4月10日(土)

 昼間、笹塚〜幡ヶ谷から中野新橋〜中野坂上あたりをウロウロと。中野坂上の交差点付近はもんのすごい栄えてる感じですな。

 

 夜、新宿で例のミーティング。「あじあの虎」なる中華系居酒屋で予約を取っていたのだが、電話で「個室がありますから」と言っていたにも関わらず通されたのは壁で仕切られていないただのテーブル席。おまけに「混み合った場合は2時間の時間制限で」などとぬかしやがる。一瞬ブチ切れそうになったんだが、値段はお手頃だし料理はすぐ出てくるし味はボチボチだったし途中から個室に移動させてくれたしで、何とか平穏無事に過ごすことができた。まあ、でももう次は行かないかも。

 23時頃?までずっと喋りっぱなし飲みっぱなしで、正直なところ途中からは何を話したのか記憶があやふやなのだが、ミネ氏が女性のバストサイズ(AカップとかEカップとか)の基準について解説してくれたのだけはよく覚えている(笑)。


4月9日(金)

 夜、清澄白河で飲み会。帰りの大江戸線でウトウトして、ふと気がつくと落合南長崎だった(笑)。光が丘まで行かなかっただけでも良しとすべき……なわけないな。

 

 録画で、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝。デポルティーボ 4−0 ACミラン。デポルティーボが圧倒したわけではなく、両チームの「肉を切らせて骨を断つ」的攻め合いの果てにたまたまこの結果になってしまったという印象。チャンスとピンチの連続で、全く気が休まる暇のない展開だった。ほんのちょっとした幸運がミランに味方していれば逆のスコアだってあり得たし、そこまで行かずとももっと際どい点差になったに違いない。繰り返しになるが、本当にサッカーの神様というのはいやはや何とも…。3点のアドバンテージを生かせなかったミランはあれこれ批判も浴びそうだけれど、ある意味イタリアらしからぬ「攻め勝つ」姿勢を貫いたことは素晴らしい潔さだと僕は思った。

 しかしこの試合、ホームで目撃できたラコルーニャのファンにとっては一生忘れられない思い出になるだろうね。うらやましい…。


4月8日(木)

 撤退するしかないでしょう、もう。もともと「宗主国」の始めた侵略戦争の尻馬に乗っかって行っただけなんだからさ。もはや迫撃砲でも狙われて、ちゃんとした「人道支援活動」なんてできないし。そもそもアメリカの武装兵を空輸したりしておいて「人道支援」もクソもないし。

 

 欧州CLは、あっと驚く(こちらは本当に驚いた)デポルの大逆転勝ちによってミランまで敗退。これで4強の顔ぶれはデポル、モナコ、ポルト、チェルシー。何という素晴らしいメンツなんだ(笑)。いや、冗談抜きで、「サッカーの神様もなかなかやるじゃないか」という感じである。


4月7日(水)

 録画で、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ。モナコ 3−1 レアル・マドリー。ああ、びっくりした。いや、1stレグでモナコがアウェイゴール2つゲットした時点で「マドリー敗退もあり得るかな」とは思っていたんだけど、こんな劇的な展開になるとはちょっと予想できなかった。ラウールの先制ゴールで通算2点差、「ここまでか」と思ったのもつかの間、きっちり3点取ってひっくり返しちゃうんだもんなあ。貧乏球団が世界一のビッグクラブをノックアウト。ちょっと出来すぎの感もあるな。モリエンテスって、あんなに格好良かったっけ?

 こういうショッキングな形で最大のタイトルを逃したからには、現在のマドリー(ペレス会長)の「銀河軍団」方針に対する風当たりもますます強くなるのだろう。もっとも、この試合に関してはあくまでモナコの集中力・組織力を褒めるべきだと思うし、70分過ぎてからのラウールの「ゴール」がオフサイド取られていなければ評価は全く異なっていたに違いない。ま、あえて言えば、2点目と3点目はCBの弱さが出ちゃったかな。マドリーにはいい薬になる……のかな(笑)?

 しかし、つーことは、これでいよいよミランの連覇が有力ということか。個人的にはモナコとポルトに頑張ってもらいたいっす。


4月6日(火)

 はい、ちゃんと名乗り出ましょうね。この手の「連帯責任」には違和感を感じる人もいるかもしれんけど、サポーターが「集団」として存在(ないし認知)されている以上、「誰がやったかわかりません」ではクラブとして済ませられないのはよくわかる。こういう形できちんと反省する猶予と事態を「丸く収める」チャンスをもらっただけでもサポーター(少なくともやった本人たち)は感謝しなければならない。自分たちの楽しみのために物を壊したという事実は、一旦追求されれば言い逃れようのない落ち度なのだから。FC東京が味スタを所有しているわけではないという事実も忘れてはいかん。

 それにしても、「そのような人に応援をしてほしいとは思いませんし、仲間とも考えておりません。」ってのはなかなかに思いきった言い方ではある。直接の関係はないにしろ、こないだこういうことを発表したばかりのタイミングだったからね。そりゃ怒るよな。


4月5日(月)

 ヴェルディ戦後の原監督のコメント、なんかものすごく的確な事ばかり言っているような気がするんですが。原さんも、やっぱり東京に来てから相当に成長しているように思えるし、今では完全にチームも掌握して応援している我々もかなりの安心感を持つことができるようになった。少なくとも、東京の「素の実力」は出してくれる人なんだな、と。いや、僕がヒロミに洗脳されてきているだけかもしれないが(笑)。願わくば、この人がいるうちにタイトルをとりたい。とらせてあげたい。段々とそう思うようになってきている。


4月4日(日)

 ビデオで、ラース・フォン・トリアー監督『エレメント・オブ・クライム』観る。「荒廃し黄金色の砂塵に覆われた欧州の都市」という魅力的な設定と、「連続殺人犯の痕跡をたどる捜査官が心理的に同化してしまい、やはり殺人を犯す」という(ありがちではあるが)魅力的な物語。意欲的な作品だし画調の統一性なんかは見事だと思うのだが……ちょっと凝りすぎ作り込みすぎで、設定と物語の調和が置き去りにされてしまったきらいはあるかな。カルト映画の傑作とされているのはわかるんだけど。

 

 夜中、フジテレビでF1バーレーンGP。佐藤琢磨5位入賞!いや、確かに度重なるトラブルを回避できれば表彰台もあり得たレースではあったんだけどね。まあいいじゃん。僕的には、あのウイングが壊れちゃってもガンガン攻め続けた姿にけっこうシビれました。


4月3日(土)

 とてもいい天気。午前中から出かけ、味スタに向かう。京王線から眺める桜は日に映えて最高にきれいだった。

 

 今回は「東すか」の配布日なので、開門前からSOCIO列に並ぶ。手荷物検査前のところでけんとくんから「東すか」を受け取って持ち込んだのだが、スゲー重いんだ、これが。何しろ30kgだもんね。検査の人に「それ何ですか」と尋ねられて、「いや、紙です」と(笑)。で、前回同様配り始める前に大行列ができてしまい、慌てて準備を整える。先頭の方、長テーブル立てるの手伝っていただいてありがとうございました。FC東京も、列の誘導員まで出していただいて本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

 今回は行列そのものは30分もしないうちに解消されたのだが、その後も途切れることなく取っていく人はいて(そりゃそうだよな、大抵の人はキックオフの2時間も前に来ないよな)、結局試合開始50分ほど前に配りきってしまった。うーん、できればキックオフ直前か、せめて30分前くらいまではもたせないのだが。入手できなかった皆さん、ごめんなさい。ちょっとまた考えてみます。そのうち好き嫌いがはっきりして部数も落ち着くと思うのだけれど、1回行き渡るまでは何とかしたいとところ。

 個人的には今回の「東すか」の原稿、ちょっと「失敗したな」という部分があるので反省しきりである。

 肝心の試合の方は、いやはや面白かった!!FC東京 3−2 東京ヴェルディ。先制されて追いつき、勝ち越されて追いつき追い越す展開。ジャーンの1ゴール2アシスト(敵の得点含む(笑))と馬場ユータ大活躍があり、「なるほど、これが『攻劇サッカー』というヤツか」と感銘を受けた次第。今季ここまで厳しい表情の目立っていた原監督のダイナミックなジャンピングガッツポーズ(笑)も飛び出し、笑いの止まらないゲームとなったのであった。

 観戦記は、こちら


4月2日(金)

 夜、ちょっとした仕事の帰りにビヤステーション両国で飲む。レバーフライ、ハミカツ、五目やきそばにピザ。つまみの意外な美味さがうれしい。ビールも4種類あったので、色々試したり好みのを何杯も飲んだり。小さめのジョッキで7〜8杯くらいだろうか。ここはなかなか良かった。

 

 夜中、ようやく録画でW杯予選。シンガポール 1−2 日本。実力で劣る相手に際どい試合も、1度ならば「こんな事もあるさ」と笑って済ませられるだろうが、2度連続となれば、ましてやその前の数々の愚行を繰り返し見せられてきている我々としては、「いい加減にせい」とハリセンツッコミを入れたくなるというものである。性懲りもなく「欧州組2トップ+黄金カルテット」という先発メンバーを組んできたのは、ジーコの意地なのだろうか?それとも、何も考えていないから?とにかく、オマーン戦の教訓はどこにもなかった。まあ、オマーン戦の後ジーコはカーニバルに行っちゃって反省なんてする暇なかったんだろうから、考えてみれば当たり前のことなのかもしれない。

 前半の日本は決して悪い出来ではなかった。右サイド駆け上がる加地に稲本・小野から何本も正確なミドルパスが通り、左サイドもさすがにシンガポール相手なら三都主が個人技で突破できる。高原か柳沢がもう1発シュートを決めていれば、何の問題もなかったはずだが…。得点感覚っていうのはホントに「水もの」というか、ない時には全然ないものなんだよね。少なくともFWは実績よりも調子で使うべき(玉田?)なんだろうな(田中や大久保のことは置いておくとしても)。しかし、柳沢はこのまま勝負できない生ヌルFWで終わってしまうのだろうか。ストライカーとしての生来の才能、実は彼が日本人で一番だと思っているのだが。

 後半になると、大方の予想通り(笑)バタバタと足が止まってシンガポールの反撃をくらう。選手交代も後手後手。全く動けない中村と稲本を長時間放置していたのだから、同点ゴールは半ば必然の結果だろう。ただし、守備強化でバランスをとろう(ないし逃げ切ろう)にも、その手の選手が全く存在しないメンバー構成でもあったのだが。藤田と鈴木と、あとは一番苦しいスケジュールなのにフル出場した中田が日本を救ってくれた。まったくもって頭カラッポ監督にはもったいない選手たちである。本当に、彼らの奮闘を無にしないためにも、それこそ「手遅れになる前に」、手を打たなければならない。運というのは、そうそういつも味方してくれるとは限らないのである。

 あと、これは色んな人が書いているけど、チームのネガティブな状況を激白した中田インタビューを途中で切ったテレビ朝日。日本代表の商業的なうまみを得ようとするばかりで「ありのままの事実」を伝えることを放棄(忌避)している、多くのメディアの現状をよく表した場面だと思う。何が「絶対に負けられない戦いがそこにはある」だ。放映権持ってるから負けられちゃ困るっつーことだろう?自分たちで勝手に作ったコピーに酔ってんじゃないよ。


4月1日(木)

 午前中は、新しい仕事場にあいさつ。何というか、人事異動と組織改編の波をもろにかぶったような部署であって、これは今までのところ以上に凄まじいことになりそうな感じである。果たしてサイトの更新がどれだけできるか、正直なところ不安である。ちょっと形態を考えなきゃいかんかもな…(ということは前に仕事場変わった時にも言っていたような気もするが(笑))。どこに行っても「要は慣れ」だとは思うのだけれど、慣れるまでが問題なんだよなあ。

 夜、センチュリー・ハイアットで前の仕事場の歓送迎会。挨拶で泣き出す人数名。っつーことは、なんだかんだ言ってやっぱりいい仕事場だったということなのかな?ちょっとだけもらい泣きしそうになった。いいじゃないか、大いに泣けば。その涙が(たとえ別れたとしても)人と人とをこれからもずっとつないで行くことだろう。

 「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」。


日記の目次へ            全体の目次へ