4月30日(月)

 新聞各紙の世論調査で小泉内閣の支持率が軒並み80パーセントを超えたそうな。凄いもんだ。いかに今までの政治状況に皆不満を持っていたか、ということなんだろうな。細川内閣と同様のフィーバー(死語)ぶりは、小泉内閣誕生に政権交代と同様の効果が期待されているという証だろう。ここまでの人気ぶりとなると、自民党の族議員連中も逆に下手なことを言い出しづらくなるかもしれないし、小泉純一郎は東京における石原慎太郎と同様、永田町においてアンタッチャブルな存在になる可能性さえある。もしかすると何か大きなことをやってのけるかもしれない、という期待が僕の中にも少しは出てきた(あくまでも「少しは」だが)。一方、民主党は少々冷静さを失っているように見える。議院内閣制において野党が無力なのは仕方がないことで、あくまで敵失を待つしかない存在であるのだから、今はじっと我慢して静観すべきなのだ。まだ「何もやっていない」内閣について「どうせダメだ」などと吠えまくるのは、自らの底の浅さをさらけ出すことにしかつながらない。自民党が最後の最後でこれ以上ない(政策的にはともかく人気・雰囲気の点で)総裁を実現したのに対し、前回の代表選で鳩山ごときが圧倒的多数を集めることになった民主党。これから、政党としての器量が問われることになるだろう。


4月29日(日)

 案の定、二日酔い(笑)。

 天皇賞(GT)、テイエムオペラオー−エアシャカールのワイド1点で勝負。結果、オペラオーは勝ったもののエアが8着に惨敗して×。前日の晩、後輩のイーグサに向かって「血統的な距離適性では、有力馬の中でエアが最も不安だね」などと講釈をたれてたのになー。エアシャカールのオッズが予想外についていたのに惑わされてしまった。

 J1首位攻防戦は磐田が3−0で名古屋に完勝。日本代表スペイン遠征の影響が心配されていたジュビロだが、そこは数々の過密日程・修羅場をくぐってきたチームだけになーんも関係なかったようだ。流れるようなパス回しで相手をさんざん振り回し、決定力のあるFWでとどめを刺すいつものパターン。強すぎ。ジュビロの目標はもはやリーグ戦などではなく、ずばり世界クラブ選手権になるのだろう。

 夕方、東京スタジアムに出かけてFC東京×ジェフ市原。……………最低だね。屋根のおかげで雨にも関わらず快適な環境で観戦できたが、肝心の試合内容は不快そのものだった。詳しいことは観戦記の方で書くが、まあ、金を払って見るに値しなかったことだけは確かだ。


4月28日(土)

 午後、スカパーでJ2新潟×大宮。先に点を取られ続けていた新潟が終了間際に黒崎のゴールで同点、しかし延長でも決着がつかず結局2−2の引き分け。いや〜、長かった。120分も続いたら、やってる方も見ている方も疲れるよ。野球じゃないんだからさ。Jリーグのお偉方も傲慢なことばかり言ってないで、実際に時間を割いて遠くから電車でスタジアムに通ってるファンのことをよく考えろよな。

 夜、赤坂の『さくら水産』で飲み会。つまみが出てくるのがとても遅く、空きっ腹にビールがガツンと効いて、もうフラフラ。


4月27日(金)

 いくら何でも、田中真紀子が外務大臣はマズいだろ、おい。

 竹中平蔵の「私は『景気』という言葉が嫌いです」という発言には大いに共感を覚える。経済はあくまで人間の活動ないしその結果であって、心理的な側面が大きなウェイトを占めるのは確かだ。だから、「景気」という言葉自体が間違っているわけではない。ただ、日本では自民党一党支配と官僚の庇護の下に長年高度成長を続けたため、いつの間にか「経済は自分達とは無関係な所で決まっていくもの」「何をしなくても待っていればそのうち景気は良くなる」という観念が普及してしまった。だから、通常の景気循環もデフレも構造不況もバブル崩壊も何もかも一緒くたにしてただ「景気が悪い」としてしまい、科学的に経済を調査して分析して対策を立てるという当たり前のことが軽視されてきたのだ。現状を直視しやるべきことをやるだけで日本は変わるの。別にこれは政治家や官僚だけの話ではなく、日本に住む人間のほとんど全てが抱える問題なのだと思う。「景気が悪い」はもう使わないようにしましょう。

 浦和には結局、「厳重注意」だけですか。「今度やったら制裁金を含め処罰」だそうな。この基準で行くと、けが人が出てようやく罰金、死人が出て初めて勝ち点没収ですかね。昨年の「ベストメンバー問題」の時の異常なまでの厳しさとは大違いだね。


4月26日(木)

 朝4時半に起きてスペイン×日本観戦。惜しかったよなあ〜。スペイン側がテスト色の強いプレー・選手起用だったのと、半分近いメンバーを入れ替えたこともあってか日本側の懸命さがフランス戦とは違い、このような「善戦」が生まれたのだろう。でもねえ、あそこまで行ったら引き分けなきゃ駄目だ、というか選手が「駄目だ」という気持ちになってしまうのではないか。あと3分(主審のモロに地元びいきなロスタイム計算には笑った)守りきれば、「守備的な試合もこなせるゼ」という自信がついたろうに。あとこの試合、引き分けまではあと一歩だったのだが、勝つ可能性はほとんどゼロ。試合後の選手談話でも「攻撃がなってない」というコメントが多かったようだ。確かに素早い押し上げ等DFラインの健闘は光ったが、チーム全体として守備的に過ぎたとも言えなくもない。来年のワールドカップに向けて、今は攻撃と守備との最適バランスを模索中ということになるのだろう。もちろん今は準備段階であって強豪との試合の中で試行錯誤を大いにすべきなのだが、果たしてトルシエは来年6月に間に合わせられるのか。今までが「攻撃的」一辺倒だっただけに、今度は「守備的」一色になってしまうのではないかと不安だ。

 選手で目に付いたのは、波戸と川口あたりか。マリノス最下位の鬱憤をはらすような活躍。初代表の波戸は険しい表情から意気込みの強さが伝わってきて、ゲームの緊迫感を盛り上げていた。ストッパーをやっているマリノスでは後ろへ戻る速さ(しばしば相手を引き倒して赤紙をもらうが(笑))ばかりが目立つのだが、この日はサイドハーフとして攻撃にも積極参加、数少ないチャンスに絡んだ。彼のスピード・運動量はサイドでこそ生きるのかもしれない。川口は、昨年のアジアカップ決勝より良かったのではないか?好セーブがどうのこうのというより、存在感の大きさが素晴らしかった(膨張色のユニフォームのせいかもしれないが(笑))。変にアピールしようとする場面もなし。フランス戦後一貫してレギュラー組の中に入ったことで、自信と精神的な落ち着きをとりもどしたのだろう。代表の正GK争いは、あと1年の段階で白紙に戻ったな。

 次はコンフェデレーションカップですか。日本サッカー協会のお偉いさんは「3連敗しても監督解任はない」とかぬかしとるようだが、何でやる前にそういう風にノー・ハードルにしてしまうかね。大会参加するからには「勝利」「試合内容」「データ収集」「経験蓄積」といったように様々な目的があると思うのだが、どこに焦点を当てているかファンにも教えてほしいものだと思う。


4月25日(水)

 夜、家に帰り、とっとと寝た。


4月24日(火)

 自民党総裁選は、小泉純一郎が全体の6割を越える得票で圧勝。個人的な感想を言わせてもらえば、これはあまりにも勝ちすぎだと思う。小泉という政治家は常に一種のアンチテーゼとして存在感を発揮してきただけに、総裁=総理になるにしてもいかにも「敵が多い」という状況の方がイメージ的にも政治手法的にも有利なはず。今の「挙党一致」や「党内団結」、あるいは「勝ち馬に乗れ」的な雰囲気は相当にヤバい。追い風に「乗った」つもりが違う風に「乗せられていた」ことになりかねない。


4月23日(月)

 昨日の中田英のゴール、シュート自体も見事の一言であったが、それより何より彼の喜びよう(何とあの中田が両手を広げて飛行ポーズですよ!)が印象に残った。得点後さりげなくツンとしているのも確かにCOOLでいいけど、そればっかりじゃあつまらない。

 夜、スカパーでリーガ・エスパニョーラ、サラゴサ×R・マドリー。昨日の林田実況にイライラさせられてただけに、倉敷さんの実況がいつも以上になめらかで内容豊かに聞こえる。試合の方はとりつとられつの面白い展開で、後半にレアルが絶好調サビオのカミソリ反転シュートで突き放して2−3の勝利。イエロらがケガで抜けて実力が伯仲し、こちらとしてはちょうど良かった。あと、サラゴサのジャメリという選手が非常に印象的。背番号3のくせにアタッカー、プロサッカー選手とは思えぬ巨体(つーか、デブ)、そして悪役顔。ゴール前では地響きの上がりそうな迫力あるドリブルにハンドも織り交ぜて(おいおい)レアルからゴールゲット。こういう「常識外」の選手が無敵の王者相手に健闘している姿を見るのは非常に楽しく、案の定最後の最後でやられてしまうところなどもエンターテイメント性抜群。素晴らしい。


4月22日(日)

 午後、スカパーでJ2ベガルタ仙台×川崎フロンターレを観戦。前半はベガルタの良さばかりが目に付く展開。鋭い出足から前目前目でボールを奪いに行き、攻撃に出るや素早くサイドに振って財前・岩本らがキレのあるクロスをFWマルコスに合わせ、さらにこぼれ球をFW藤吉+MF陣が狙う。アタッカー一人一人に勝負の意識が高く、「抜いてからパス」「かわしてシュート」を徹底するために川崎側としてはどうしてもディフェンスラインにギャップを生じてしまうようであった。決定機は5〜6回はあっただろうか?フィニッシュは甘く2得点にとどまったものの、全くの仙台ペースのままハーフタイム。

 僕もすっかり安心して風呂に入り、PATで馬券なぞ買って再びテレビをつけたのが後半30分。すると、画面にはなんと同点であることを示す「2−2」の文字が。結局終盤に岩本のゴールなどで突き放してベガルタが勝利をものにしたものの、いや、実にサッカーは怖い。仙台の選手・サポーターにしてみれば、ずばり「決めるべき時に決めておかねばならない」という教訓を突きつけられた試合であったろう。それでも勝てたというところがベガルタのチームとしての成長の証でもあるのだろうが。

 ちなみにこの試合、実況は林田美紀さんという方。この人、いつも女性だけにどうしても目立ってしまうのだが、ちょっと聞くに辛いレベルなのである。まだ自信がないのか間を言葉で埋めようとしすぎてうるさく、プレーをじっくり楽しむ邪魔になっている。解説者にふるタイミングも悪いし(高木琢也もしゃべりづらそうだった)、とにかくもう少し修行を積んでほしいというのが正直な感想。少しずつうまくなっているとは思うのだけれど…。

 

 今日の競馬は、フローラS(オークストライアル、GU)。オイワケヒカリが勝ってダンスインザダーク産駒重賞初制覇。ダンス産駒は東京が向くだろうとずっと思っていただけに、それが実証された形にもなって嬉しい。これで、オークスでもムーンライトタンゴとこの馬に重い印を打たねばなるまい。もちろん、馬券はとった。昨日のレースを見て、「ヨーロッパぽい血統、先行馬」に的を絞ったのが良かった。

 京都のメインレースアンタレスS(GV)は万馬券。勝ったスマートボーイはヒモには拾えたのだが、肝心の本命タマモストロングが直線伸び悩んでハズレ。それにしても、アサティス産駒とパークリージェント産駒で万馬券なんて、「金満血統馬券王国」ファンにとっては夢のような馬券ではあるな。ほとんどの人間には関係ないけど(笑)。

 

 自民党総裁選は小泉純一郎が勝ちそうですか。個人的には、これで小泉の個人的人気に乗っかった勘違い論調が跋扈しそうでイヤな感じである。今日の午前中のテレビでも利益誘導ドップリ議員の松岡利勝が「この選挙を機に自民党は変わっていくんです」などと吹いていたし。そもそも今何が問題かと言えば、日本の構造変化(「構造改革」とは言いたくない)を邪魔する自民党の利益誘導体質そのものなのであって、これは誰が頭になろうと与党である限り変わりはしない。小泉首相の誕生で短期的には良いこと(バラマキの抑制等)もあるかもしれないが、長期的な視点で見ればそれほど劇的に政治システムが改善されるとも思えない。一時的に膨らむ期待も、やがては失望に変わっていくのだろう。結局、民主党が頼りなかろうが力がなかろうが(多数決を旨とする議会制民主主義において、野党が無力なのは当然であり健全である)、政権交代しか道はあるまいよ。その上で、もし民主党政権が腐敗や失敗したら、また自民党ないしは第三の勢力に政権を任せればよい。55年体制のような長期政権こそが異常なのであって、本来は政府など「賞味期限が来たら次」という具合に気軽にすげ替えてしまえばいいのだ。未だに「保守与党×抵抗野党」の図式でしかものを見れない多くのマスコミ・有権者には、政治家のせいばかりにせずに、自分達自身が今の閉塞状況をつくり出しているのだということに早く気づいてほしいと思う。


4月21日(土)

 午後、スカパーでJ2観戦。

 まず横浜FC×ヴァンフォーレ甲府。後半35分頃に横浜GKのへなちょこミスから甲府が先制したものの、その後横浜が怒濤の攻撃を見せてわずか5分程の間に2点を連取、2−1の逆転勝ち。ナビスコカップで東京が対戦した時もそうだったが、甲府はフィットネス不足からか終盤に全く動けなくなる選手が続出。せっかく頑張っていても、結局ボロボロになってしまう。存続問題のゴタゴタで開幕前の準備が全然不足しているのだろうね。

 続いて大宮アルディージャ×京都パープルサンガは、2−0で京都が完勝。京都は名のある選手は少なくなったけれどもその分若い選手の思いきったプレー選択と運動量が目立つようになり、チームとしてはここ数年で最もしっかりしているように見える。仮に今年J1再昇格がなったとしても馬鹿げた「大補強」などせず、現有戦力を鍛え上げてリーグ全体の底上げをしてもらいたいね。

 

 プレステ2でDVD『東京Millennium2000』を見る。うーん、おもしろい!!なんかこうして見返してみると、個人技の発露という点では昨年よりも99年の方が良かったような(相手が弱いからかもしれんが)。特に最終戦加賀見の決勝ゴールは、何度見ても素晴らしすぎる。東京サポーターにとってはまさに要永久保存の1枚ですな、って、これもう1年前に発売されたものなんだよな。今更何言ってんだ>俺。


4月20日(金)

 例えばサッカーの試合中、マークに付いている相手(仮にA選手としようか)をずっと言葉でおちょくっている選手(昨年開幕戦のFC東京小池のような(笑)。仮に、こっちをB選手とする)がいるとする。自身の不調によりプレーがうまく行かない上に「挑発」され、いきり立つA選手。試合終了後、A選手はついにぶち切れてB選手にペットボトルを投げつけ、さらに一時間半に渡ってB選手をロッカールームに監禁した。さてこのような場合、どちらも誉められたものではないのはもちろん、より大きな非難を受けるべきはどちらの選手か?答えは当然、A選手となるだろう。

 川淵チェアマンがFC東京サポーターの応援のことを「相手の気持ちを逆なでしたり、侮辱したりするのは応援ではない。見苦しいし、不愉快だ」(「日本代表ニュース」より)とのコメントを出したそうな。「見苦しい」「不愉快」とはこれまたキツい表現を使ったものだが、まあ相手チーム・サポーターにとってFC東京の「応援」が不愉快に思われるのはよくわかるし、そう言われれば「そうですか」「ゴメンね」と言うしかない。僕なんかも、ゴール裏のコールに引いてしまうことがあることは否定できない。チェアマンという立場からすれば「ここで釘をさしておかねば」という気持ちも働いたのだろう。このコメントについては別にいいでしょう。ただ、一言言っておきたいことがある。おい、川淵さんよ、あんたレッズサポの投石やら取り囲みに対しても同じように断固としたコメントを出している(あるいは出す)んだろうな。それがないとすれば、レッズ2部降格時以来の偏向ぶりを発揮、ということだろうか。これで結局レッズに何の処分もなしだったら、さすがに怒るで。

 プレステ2衝動買い。これでようやくFC東京のDVDが見れるぜ。


4月19日(木)

 夜、家に帰ってビール飲んで布団にもぐって、目が覚めたら20日の朝だった(笑)。おとといまでがウソのように中身の薄い生活、そして中身のない日記。疲れてるんだねえ。


4月18日(水)

 イチローの1試合4安打も確かに凄いが、早くもオリックス時代と同様の「イチロー!」コールが球場に響き渡ってるのはもっとずっと凄いことだ。今年活躍している日本人大リーガーはイチローにしろ新庄にしろ野茂にしろ、皆本拠地のファンに強いインパクトを与え、「愛されている」感じが画面を通しても伝わってくる。こういうのって、我々にしても嬉しいよね。


4月17日(火)

 土曜の晩から、原因はわからないが度々鼻血が出て困っている。おとといの夜中には風呂場が鮮血に染まり、昨日はエレベーターの中で、そして今日は井の頭線の中で出血。こんなこと生まれて初めてである。もしかしてもしかすると、浦和市近辺から送られてくる怨念のせいであろうか?いや、きっとそうに違いない。おー、こわ(笑)。

 日本代表ニュースより、浦和サポーターの行為についてJリーグ運営部のコメント。「浦和には運営報告書を出してもらうが、怪我人もなく、クラブ側も善処したので処分はないと思う」……。あのー、石飛んできたんですけど…。アウェイ側サポーターとはいえ、一応「観客」が1時間半以上も取り囲まれて競技場から出られなかったんですけど…。確かに運営とサポーターの行為云々は同一視できないとは思うのだけれど、今のリーグにしてみれば、安全なスタジアムよりも名門チームと平均2万人の観客動員の方が大事なんだろうな。

 ま、落ち着いて考えてみれば、東京のサポーターもやりすぎであったことは確かなのだろう。「既存のJチームの有り様をおちょくる」とか「試合の展開を臨機応変にとことん面白がる」とかいうことは正しい(あるいは間違っていない)にしても、敗者にムチを打つようなコールはそこから逸脱しているように思えるし、まして相手サポーターに不快感を与えることそのものが目的化してしまっては本末転倒というかサッカーとかけ離れたというか、それこそ赤い服来た人たち(の一部)を批判できなくなっちゃうからね。


4月16日(月)

 なんか、浦和系サイトは「FC東京憎し」でボーボー赤く燃え上がっているようですな。東京サポーターが相手をおちょくり過ぎと言われれば全くその通りであって、反発・批判を受けるのはまあ致し方ないかなという気もする。が、しかし、試合直後「出島」がレッズヤンキー軍団に取り囲まれた状況の中で出てこなかったからといって「チキン野郎」呼ばわりされる筋合いはないと思うぞ。そんなに「僕たちは強いんだぞ(別の意味で)」ということを誇示して自分を慰めたいかねえ。浦和サポーターはサッカーの応援をしに来てるのか、それともケンカをしにきてるのか?囲まれた状況下で「勇敢にも」(←レッズサポ基準)植田朝日氏その他が出口に現れてそこで衝突・流血の惨事でも起きていたら、それこそ日本サッカーにとって大きな打撃=イメージダウンとは思わないのか?だいたい、試合前先に「東京なんかぶっ殺せ」とメガホンで叫んで煽っていたのはレッズのサポーターの方じゃないのか?浦和のサポーターは一般マスコミに「Jリーグ1のサポーター」などとおだてられ、他からの批判は受け付けず他人の行状のみ許せない、まるで特権的な地位にでもいるつもりなんじゃないか。そんなに腹がたったんなら、今度浦和が東京に勝ったときに「口先だけ」とでも東京サポーターを馬鹿にしてやりゃいーじゃないの。


4月15日(日)

 昼に入った恵比寿の『吉野家』、店員が最悪だった。注文忘れまくりの、順番飛ばしまくり。何回聞き返せば済むと思ってんだ、こら。

 ラグビー日本A代表は、ニュージーランド学生代表(NZU)に逆転負け。所用で秩父宮に駆けつけることができず試合の全部を見たわけではないのだが、後半フィットネス切れからミスが相次いだ模様。そういった部分は短期間で上がるものではないので、仕方がないと言えば仕方がないのだが…。惜しいよなあ。NZのチーム相手にモールでトライを奪ったのは、「新兵器登場!」という感じでなかなか良かった。当たり前のことだが、パスプレイばかりでなく肉弾戦でも、日本はグループ技術・戦術で個人能力の劣勢を補うべきなのだ。

 皐月賞ようやく当たったよ、お母ちゃん!……と、僕の馬券はさておき、レース結果は全く順当。ジャングルポケットはこの結果で変に迷わず、末足勝負に徹すればダービーでは勝負になるだろう。東京の直線、早め抜け出すアグネスタキオン、ゴール前100mで脚が止まり、大外からジャングルポケットが矢のように飛んできて…(その頃、内で前が壁になるダンツフレーム)。うん、ダービーは見えた。なんちゃって。

 夜、アルバートさんからいただいたビデオで昨日の浦和×東京をチェック。
 まあ、浦和には気の毒なイエローカードの嵐でしたな。アドリアーノの2枚目(あまりにお馬鹿すぎてちょっと愛らしい(笑))はともかく、1枚目はどう見てもサンドロの方のファウル(イエロー相当)だった。浦和はここ2年の駄目ぶりに比べればだいぶレベルアップしている様子で、あの退場がなければ後半あれほど東京が優位に試合を進められたかどうか。東京の方からすれば立ち直りのいいきっかけをもらったというところか。人数的に優位に立ってスペースも与えられた後半は、好調ケリーを中心に良い形を度々つくって3得点。戸田の初得点もまことにめでたく、ホント、助かった。
 それにしても、レッズサポもこれはないよなあ。「煽った」とか「挑発」とか言ったって東京のサポーターは悪意なくいつもあんな感じなんだし、だいいち試合前にメガホンで相手サポを口汚く罵ったりアウェイで発煙筒投げ込んだりするサポーターに言われても、ねえ。まあレフェリングへのフラストレーションもあったし初対決ということで東京サポの「おちょくり」への免疫もなかったろうから、腹を立てて抗議したくなるのはわかるんだけど、にしても取り囲むようなマネはいかんよ。やってることが、まるっきり族かヤンキーじゃん。
平和なスタジアムこそJリーグの誇りのはず。毎年毎年サポーターがこの手のことを繰り返すレッズには、何らかの処分を下した方がいいのかもしれない。あと、浦和の球団や監督や選手はこういう問題についてちゃんとコメントしてるのかな?

 夜中、スカパーでエスパニョールの試合を観戦。西澤、影も形もなし。やってるサッカーもまことにつまらん。倉敷アナと金子達仁がしていた、グァルディオラ移籍についての話は面白かったけど。


4月14日(土)

 午前中から昼過ぎまで、渋谷の区立図書館で勉強。

 遅い昼飯を食いがてら、渋谷ウィンズで皐月賞を前日購入。最内枠に入ったジャングルポケットをぶった切り(買うのはダービーで!)、アグネスタキオンから外枠のボーンキング・シンコウカリド・ダンツフレームに流した。問題は、角田に最後方まで下げる度胸があるかどうか、だな。

 夕方からはスカパーとBSでJリーグ三昧。

 まず磐田×C大阪。開始早々セレッソの大久保君が切れ味鋭いドリブルから先制ゴールして「おお!」と唸ったのもつかの間、この試合審判が最悪。ファウルの基準が非常に不安定な上に危険なプレーをことごとく見逃し、両チームフラストレーションたまりまくりで試合が壊れた。前半途中で田中マコが大久保に頭突き、その結果両者が一発レッドで退場。そもそもフットボールというのは野蛮人同士の戦いであり、それをコントロールすることこそがレフェリーの最大の役割のはず。笛を吹く当人は単に未熟なだけなのだろうが、審判に対する教育や評価というのは一体どうなっているのか。これがアントラーズの試合ならともかく、ジュビロ対セレッソなんだぞ。わかってんのか。ま、そんな雰囲気に加えて前半のうちに2点目を奪われた最悪の状況下にもかかわらず、ハーフタイムできっちり立て直して逆転勝ちしたジュビロの底力が見れたのは良かったけれど。

 続いて神戸×札幌。意外なことに、開始からヴィッセルが一方的に攻め立てる展開に。それでも頑強な最終ラインが最後の一線を守り通したコンサドーレは、後半半ば、神戸イレブンの足が止まったところで反撃。折からの強い追い風にも乗って播戸・ウィルらが次々とシュートを放つ。しかし、神戸には白い禿頭の「守護神」シジクレイがいた。大きな体で右へ左へ走り回りパス・シュートをカットしまくるそのプレーは並みのDF4人分くらいの価値はあったと思う。結局、ノースコアでの引き分け。両チームとも最後は走ろうにも足が動かない様子で、まことにお疲れさんでした。

 で、ラストは名古屋×鹿島。鹿島は昨年のいやらしい強さはどこへやら、先制点を守りきれず逆転負け。ビスマルクなんかプレーの方での怖さが全くなく、ただマーク相手への肘鉄と審判へのクレームを繰り返してるだけだもんなあ。そのくせ同点の場面で真っ先に小笠原を引っ込めてるし。このチーム、新FWとればいいとかそういう問題じゃないでしょ。名古屋の方はピクシー最後のシーズンで優勝争いに残れて良かった良かった。次、マコ抜きの磐田相手にどうだろーね。

 FC東京の試合はなぜかBSでもスカパーで中継がなく、仕方なく「J−Ole!」で更新ボタンを連打。いやあ、文字だけ見ても興奮したぞ。BS−iの中継を見ていたアルバートさんによればここでも審判の判定が酷かったらしいのだが、連敗中だったこちらとしては助かった。今頃浦和の町は焼け野原かもしれんが(笑)。

 totoはまた8勝5敗でした。


4月13日(金)

 夕方まで寝だめ。疲れがたまっていたらしく、起きあがろうにも体が動かん。

 夜になり、ようやく出かけて赤坂で『じゃんがららあめん』。「ぼんしゃん全部入り」を平らげ、替え玉もして少しだけ元気が出た。昔は替え玉の2つや3つは余裕だったのだが、今や1つだけで腹がはちきれそう。ふう。


4月12日(木)

 夜、近所のJOMOでtotoを買おうとしたら、行列になっていて一苦労。3月に買いに行ったときはまだにこやかだった店員も、客の殺到ぶりに余裕を失ってピリピリした様子だ。まあJOMOあたりにしたら元々Jリーグとは関係が深いし、totoを買うついでに立ち寄ってくれる客が増えればいいし、というような軽い気持ちだったのだろうが…。もはや、本業に影響が出てしまわないかと心配ですらある。


4月11日(水)

 「オーストラリアがW杯予選でサモアに31−0の快勝」というニュースを聞いた時、それがサッカーの話だと即座に理解できた人がどれだけいるだろうか。スポーツについてそれなりの知識がある人なら、かえって「ラグビーのニュースか」などと思ったかもしれない。が、信じがたいことに、これはサッカーW杯予選における話である。そう、3年前、日本代表が思い返したくもない苦しみの日々を過ごすことになったあの予選と同じもの(地区は違うけど)なのだ。オーストラリアのストライカー(トンプソン選手)は前半8点後半6点の14得点。いやあ、0−5ぐらいでへこんでられないっすよ、ホント。


4月10日(火)

 『絶対サッカー主義宣言』(永井洋一著、双葉社)読了。辛口で、かつ一昔前のサッカー好きの心を思い出させてくれるような、「いい本」。桑原時代のジュビロを取り上げて絶賛する感覚も僕にはピッタリと来るし、こういうリベラル頑固オヤジは好きだ。

 トルシエの通訳の、あの髪型はいったいどうしたんだ。何があったんだ、おい。


4月9日(月)

 呂比須が日本代表候補に追加!ついにFC東京から代表選手が出るか?

 タイガー・ウッズ、メジャートーナメント4連勝。スコアからは一見完勝のようだが、15番のイージーなバーディチャンスを外すなど、目に見えない重圧は確実にかかっていたように思う。それでも最終ホールのロングパット、強めに打って真ん中から入れ試合を決めてしまうのだから、まあ人間の集中力じゃないわな。彼の飛び抜けている部分は飛距離でも技術でもなく(もちろんそれらも凄いのだけれど)、意志の力、精神力なのだと改めて印象づけられた。


4月8日(日)

 スポニチの裏1面が笑えた。昨日の鹿島×磐田の試合を伝えた記事の中、大きく使われている写真は福西・鈴木(鹿)・高原・ファビアーノがヘッドで競い合っている場面のもの。鈴木と福西は物凄い形相で互いに顔と肩を手で押さえ合っているし、高原とファビアーノは手でユニフォームをつかみ合っているし…。サッカーを知らない人もこれを見れば、両チームのリアリズム(もしくは汚さ)とライバル意識(もしくは敵対心)の強さが一目で分かることだろう。つーか、ジュビロはともかく、鹿島は足の方もちゃんとやれよな

 午後、BSで2輪日本GP。250cc、最終ラップ最終コーナーでインから強引に抜いて2位をゲットした原田哲也。勝負強さにシビれた。それに比べて500ccのノリックは…。最後ビシッと締められない限り、いつまでたっても「善戦マン」「イマイチくん」の域を脱せられないよな。

 クラシック第1弾桜花賞は、テイエムオーシャンが圧勝。いつも通りスムーズなレースではなかったが、やはり力が違いすぎた。ただ、オークスではどうなんだろう。血統的にも体型的にも消して美味しい馬のような気もするが…。2着には重賞未勝利のムーンライトタンゴが飛び込んできた。オークスではこちらが本命かなあ。現役時代大好きだったダンスインザダーク産駒のさっそくの活躍は、個人的にとても嬉しいことだ。が、にもかかわらずその馬券を買ってない俺はお馬鹿ちゃんか?FC東京と同様、村田の馬券もトンネルに入りっぱなしである。

 今回のtotoは、1等45,313円と笑っちゃうような低配当。


4月7日(土)

 なぜか朝6時に目が覚め、痛む頭を抱えてマスターズの中継。初日はいかにも「慣らし運転」という感じだったタイガー・ウッズが快調にスコアを伸ばし、2打差の2位に浮上。首位はまだPGAツアー1勝のディマルコで、ピンチを拾い続けるいっぱいいっぱいのゴルフをしており、決勝ラウンドではタイガーの敵にはなりそうもない。最大の強敵ミケルソンもプレーぶりがやや不安定。メジャー大会4連勝の偉業達成はいよいよ濃厚と思えてきた。

 続いてBSでマリナーズ×レンジャーズ。イチローが決勝ホームランを含む4安打。本塁打ももちろんよかったが、今日はそれ以外の安打もきっちり芯で捉えたライナー性の「イチローらしい」当たり。いい感じになってきた。打率云々よりもバッティングの内容で評価しないとね。

 午後、J1序盤の大一番鹿島×磐田をテレビ観戦。アントラーズがいかにもアントラーズらしいこすっからいプレーで先制するも、高原の強引なシュートですぐに追いついたジュビロが後半突き放し、逆転で無傷の4連勝。ジュビロは中盤の構成力で完全に鹿島を上回り、終始ペースを握り続けた。点差以上にチーム力の差は大きそう。特に名波は素晴らしく、鋭い読みのディフェンス・DFを背負ったままでの50mドリブルなどかつてのもやしっ子ぶりからは想像できないマッチョぶりを見せつけた。突撃2トップも鉄壁DF陣も健在で、全く穴が見つからない印象だ。このまま15連勝しちゃうんじゃないの?鹿島の方はビスマルクらジジイ連中の老けぶりが若手にまで伝染したようで、昨年の強さがウソのような落ち込みぶり。柳沢は、山形か鳥栖にレンタル移籍した方がいいんじゃないの?

 夕方から東京スタジアムでFC東京×名古屋を観戦。………グヤジイイイイイイ!まあプレーぶりが悪くなかったのは好材料だが、がんばっていただけに逃した魚は大きい。詳しくは観戦記で。ちくしょー!!

 帰り道、調布行きのシャトルバスを試してみる。前の席の若者2人がFC東京のことを「FC」と呼んで話をしていた。東京系のサイトで散々叫弾されているこの「FC」との呼称だが、確かに「ヴェルディ」と対比される文脈で外部の人から「エフシー」と言われると、東京のクラブ・サポーターがカタカナ・造語の愛称を否定している以上反発したくなるのも当然だ。だけど、そうではない場面で東京都民が、「俺たちのサッカークラブ」という意味で言わずもがなの「東京」を略して「FC」と呼ぶのならば、別に「最近のFCがさあ〜」なんて会話も悪くはないのではないか。などと考えているうちに、調布駅についていた。飛田給への歩きよりバスの方が全然楽っすね。


4月6日(金)

 調布で、夕方から夜中まで浴びるほど飲んだ。


4月5日(木)

 これまたビックリ、野茂が2度目のノーヒットノーラン。両リーグで達成は史上4人目?もう歴史に残る大選手じゃないか。今にして思えば、野茂の投球をこの目で直に見たことが一度もないのは、つくづく痛恨事である。一度公式戦開催で日本に来てくれないかなあ。それともこちらから行くか?


4月4日(水)

 夜、東京スタジアムでナビスコカップFC東京×ヴァンフォーレ甲府。FC東京が個人能力の違いにものを言わせて開始から攻めたてるも、いつも通りの決定力不足で前半は無得点。しかし前半終了時のスタンドの大ブーイングが効いたか、後半に入ると東京の選手たちは一段と攻撃をヒートアップさせ、結局後半だけで呂比須のハットトリックを含む5得点。楽勝、完勝、圧勝で2000年天皇杯のリベンジを達成した。
 まあ、さすがにヴアンフォーレ相手ともなると中盤で十分ボール持てるし、ちょっとコンビ効かせればすぐ抜けるし(ケリーや由紀彦なんか1人でも抜けるし)、シュートさえ決まればこのぐらいはとれるだろう、という感じだった。特に東京の調子が良かったわけではない。それでも、リーグ戦では点が取れず嫌な雰囲気に陥りかけていただけに、自信を得るという意味でこの勝利は大きいと思う。呂比須も前半は強いシュートを枠に飛ばせなかったのが、PKを決めてからは落ち着いて(というかキーパー・DFを見下すような感じで)きっちりシュートを決めていた。ちょっと気になったのは増田が相変わらずボールをこねくり回していたのと、伊藤らの足下への飛び込みがやや淡泊に過ぎたところだろうか。ま、何にせよダメージの残らない勝ち方で良かった。
 ヴァンフォーレの方では新外国人3人に注目していたのだが、スピードもないし大してうまくないし、特別チームに貢献しているようにも見えず期待外れだった。吉田あたりの方がよっぽど怖い。甲府のあの派手な強化部長も、ちゃんと彼らの実物を見てからものを言ってほしいよな。

 近頃僕とつれの間で、すっかりオッサン臭くなった増田を「かまやつ」と呼ぶのがブームだったのだが、この日増田は長い茶髪に強いパーマをかけて登場、かまやつっぽくなくなってた。ちょっと残念。

 この日の東スタ、客の入りは6千人弱でスタンドはガラガラだったのだが、屋根のお陰でゴール裏・バックスタンドの声援が場内によく響きわたり、あまり寂しい感じは受けなかった。やっぱここグッドだわ。

 新庄がメジャー公式戦初打席初安打。結局、記者会見の席上での予言のとおりになった。あの発言を聞いたときには「何を言ってやがる。このお調子者が」と思ったものだが、全く大したものだ。ホント、長嶋と同様、「天然」と「天才」は紙一重ということなのだろう。


4月3日(火)

 イチロー2安打デビュー、というのは確かにめでたいとは思うのだが、渡米してから打率はともかくライナー性のいい当たりが少ないのが気にかかる。内野安打でスピードを評価されるのもそれはそれで良いことだけれど、もっと左右の外野にパカパカ打ちまくる姿が見てみたい。イチローはこんなもんじゃないぞ、アメリカ人よ。

 サッカー日本代表候補発表。藤田や中山の選出はまことに喜ばしいし、小野・柳沢の落選はある程度やむを得まい。ただ、本山や能活が選ばれなかった理由は何なのだろう。本山って、五輪代表のスーパーサブではあったが、A代表ではまだろくにテストされていない印象なのだけれど。守備に不安があるということなのだろうか。でも先日のフランス戦を見てもわかるように、トルシエのチーム戦術自体がディフェンス面で構造的な欠陥を持つ「攻撃的な」ものなのだから、彼のようなインパクトのあるアタッカーは必要ではないのだろうか。GKについても、都築より能活の方が実力は段違いに上だし「フラット3」にもマッチすると思うのだが。だいたい、フランス戦前に「もう2002年まではあまりメンバーは変えない」と明言していたのはトルシエ自身ではなかったか。よーわからんなあ、もう。

 アントラーズの小笠原に長女誕生、ですか。おとなしそうな顔をして、若いのにやるのう。長く現役を続けて、現フロンターレ浅野に続く「中学生の娘を持つパパJリーガー」になってほしいよな。


4月2日(水)

 『サラブレ』5月号


4月1日(日)

 初めてのPAT投票。

 まずはダービー卿CT産経大阪杯で腕試し、と思っていたら、ダービー卿で単勝を買っていたシンボリインディがゲート内で暴れて骨折、予後不良。ゲート入り直後「ガン、ガン」と大きな音をたてていたのがテレビでも伝わっていて、「危ない!」と思った次の瞬間にはインディはゲートをくぐってラチにぶつかり、力無く崩れ落ちていった。完全に折れた脚をブラブラさせたインディの様子は、日曜昼のお茶の間に流すにはあまりにショッキングすぎる映像であったように思う。いつもは楽しいことこの上ない競馬も、こういう時だけは「生き物を人間の楽しみのために酷使しているのだ」と痛感させられる。

 大阪杯は、テイエムオペラオーが4着に敗退。これもまた別の意味でショッキングな映像であったのだろう、レース直後フジテレビのスタジオではさとう球緒が文字通り目を丸くし、他の出演者も言葉を失っていた。まあいつまでも無敗という訳には絶対行かないのだし(実際、本格化前には結構負けている)、元々が叩き良化型の血統でもある。天皇賞本番では買いだ(多分)。僕の馬券もハズレ。オペラオーについては「負けるならここしかないだろうが、連は外すまい」と思い、かつ念には念を入れてエアシャカールとのワイド一点で勝負したのだが、まさかまさかの2着4着。ゴール前100mでは絶対当たったと思ったのだが…。ぴったり外からマークしてオペラオーを負かしに行った後藤の騎乗も見事だったな。

 しかし、昨年の夏から(つまりこのサイトを始めてから)全然馬券が当たらない。今回はキヨスクで『東スポ』と間違えて『内外タイムス』を買ってしまったのがいけなかったか?いや、負け惜しみなんだけど、ホントにさ。

 

 『ラグビーマガジン』5月号。大畑の「筋肉番付」優勝についての話題が占めるボリュームの大きさが、今のラグビー界の自信喪失というか、マイナースポーツ・コンプレックスぶりを物語っているように思う。

 あと、『映画秘宝』22号

 4月1日だけに、こんなページもあるようです。


戻る                ホームへ