまち笑いの渦が巻き起こった。「箸が転げても笑う年頃」ってヤツですか(笑)。

 

 夜、夕飯を食べながらJプレシーズンマッチ第2弾「中村俊輔凱旋試合」(笑)を観る。横浜Fマリノス 1−2 レッジーナ。横浜は例の意味不明なJリーグ通達のせいで松田を、さらに怪我で久保・中澤を欠く布陣。マリノスのサポーターは「本当はこんな力じゃないのに…」と言いたいだろうね。わかるよ、その気持ち。守備はあたふたして、決して強力とは言えない(ただし、雑だけど思い切りはいい)レッジーナの攻撃陣に結構やられちゃってたもんね。攻撃も由紀彦の3枚刃カミソリドリブル(切れ味鋭いな3タッチでペナルティエリアまで進入、PK獲得)で1点は奪ったものの、奥と由紀彦が引っ込んでからは全然駄目だった。決勝点につながる絶妙のパスはやっぱり俊輔から。明日のスポーツ新聞の1面も全部俊輔ですかね。何かマリノスが気の毒になってきたな(笑)。

 つーか、昨日今日とやってみて、「日本のJクラブと外国の様々なレベルのクラブが戦う」この手の試合はやっぱり面白いよね。条件が特別だから単純にスコアだけでは実力を比べられないけれど、でも彼我の違いや強み弱みについてそれなりの体感はできるし、観ている方としても「今のJの実力はこのくらいか?」とか想像力をかきたてられたりもする。今にして思えば、日本代表が強くなったのもキリンカップで欧州・南米の代表やクラブチームとやるようになってからではなかったかい?そういうファンの楽しみとリーグのレベルアップの一石二鳥になるような催しをどうして邪魔するのかね、Jリーグは。


8月5日(火)

 午後に東大図書館で調べ物してたら、窓の外の空に異様に低く厚い雲がたちこめ始めて焦る。案の定、17時前に外へ出ると大雨だった。たまたま持っていた大きめのタオルを頭から被り、本郷三丁目駅から丸の内線→半蔵門線と乗り継いで表参道へ戻る。「夕立ならこの間にやんでるかも…」という淡い期待も空しく、地上へ上がるとバケツをひっくり返したようなどしゃ降りだった。今さら傘を買うのも馬鹿らしいので、走って家まで。シャワーを浴びる時より多くの水をかぶったのかもしれない。まさに濡れ鼠。家でシャツにズボンにパンツと一式全て着替え、サンダル(いくら足下が濡れててもいいように)に履き替えて合羽持参でいざ国立競技場へ。

 19時から、サントリードリームマッチ。FC東京 0−3 レアル・マドリード。観戦記はこちら。いや、やって良かった。これはこれで一つのイベントとして楽しめた。観戦記の方には実力云々の話を書いたけど、東京が日本中のサッカーファンの注目を集める試合をするのはこれが初めてだろう。色んな意味でいい経験になると思うよ。特に若い連中(阿部、馬場、加地、チャン、近藤、etc)には。

 しかし、あのマドリーのレプリカを着てカメラ持ってマドリーの選手の名前を絶叫している人たちはちょっと理解できないというか。世界一のクラブチームが「よそから」来たんだから興奮して観るのは当然(僕もレアル・マドリードは大好きだから、他のチームとやるんならやっぱり喜んで観ただろう)だけど、「私たちのマドリーが」みたいな態度はなんなんすかね。お前らいつからマドリード市民になったんだ?まあレアル・マドリードの世界戦略ってのはそんなもんなんだろうし、あの人たちのおかげでこういう試合も成り立つのであんまり文句言っちゃいけないかもしらんが、アパルトヘイト時代の南アフリカで「名誉白人」と呼ばれて(よく考えりゃ蔑称だ)得意げにしていたみっともない日本人を連想した。

 帰り道ちょっと刺身を買い込んで、家へ帰ってからしみじみと一杯やる。FC東京世界制覇の野望は今日始まったのだ。


8月4日(月)

 夕方、仕事場を出る時に「明日はレアル・マドリード休暇です」と言ったら、いきなり「え、すごい!」「いいなー!」「うらやまし〜!!」「いくらで売れるんだそのチケット!?」「連れてって!!」と大騒ぎになってしまった。え、これってそんなすごいプラチナチケットなの、とこちらがドギマギしてしまったりして。余りチケットの1枚でも持ってりゃ軽く女の子の1人も引っかけることができただろう……やりませんけどね(笑)。


8月3日(日)

 夕飯を食いながらNHK−BSでプロ野球。阪神 7−1 中日。阪神が多少もたつきながらも長期遠征前最後のホームゲームを白星で飾った。ムーアが2軍落ちしても、井川と伊良部がいれば全然大丈夫だわな。それより心配なのは星野監督である。ベンチでやたら体をひねりながら顔をしかめている様子、あれはどうもチームの戦いぶりが気に入らないだけではないような気がする。具合悪そうなんだよね、顔がむくみ気味だし。もう優勝は動きそうにないし、1ヶ月くらい休んだらどうだろう……って、その間に優勝しちゃうか(笑)。

 で、それと同時にテレビを2画面にしてMX−TVのレアル・マドリー公開練習を横目で見てたんだけど…なに、4万5千人も入ったの!?みんな3千円払って!?……馬鹿じゃねえの、とは言わないでおこう、知り合いがいたら困るから(笑)。人が好きでやっていることにケチをつけてはいけない。が、にしても、マドリーの連中は今日着いたばかりなのでランニングとストレッチと余興的な紅白戦だけでおしまい。あれに3千円(Jリーグの試合が指定席で見られるよ)払うのか…。うーむ。

 さっき日本代表ニュースを見ていたら、「小峯、仙台へ移籍」という記事が。ショッキング、と言いたいところだが、ありそうなことではある。茂庭がしっかりしてきたしCBの不動の控えは藤山になりつつあるし原さんは若い子好きだし、小峯あたりのベテランはもう余程のことがなければ東京での出場はかなうまい。寂しい気持ちがないではないけど、飼い殺しにされるくらいだったら彼の力を必要とするチームに行って大暴れしてほしいと思う。福田や喜名や加賀見はどうする?


8月2日(土)

 夜、MXTVで1stステージ最終戦。ジュビロ磐田 1−0 FC東京。解説の前田治は「もっとサイドを使わないと…」「思ったことができていませんね」などと繰り返しコメントしていたが、しかしジュビロ相手、しかもケリーが出れないという時点でボールポゼッションで圧倒されることは誰もが予測したはず。実際東京は自陣で守備を固めて耐え、攻めは3トップ「アマラオ大作戦」のみ、形はどうあれ1点もぎ取りに行くという作戦をとっていたわけだ。磐田の波状攻撃をしのいでしのいでしのぎきった前半の展開は、むしろ東京側の思うつぼとさえ言えただろう。

 この日凄かったのはやっぱり土肥ちゃん。人間離れした反応で何度となく決定的なシュートを止め、ピンチをしのいでは雄叫びを上げて味方を鼓舞する。その姿からは神々しささえ感じられた。昨年の磐田戦ではこんなことがあっただけに、見ていて胸が詰まった。泣けてきた。勝たせてやりたかった……。

 磐田はやはり強かった。シーズン序盤の不調はどこへやら、寄せとパス回しの早さ・速さは今季対戦したどのチームと比べても頭一つ抜けていたように思う。現段階で実力に差があるのは確かで、今すぐにはどうにも仕方がないことだ(もちろんできるだけ早く追い抜かねばならないのだが)。そんな磐田相手によく耐えた選手たちには「よう頑張った」と声をかけてあげたいと思う(一番悔しいのは彼らだろうし)。健闘したのは紛れもない事実だ。ただ、それでも、もう少しで少なくとも勝点1は得られたのだが、藤田の、いかにも藤田らしい巧みかつキレのある動きにやられてしまった。ジャーンの負傷退場は確かに痛かったのだが…藤山も頑張ってたし…。あともう一踏ん張り、か。

 東京にも勝つチャンスがなかったわけではない。原監督のコメントにもあるように、後半開始早々阿部のシュートが入っていれば試合の行方はわからなかっただろう。ただ、現地でどう見えたかはわからないが、TVで見る限りあれは「決めるべき」と言えるような簡単なシュートではない。角度もなかったし、山西のスライディングタックルを強引に外したところで体勢は崩れていた。むしろ「これはイケるかも」とその後の得点について期待を膨らませてくれるプレーのように見えた。今日の阿部は組織的に攻撃を組み立てられないのがかえって幸いしたか、ここ数試合とは違い、前半から思い切りのいいシュートで可能性を感じさせていた。他のアタッカーに比べて確実に相手の脅威となっていた。だからこそ、後半10分にもならないうちに阿部を外して馬場が投入されたのはいかにも残念な事だった。今さらこんな事言うのもナンだが、原さんは(今回規郎をベンチに入れなかったし)よっっっっっっぽどユータ君が好きなんだねえ〜〜〜〜。あの交代を見た瞬間、「ああ、今日は勝ちはないな」と思ったよ。毎度毎度馬場君を入れていったい何をどうしようというのか、その意図がよくわからない。がっかりである。

 去年が1−6。今年が0−1。背中は見えた、と信じたいのだけれど。次あたる時には藤田もいないだろうから……ホームでは勝たねばならんよな。

 幸いなことに鹿島も名古屋も負けてくれたため、東京は1stステージ4位を確保。14失点・11得点はともにリーグ最少。「スゴいんだがショボい」あるいは「ショボいんだがスゴい」と言うべきか。「弱いところに勝ち、強いところに勝てない」傾向があるのは昨年同様。まあ、過去最高順位なんだから喜ぶべきなんだろうな(つーか、の順位でも「すげえ」と驚かなくなってしまったあたりにチームの地力向上を感じる(笑))。2ndステージの目標は、当然これ以上ということになるね。

 

 で、1stステージの優勝は横浜マリノス。優秀な指揮官の下にいい戦力を集めたんだからある意味当然の結果と言えるだろう。東京とは全然異なるチーム作りの手法だけれど、いきなり結果を出してしてしまったのだから大したものだと思う。おめでとう、ととりあえずは言っておこう(笑)。チャンピオンシップで戦えればいいね!!

 

 夜中、赤坂の「すっとこどっこい」で飲む。悔しい気持ちを抱えていたせいもあり、マシンガン調(ってほどでもないか?)で喋りまくる。世間的なイメージと客観的データの乖離を埋めようとしないマスコミなんて百害あって一利なしだぜ!とかそういう話。ストレスの解消にはなった。


8月1日(金)

 夕飯は渋谷の「龍の髭」で。餅米シューマイに鶏の唐揚げにゴーヤチャンプルーにイカの塩炒めに海老ビーフン。うまいことはうまかったが、2人でこれはいくらなんでも頼みすぎた。死にそう(つーか、死んだ(笑))。

 中原昌也著『エーガ界に捧ぐ』(扶桑社)読了。一見ムチャクチャ書いているように見えていて実は青臭く熱い部分もあり、しかし「金がない」ネタで何度なく押し切るなど「やっぱり本当にテキトーに書いているのではないか」と時々不安になる芸風の著者だが、この本では『CQ』を絶賛しているなどいくつかの点で僕と相通じてしてしまったのであった。ふむ。


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