どうもここのところPCが重いような気がするので、思いきってリカバリーしてみた。サクサク動いて気持ちがよい。
夕方、JSPORTSでJ1第2節。大分トリニータ 2−1 FC東京。逆転負けとは常にもったいないものだが、戦力的に上回っているとこちらが思いこんでいるチームが相手ならばなおさらである。せめて引き分けで勝点1を持ち帰ってほしかったのだけれど…悔やんでも仕方がないっちゃないのだが。
前半半ばからは縦のボールで大分DFラインの裏側を狙う攻撃が行き詰まっていただめ、後半早々にセットプレーから文丈のゴールが決まった時は正直ホッとしたし、「これで最低勝点1は持ち帰れるだろう」と思った。実際、既に要の三木をアクシデントで失っていた大分のDFラインは失点で動揺、前がかりの態勢をとるMFとの距離感も失ってしまい、攻略可能なギャップ・スペースが多く生まれる状態に。ここで2点目を取っていれば何の問題もなく完勝したと思う。が、阿部が決定機なヘディングシュートを外し、ルーカスも不発。戸田もカウンターの機会を生かすことができず、追加点は取れずじまい。
で、決めるべき時に決めないチームが2週続けて逃げ切れるほどJ1は甘くない。ピンチでボールホルダーへの寄せが遅くなったところミドルシュートを撃たれ、五輪代表での不調が嘘のように効いていた根本が押し込んで同点。「あーあ、引き分けか…」と思いかけた残り10分、交代出場した木島にフリーで時間を与えてしまい(浄はどこへ行った?)、GKとDFの間に素晴らしい軌道のクロスが入って逆転。東京も点をもぎ取るべく梶山・近藤とアタッカーを投入していったのだが、攻撃に角度(サイドアタッカー不在)と厚み(宮沢シュート0?)が足りず、きっちりはね返されてタイムアップ。
フィニッシュの甘さとか劣勢に立った場面での「しのぐ」意識の低さ(あるいは攻守のメリハリのなさ)とか、敗因は色々挙げられると思うが、まあ全体的にはケリー・石川の存在感の大きさを思い知らされる一戦であった。だって、55〜65分くらいの時間帯、なんであのグダグダになったDFライン攻略できないのって思っちゃったよ。戸田はカウンターでボール持つとスピードダウンしちゃうし、ルーカスと阿部も……うーむ。あと、4−4−2というフォーメーションだと宮沢の弱点がはっきり出てしまうね。この試合でも変な中距離パスでお茶を濁すことが多かった。ルーカスがもうちょっと下がって宮沢を助けるべきなのかもしれん。まあ原監督が言うように、いない人間は初めっからいないと割り切るしかないのだから、次このメンバーでやる時(あるよね?)までによりよいやり方を見つけなければならないだろう。
とはいえ、次の鹿島戦は石川も戻ってくる。茂庭も今野も使える。もしかするとケリーも間に合うかもしれない(無理はしないでほしいけど)。この敗戦を引きずりすぎることなく、きっちりと今季のベストメンバー・ベストフォームを追求して行く過程に入ってほしいものである。まだ2戦ですから。
夜、新宿で例のヤツの打ち合わせ。NSビル30階の「魚や」で飲みながら。話の内容については省略するが、5人で2時間以上飲み食いして1万2千円弱は相当安い。BGMの80年代歌謡曲もなかなかいい感じ。揚げたてのポテトフライとゴーヤ炒め、あとはんぺんをグラタン風に焼いたものがうまかった。唯一残念だったのは、22時で閉店になってしまったことだな。はやっ!
仕方なく京王プラザホテル2階の「樹林」に場所を移し、小1時間ほど続き。皆はコーヒーを頼んで1杯750円、僕1人ビールで1杯900円……きゅうひゃくえーーーーん!!いやあ、ビックリしました。
3月19日(金)
夜、新宿三井ビルの「季膳房」で飲み会。ビールを中ジョッキ6杯くらい。つまみを頼みすぎてちょっと気持ち悪くなった。餃子や焼き鳥はビールによく合うが、後で気持ち悪くなる確率も高いような気がする。
例のキャバクラ7(+山田ノブ)が日本代表からハズされたらしい。事件直後にはジーコも協会もあまり厳しい処分を科さないようなコメントを出していたような記憶があるが……。五輪代表のおめでたいムードに冷水を浴びせるようなタイミングだし、なんかジーコってやっぱり人情の機微を分かっていないように思えるね。「裏切られたようでさみしい気持ちもする」って、あーた、オマーン戦直後に試合の分析・反省もしないまま代表監督にカーニバルに出かけられてしまった日本サッカーファンの気持ちも少しは考えて下さいよ。あと、久保も外されちゃったんで加地のクロスに合わせる高さのあるアタッカーが高原くらいになっちゃったね。ま、相手がシンガポールだけに勝つには勝つんだろうけど。いやなニュースだ。
今野って、ホントに好ましい男だなあ。萌え萌えな俺(笑)。
夜、国立競技場でアテネ五輪最終予選。日本 3−0 UAE。日本、ついに予選突破決定!!いや〜良かった。ホッとしたよ。スタメンに石川の名前がなくてダブルボランチの布陣であることがわかった時には「また山本さんの悪い癖が…」と思ったのだが、そんな懸念は選手たちのプレーが吹き飛ばしてくれた。(モチベーションの差もあったのだろうが)UAE相手に全く危なげなく、終始攻勢のまま90分を押しきって快勝。西ヶ丘ではわが友邦(笑)レバノンがバーレーン相手に引き分けの健闘を見せ、めでたしめでたしの結果とあいなったのであった。
この試合で光ったのは、まず大久保。レバノン戦の起死回生ゴールに加えて今日の2得点。彼としてもそれなりの「逆襲」を果たすことができたのではないだろうか。まあ少なくとも東アジア選手権の分は軽く取り返したな。今日は変にいきり立つところもなく、ちょっと男らしい姿を見ることができた。願わくば、この調子が今後も続きますように。もちろん、エース田中達也も勇気あるドリブル突破で大いに貢献してくれた。一方、守備の方で超大活躍を見せたのは今野。右へ左へ前へ後ろへ、まるでフィールド内に今野が2人も3人もいるかのように精力的かつ効果的な動きを最後まで続けた。体力はもちろん、「前が見え」て判断力も悪くない。これからパスの技術を磨けばスゴイ選手になるぞ。あと、那須が戻ってきたのは、安心感という面で大きかった。茂庭も今日はチームに貢献することができて一安心。終盤には敵陣に猛進して個人技でDFをかわす等、盛り上げ役としても活躍してくれた。5万人の(ジェスチャー入り)「モ・ニ・ワ!!」コールには鳥肌が立った(笑)。
試合後、大型ビジョンには笑いながら茂庭の頭をなでる石川の姿が。今日は出番なかったけど、「本領発揮はアテネで」と思っていればいいさ。
今日は1トップ2シャドーの攻撃陣形をとった日本だが、あれは山本ジャパンというより西村ジャパンらしい戦法。前々回のワールドユースからはや3年。何というか、この世代だけでも数年に渡って強化してきた歴史があり、その答えを出す舞台が今日なのだなあと思うと感慨深いものがあった。山本監督はUAEラウンドに続いて涙を見せていたようだが、その感動はこれまでの長い道のりに思いをはせて「よくぞここまで」ということなんだろうね。もちろん最終的な目標はアテネでのメダル獲得となるのだろうが、ここまでの苦労・プレッシャーだけを考えても、山本さんがげっそりやつれてしまったのもうなづけるというものである。
ただ、これで五輪に出られるから万々歳かと言えば、手放しに喜んではいられない部分もある。そもそもバーレーン戦やレバノン戦であれほど消極的な戦い方を選択しなければ、こんな苦労はしなくて済んだ可能性が高いのである。今日にしても、後半ほとんど動けなかった平山や足を痛めた達也は早い時間帯で代えた方がよかったように思う。多くの日本人監督がそうであるように、山本さんもやっぱり選手交代が苦手で、時折慎重さの罠に自らはまってしまう傾向があるようである。山本さんが若い年代の代表を任せるに足る人物である(試合後のインタビューで、西ヶ丘にレバノンの応援に行ったファンの事にも言及!)ことは確かだと思うが、こうした弱点について改善していくことができなければ、本番では思わぬ惨敗を喫する可能性もあるのではないだろうか。もっとも、試合後場内は「ヤマモトーニッポン!!」コールに満ちていたのであるが。
何にせよ、勝って反省できるのはいいことに違いなく、今は嬉しさがじわ〜っと広がっているところだ。とりあえず、祝杯を挙げようか。
しかし、今日はカテゴリー4の指定席に座っていたのだが、とにかく周りにマナーに気を遣わない人間の多いこと多いこと。立ちっぱなしで後ろの視界はふさぐ、ゴミは放置して帰る、キャーキャーとアイドルのライブのようなノリで騒ぎ立てる……普段座っている味スタの2階がいかに(相対的に見て)優れた観戦空間かということを思い知らされたね。無邪気というか、幼稚というか。
ちょうど2年前の今頃に買ったNetMDウォークマンが壊れた。何か知らんが、2曲目以降のチェックアウトが全く出来なくなってしまい、おまけに一度チェックアウトした曲のチェックインもしばしば失敗するように。「なるほど、これがいわゆる『ソニータイマー』というヤツか」などと感心している場合ではない。手持ちのほとんどのCDをWMA化している今となっては、NetMDを使わなければコンポで音楽を聴くことすらままならない。つーことで、ヨドバシカメラでソニーMZ−NE810を購入。
吉祥寺で、カール・ドライヤー監督『怒りの日』観る。牧師の息子と若き義母との禁断の恋愛、そして魔女狩り。過度に通俗的に、あるいは反対に過度に社会的になってしまいそうな2つのテーマを見事に折り合わせ、荘厳の衣をまとわせた映画。どうしてドライヤーの映画はこうも高尚(小難しいという意味ではない)なものになるのか。まあ撮り方の違い、と言ってしまえばそれまでなのだろうが、演技・セット・照明・演出全てにおける隙のなさが作品に重厚感を与えているのは間違いない。ラストシーン、死者への話しかけから十字架の影に飛ぶシーンなんて……もうこの凄さは実際に見てもらうしかない。
この映画、主人公(?)たる若妻が最終的に魔女の告発を受け、本人もそれを認めてしまうのだが、落ち着いて今の目で見れば彼女こそが自分の気持ちや欲求に素直に「人間らしく」(「不道徳」ではあるのだろうが)生きているのであって、彼女を(悪気はないにしても)追いつめていく周囲の「敬虔な」人々の方がよっぽど異常に見えてしまう。誰かの死を願って実際その相手が死んだからといって、そうした思いそのものが必ずしも「魔性のもの」というわけではなかろうに。例え不思議な力を持っているように見えても、だ。神の名による抑圧。息苦しい世界だ。
夜、国立競技場でアテネ五輪最終予選。日本 2−1 レバノン。あ〜、一時はどうなることかと思ったよ!阿部勇樹のFKで早々に日本が先取したものの、その後は自陣に引きこもるレバノンDFをなかなか崩せず、後半も20分過ぎになって近藤のクリアミスからきれいなミドルを決められて同点。場内には非常にいや〜なムードが漂ったのだが…喜びすぎなレバノンの隙を突いたクイックスタートが功を奏したな。大久保はこれで次の試合でも結果を出せば、少なくとも東アジア選手権の分くらいは取り返せるでしょう。しっかりイエローカードももらってはいたが(笑)。
しかし山本監督ときたら、一体どうしたのだろうという感じである。いや、元々慎重な人だとわかってはいたのだけれど、バーレーン戦、そして今日の試合の消極性はいくらなんでも目に余る。UAEラウンドは、アウェイでしかも体調不良の選手が続出だったのだから仕方がない。でもここ2試合は日本でのゲームである。体調は戻りきらない選手もいるかもしれないが、そこは入れ替えでそれなりにカバーしたはず。それなのに、UAEラウンド並、あるいはそれ以上に動かない山本さんには正直首を捻ってしまう。「消極性の罠」とでもいうべき状態にはまっている様に見えるのだ。追加点を狙うためにも、また先発のアタッカーがバテて守備に戻れなくなっていたことからも、今日は後半逐次追加のアタッカーを投入していくべきだったと思う。そう考えると、バーレーン戦後の「これからは駆け引きが必要だ」という発言も不安材料だな。うまく立ち回ろうとし過ぎて勝負所を逃してしまわないことを祈る。
今日の各選手では阿部と今野、森崎、大久保、それからやっぱり石川が光っていた。平山はまだ体ができていないということなのか、瞬発力にもヘディングの力強さにも欠ける。前田は、決勝アシストは見事だったけど、いつもキョロキョロ辺りを見回していていざボールが来ると慌ててトラップ失敗するシーンが多いような。茂庭は及第点かな?あと、勝ち越し点が入った後、ベンチでびっこ引きながら飛び上がって喜ぶ闘莉王の姿が大型ビジョンに映し出され、不覚にもちょっとグッと来てしまった。日本ラウンドで追加された2選手が2得点、という結果については「日本サッカーの層が厚くなった証拠だ!」と言いたいね。出場が決まった後に(笑)。
この試合の前にバーレーンがUAEに勝ち、次の試合は是が非でも勝たなければならなくなった。ふーむ、面白いじゃないの。山本さんも、さすがに次の試合は座して死を待つようなまねはしないだろう。攻めろ。とにかく、攻めろ。道は自力で開かねばならないのだ!!
3月15日(月)
高橋尚子のアテネ五輪代表落選については、「この選考方式を前提とするならば妥当な結果」としか言いようがないだろう。記者会見で小出監督が語っていたように(どーでもいいけど、くそ嫌みったらしい怨み節だったね)、「実績」や「コース・気候等コンディションの違い」といった選考の要素として明示されていないものに期待したのはちと甘かったのではと。問題があるとすれば、やっぱり選考方式そのものの方だったろう。世界陸上銀の野口さんが既に内定していたのに、2人分の枠に対して3つの選考レースがあるのがおかしいのだ。1発勝負ではあまりにも不確定要素(怪我等のアクシデント含む)が強すぎるとしても、2つ用意しておけば(つまり、2つのレースの日本人最上位選手を自動的にセレクトする方式)十分だったのではないだろうか。いいものを選ぼうとするあまり、あまりに可能性を引っ張ることは最後の最後で外れた選手に精神的なダメージを与えることになりかねない。サッカーのような監督のいる団体競技ならまだわかる(トルシエ方式!)のだが……マラソンはあくまで個人種目だからね。「日本の可能性」のために個人を犠牲にしてはいかんと思うよ。
昨日の、というよりここのところ仕事関係でも溜まっていた疲れが一気に出た感じで、一日中ベットに出たり入ったり、ゴロゴロしたりボーッとパソコンいじったり。
夜、NHK−BSでサッカーアテネ五輪最終予選。日本 0−1 バーレーン。「だから負けた」とまで言い切る自信はないが、この試合における用兵には大いに不満が残った。細かいことはさておき、山本監督はこの試合に臨む上での目標をどこに置いていたのだろうか。つまり、「勝つこと」を目指したのか、それとも「負けないこと」でよしとしていたのか。僕の目には後者であるように見えた。UAEを引き離す絶好のチャンス、加えてホームゲームでもあった。ならば、先手をとって押しつぶしにかかるべきではなかったか。「無理をして勝点のリードを失っては元も子もない」と考えたのか、それとも選手たちのコンディションがそれほど悪かったのか。結果的には、相手の後手を踏んで最悪の結果になってしまった。
負傷を抱えた那須のファウルから喫した失点後、山本監督が行った交代は「根本→石川」。確かに根本の出来は悪かったが、そこに石川を入れることで一体何が変わると期待したのだろうか。石川直宏は日本最強のサイドアタッカーだが、それは右サイドにいてこその話だ。一方で右サイドに、攻撃意欲は高いが本質はDFの徳永を置きっぱなしにしたのはどうしたことか。結局、右サイドからはクロスが全く上がらず、左から切りこむ石川も効果的なプレーはできず。おまけに終盤投入されたのも突破力に欠ける松井で、これでは点の入りようがない。選手たちの長所を生かさない交代。闘莉王の不幸な負傷退場をカバーするのに追われた面もあるのだろうが、それにしても徳永をDFラインに下げて石川を入れるとか、チームの長所である柔軟性を発揮するような交代が欲しかった。
茂庭も悪い意味で目立ってしまったようだ。CKからの好機にシュートが枠を外れたのは仕方がない。DFが前を塞いでいたから、余程際どいコースを狙わないとあれは入らないだろう。あの体勢では無理だ。あそこに立っていたのが田中達だろうと平山だろうと無理なものは無理だ。ただ、もっと印象が悪かったのは阿部のFKをブロックしてしまったことか。あれはいつもなら闘莉王が上がっている場面だろうし、阿部は怪我でチームを外れている期間が長かったから、呼吸が合わなかったんだろうね。FKを蹴る直前にTVカメラが茂庭をアップで映した時、TVに向かって「当たるなよ、オイ」と冗談交じりに呟いたのだが、本当に当たるとは思わなかった(笑)。何にせよ体調も悪いところをメンバー事情もあって起用されちゃって、自分の得意分野じゃないところの「チョンボ」でボロカスに叩かれているのはかなり可哀想に思える。でも、モニには、こういう時こそ戦える男であることを証明してほしい。あと2戦とにかく死にものぐるいでがんばって、世間の連中を見返してやってくれい。
この試合の結果として、日本はあと2連勝が必要になった。厳しいと言えば厳しいが、まだ自分たちの力で出場権を勝ち取る可能性は十分に残っているのだから悲観など不要だ。レバノン戦とUAE戦には僕も駆けつけようと思っている。とにかく攻める気持ちを忘れないことだ(山本さんもね)。頑張れ!!
ホントに始まっちゃいました、Jリーグ。これで僕たちもまた長い長いシーズンへ突入である。
昼すぎ、味スタのソシオ優先入場列に並んで約15分でゲートをくぐり、さっそくメインスタンド裏の「東すか」配布場所に駆けつけると……しえーーーっ!もう何人も集まって「東すか」を待ちよる(←麺通団風表現)!少し遅れて到着したけんとくんと2人でクラブに用意してもらった長テーブルを起こし、伸びていく行列を横目に大慌てで看板を貼って(手伝っていただいたあらさんたちどうもサンクスです)マガジンスタンドを置いて梱包を解いて、人の圧力に押されるようにして配布スタート。ものすごい勢いではけて行く「東すか」。そして列の後ろに次々集まってくる人々。バックスタンド側はあまり行列しなかったようだが、メイン側ではその後もほとんど最後まで列は途切れることなく、結局40分ほどで用意していた2000部はなくなってしまった。
いやー、皆さん本当にありがとうございました。なにぶん初めての試みだったので、色々と至らない点もあったと思いますが、それについてはどうもごめんなさい。特に行列で売り場を塞いじゃったビール売りのお兄さんもごめんなさい。中には「頑張って下さい」と声をかけてくれた人もいて、本当に嬉しかったです。
「サポティスタ」のトップに取り上げられた時点で2000部全てなくなることは覚悟していたのだが…まさかこれほどの勢いではけてしまうとは。改めて「東京中華」の人気(威力?)を思い知らされたように思う。ただ、次回の部数となるとまた難しいところで、今回はほとんど内容を開示してない状態ながらこぐま更新係さんによる告知サイトのセンスの良さと開幕戦のノリによってみんな持っていってくれたけど、さて次からも同様に行くかどうか。2000人読んだうちで「次も読もう」と強く思ってくれるのは1000人くらいだろうか。おそらくマニア系の人たちにしてみれば内容が「薄すぎる」だろうし。それと今回とることができなかった人を合わせて、やっぱ2000じゃ足りないだろうか?うーむ、悩みどころである。ちょっと反響を見ないとね(感想メール下さいな)。印刷費の問題もあるし(笑)。
配っている最中、「峰村さんですか?」と尋ねられること数度。残念ながら峰村氏は配布時間にスタジアムに到着できず、メイン側で立っていたのは他のメンバー2名です。さて、誰と誰でしょう(笑)?
「終わり!ゴメン!!」という紙をテーブルに貼ってから、キックオフ数十分前にスタンド入り。新潟サポーターの数は確かにすごかったが、昨秋に当地で観戦して免疫ができていたので、まあ予想の範囲内ではあった。で、練習風景と開幕イベントを楽しむ。個人的にはああいった「はい、皆さん、紙を挙げましょう!」という類の企画は好きな方じゃないけど、それを差し引いてもあの鮮やかな青赤2色のスタンド、スカパラの生演奏と「You’ll Never Walk Alone」という一連の流れは素晴らしかった。ウチのクラブの企画力は日本一!、である。
肝心の試合の方は、阿部の1ゴールを辛くも守りきって開幕戦6連勝。FC東京 1−0 アルビレックス新潟。前半30分過ぎまで無類のセクシーぶりを発揮して新潟を圧倒したものの、後半足が止まってやや劣勢のままズルズル最後まで行ってしまった。もちろん何かと難しい初戦だけに勝点3は喜ぶべきだけど、内容としては微妙、みたいな。観戦記は、こちら。
試合後、片づけをしてから京王線で笹塚に出て、スペイン料理屋で「東すか」打ち上げ。こういう店でも飲み放題があるのは嬉しい。生ビールに白ワインにサングリアで、みんなけっこう酔っぱらってましたな。最後はいつものごとく一部エロエロ親父(僕ではないぞ)の暴走とあいなったのであった。「白い巨○」って、何よそれ(笑)。
解散後、けんとくんと2人で新宿へ出て、東南口のHUBでちょいと飲む。ギネスを1と3/4パイントほど。東京も、昔の東京のままではいられない。だからこそ「サポーター」を自認する者ならば、各々が自分のスタンスについてきっちり考えなきゃいかんよね、と。そういうことだろうか。
3月12日(金)
というわけで、明日がいよいよJリーグの開幕である。昨年けっこう成績が良かったものだから今年は「優勝だ!」という期待をサポーター・ファンが持ってしまい、原監督も選手もプレッシャーがかかって大変だなあと思う。各年代の代表に選手をとられまくりながらも戦力を回して戦い続ける、とにかくハードなシーズンになることは間違いないだろう。まあ本当に優勝できるかどうかはともかく(笑)、1年間東京らしい、もっと言えば「原東京」らしいサッカーで押し通してもらいたいものだと思う。今の東京のチームカラーは「優勝を狙って戦略的に戦う」というものでもないし、思い切り走って、攻めて、走って、攻めて、その結果として昨年11月のあの東京ダービーのように「しびれる試合」が観られれば、それ以上何の文句があるだろうか。