昼間、残っていた仕事をサクサクっと片づけて超特急で帰宅し、テレビでジュビロ磐田×FC東京。連戦の疲労と風邪の蔓延でコンディションの悪いジュビロを叩く絶好の機会だったが、GK土肥のミスパスから失点、王者の貫禄を見せつけられる完封負け。
アジアクラブ選手権+代表テストマッチの強行日程、さらには風邪と鼻炎で体調不良の選手続出とボロボロの磐田だったが、さすがにこういうシチュエーションへの対応には慣れきっている。前半は中盤での素早いパスワークによる組立てが中心。ジュビロの選手は動きに無駄がなく体力をセーブし、逆にボールを追いかける東京プレイヤーがむやみに走り回らされている印象。守備の際にも人数をかけて囲い込むのではなく、各DFのマーカーに対する着実な寄せで乗り切った。後半はさすがに押し上げが効かなくなくなったものの、そこは中山隊長と高原二等兵のツートップが奮闘、ロングパスを受けて度々チャンスを作った。負けないジュビロ。桑原時代の強さが蘇ってきたか?
一方の東京はそう悪い出来にも見えなかったが、中山のいかにも中山らしい寄せから土肥ちゃんがこともあろうに高原にパスしてしまい、PKで先制を許す。これで途端に雰囲気が悪くなった。後半は次々にアタッカーを投入して反撃を図るもゴールは遠く、連続しての完封負け。得点力不足は昨年夏〜秋にも見られた東京の不調パターンで、このまま連敗が続いて行くのではないかと不安になってくる。
とにかく気になるのは、昨年見られたような試合終盤に向けてどんどん攻撃のテンションが高まっていく感じがないことだ。チームの中で互いが互いを助け合う動きが乏しいために、フレッシュなアタッカーを入れてもすぐに「消えて」しまう。由紀彦や増田が至極だらしないように見えるのも、彼らのみの問題というよりも他の中盤の選手との連携が不足しており、孤立してサイドラインに追いつめられてしまうからだ。開幕戦のVゴールなどが良い例だが、2〜3人でダイレクトパスをつなげて行う一点集中攻撃こそ東京の強み。これが復活しない限り呂比須であろうがケリーであろうが打開するのは難しい。あと、後半に積極的な交代を行うのは良いのだが、その際に選手の間で役割分担に関する意思統一が出来ていないように見える(だからこそ、大熊さんが由紀彦を怒鳴り続ける羽目になるのだろう)。アタッカーの数だけ増やしても、攻撃力がそれに比例して増えていないのだ。松田と呂比須の関係は?終盤になって「呂比須に当てろ」との指示が出るのなら、なぜベンチに戸田や鏑木ではなく松田が入っているのか?このままでは、中途半端な補強だけしてチームはバラバラになった昨季フロンターレの轍を踏みかねないぞ。
ちょっとJリーグも、スケジュールやらチーム数やらをどうこうする前に、審判のレベルの低さを何とかした方がいいんじゃないのか?今日の磐田戦のレフェリー、酷すぎ。
夜、珍しくテレビをぼーっと眺めていると、TBSの『オールスター感謝祭』にあの大食いチャンピオンの新井さんが出ていた。カレーライス5キロを4分余りで完食し、松村と新日プロレスラーのコンビに圧勝。やっぱりスゲー!あんた間違いなく世界一だよ!!あれだけ食って全く太らない(体重50キロ弱!)というのもうらやましい。「月の食費30万円」というのはちょっと勘弁してもらいたい数字だったが(笑)。
近頃、読売巨人軍については自分の中で「キライ」から「どーでもいい」に移行しつつあるので、今日の阪神戦、松井敬遠の後清原の逆転3ランにはけっこう燃えた。結局巨人負けたけど。
予定していた花見は雨・雪で中止になり、『さくら水産』で飲み会。
今週のtotoは、8勝5敗でした。
3月30日(金)
夜、渋谷の『唐そば』に初めて入る。………うーん、なんか「ごく普通ののラーメン」という感じだなあ。まずいとまでは言わないが、行列してまで食べる気がしないのは確かだ。ラーメンが1種類しかないのも、ちょっとね。
その後、外苑前→青山墓地→西麻布と歩いて夜桜見物。今年は本当に桜の開花が早く、場所によってはもう満開に近い咲きっぷり。この季節はホント、日本人で良かったと実感できる。一方、このくそ寒い中墓地の敷地内で輪になってどんちゃん騒ぎをしている元気なグループが大勢いたようだが、花見で盛り上がっている連中に限って全く花を見ていないのはいつもの通りである。ま、本人たちにとっちゃそれはそれで良し、なのだろう。
3月29日(木)
地球温暖化防止について定めた「京都議定書」について、アメリカ合衆国が反対の立場をとることを正式に表明。これで南太平洋のいくつかの島(さらには国)が海面下に没し、内陸部では砂漠化で多くの人が生活の場(さらには命までも)を奪われることになるのかもしれない。アメリカも島国根性というか田舎者というか…。これからもしばらくは「発展途上国にも負担の分担を求める先進国」対「これまで資源・環境の恩恵を多く受けてきた先進国により多くの負担を求める途上国」という対立の構図は続くに違いない。物事というのは往々にしてそうなるものだが、おそらくこの問題に関しても何らかの形で手痛い打撃を受けるまで人々は本気で力を合わせようとはしないのだろう。経済成長をある程度抑制する環境保全策について即座に「非現実的だ」と避けてしまう態度は思考停止あるいは想像力に欠けたものであり、かえって非現実的だと思うのだがどうだろう?「環境経済学」あたりの分野がもっと盛り上がらなければダメかな。
3月28日(水)
ラグビー7人制日本代表のスタッフが刷新されたとのニュース。ナワル監督・加藤コーチの任期満了によるものだとのことだが、恵まれない条件の下で好成績を収めた「パウロ・ファミリー」をここで解体してしまうのはいかにも惜しい。監督本人が辞める気ならやむを得ないのだろうが、もしナワルに続ける意志があったというのならば納得がいかない。トルシエジャパンがそれなりの成果をあげていることからもわかるように、指導体制というものは、能力やマンネリ等の問題が存在しない限り継続していくべきなのだ。協会は本気で7人制やる気あるのか?
夜、六本木の『ボデギータ』なる中南米料理の店で食事。バナナのフライ等「いかにもそれらしい」料理は味がイマイチだったが、牛の胃袋をカレー風味で煮込んだものはとても美味かった。飲み食いしているうちに南米系音楽のライブが始まり(「アロマ」といかいうユニットだったかな)、やがて周りの席の客が立ち上がって踊り出し楽しい雰囲気に。しまいにゃ我々のグループの最高齢50歳の女性までがクルクル回り出す始末。ラテンのノリは人を狂わせる。
3月27日(火)
新庄初ホームラン!打率4割突破!開幕メジャー確定!!昨秋に新庄が「無謀にも」メジャー挑戦を発表した時、一体誰がこのような事態になることを予想できたというのだろう。まさに水を得た魚。行って良かった合衆国。もう彼は日本人じゃない(笑)。ま、もっとも、元阪神だけにオープン戦と4月に強いのは当然という説もあるが。
フランス相手に惨敗を喫した後、中村俊輔が早期の海外移籍を望むコメントを連発したとか。全く持って正しいコメントだと思う。中田や名波を見ればわかるように、海外へ出ることで選手はかなりの確率でたくましくなることができる(フィジカル的にも精神的にも)。フランスだって、現在の主力が海外移籍を果たしてからしばらくして劇的に強くなったのだ。「2002年が終わってから」などと呑気なことを言っている場合ではない。
また、一部マスコミがまたぞろ急に「トルシエ解任か」などと書きたてているようだが、今さら何言ってやがる。クビにするのなら、昨年の6〜7月にとっととやっておくべきだったのだ。もう時間もないし、すぐに代わりが見つかるあてはない。不本意ながら、腹をくくってトルシエで行くしかないだろう。
3月26日(月)
朝、駅で各スポーツ紙の見出しを眺めてみると、昨日の桜庭和志の敗戦を1面トップででかく報じている新聞が多かったようだ。まあ確かにニュースではあるのだろうが、正直それほどまでに騒ぐほどのことかよ、と思う。どんなに強いファイターだって、何戦も続けているうちに必ず負けることはある。むしろヒクソン・グレイシーのように無敗性を売り物にしている方がよっぽど異常(あるいは嘘つき)であり、まして無敗記録を伸ばして自身を神格化するために何のかんのと理由をつけて弱敵相手のマッチメイクに徹するなど格闘家の風上にもおけないと言えよう。これまで桜庭は相手を選ばず幾人もの強敵を倒してきているのだ。たった1回の敗戦がどうしたというのだ。「ヒクソン戦白紙」などということも書かれていたようだが、勝ち逃げを図る弱虫など放っておけばよい。統括団体(そもそもこれが存在しないからやっかいなのだが)のタイトルホルダーでもないヒクソンの方に「相手を選ぶ権利」を認める方がよほどおかしいのである。将棋のタイトル戦でもあるまいし、何でヒクソン一人と戦うためにいちいち連勝を続けなければならないのか。「ホイスにもホイラーにも勝った」。それで十分だと思うのだが。
ラグビー日本代表発表。意外と無難なところに落ち着いた(特にバックス)というか、まあ妥当なメンバーだと思う。第2期平尾ジャパンの時みたいにその時の実力を無視して若手ばかり選んだ結果が歴史的大敗、というのでは世代交代も本末転倒だからな。FWの全体的な若返り、阿久根や久富・斉藤あたりの「抜擢」、そして月田・岩淵ら実力派中堅組の登用と、これはこれで十分新鮮味があってグッドだと思う。頼むぞ。
先週から打診されていたラグビー協会主催のファン座談会(3/30開催。宿沢氏言うところの「マーケティングリサーチ」の一環か?)について、結局時間が確保できずに断りを入れることに。是が非とも出席したかったし、もうちょっと時期がずれていれば確実に出席できたのだが、いかんせん仕事が最も忙しい年度末に当たってしまった。残念。それでも、協会がファンの声を聞いて何らかの形で生かそうとし始めていることが分かり、素直に嬉しかった。
3月25日(日)
とある事情により、都内某所で前の日の晩から朝の4時まで飲み。
帰宅後、スカパーでW杯予選ルーマニア×イタリアの生中継。前半半ば過ぎにイタリアがカウンターから2点を奪取、そのまま逃げ切ってグループ首位の座を固めた。滑るピッチでパスがつながりにくい中、イタリアは中盤を省略して前線へ早めにボールを送り込み、デルピエーロやF・インザーギら少数のタレントで効率よく得点。欧州選手権の時ほど守備的ではないものの、あくまでもイタリアらしいサッカーでの勝利だった。ルーマニアもチャンスはそれなりに作るのだが最後の最後でどうしても詰められない。カ・テ・ナ・チ・オ!
で、肝心のフランス×日本は寝過ごして見逃してしまいました(笑)。0−5の結果はファンにとっても選手にとってもさぞかしショックだろう。見ていた人の話では、一つ一つのパスのスピードからして相当差があったとか。まあ、これで危機感が高まればいいんじゃないんですか。昨年秋の五輪8強・アジア杯優勝以来、えらく楽観ムードが広がってたからね。
今年の高松宮杯(GT)は極めてスピード感にあふれ、直線では各馬横一線の追い比べとなる好レース。最後は、大外で短距離馬らしからぬ斬れを見せた一番人気トロットスターがブラックホークらを差しきり、GT初制覇。体調不良がささやかれていた割に、えらく強い内容だった。僕の本命ももちろんトロットスター。ただ、ブラックホークがなあ……切ってしもうた(涙)。7歳になって今さら絶好調ぶりを発揮されても困るぜ、おい。
もう一つ競馬では、あのステイゴールドがドバイ・シーマ・クラシック(G2)を制覇というビッグニュース。フジテレビの競馬番組でレース映像が紹介されていたが、ステイゴールドらしからぬ怒濤の差し足を見せていたのがとても不思議な感じだった。個人的には「武豊騎乗の馬」が「F・デットーリ騎乗の馬」を差しきったということもまた大きな快感。ドバイワールドカップ(G1)の方もトゥザビクトリーが大健闘を見せ、現地まで見に行ったファンも大満足だったことだろう。
夕方、スカパーでJ2大分×横浜。これまたグラウンドに水たまりのできた悪コンディションの中、前半は横浜がボールへの素早い寄せで大分にパスをつながせず流れを掴んだが、後半には地力の差が出、3−1で大分の逆転勝ち。大分の試合は今年始めて見たのだが、ピッチの悪さを考慮しすぎたのかそれとも新加入メンバーの特性が影響したか、とにかく長めのパスをクビツァに当てていく単調なサッカーになっていた。後半の吉田投入によりやや改善されたものの、全体の流れの悪さが気になった。昨年の浦和みたいにはなってくれるなよ。
3月24日(土)
プロ野球21世紀第1戦西武×千葉ロッテをテレビ観戦。松坂・黒木の両エース対決だけに投手戦が期待されたが、やはり世の中そううまくは行かないもので、最終スコアは3−6のロッテ勝利であった。不安定な主審のジャッジにも苦しんだ両投手だが、結局崩れたのは松坂の方。6回6失点でノックアウト。良かったのは150km超の直球を連発した初回だけだった(新世紀の第1球目、ど真ん中に直球を投げ込んだのはいかにも「水島キャラ」的な彼らしかったが)。一方黒木は対照的に初回3点を失ったものの尻上がりに調子を上げ、8回終了時に余力を残して交代。ロッテは打線が小気味よくつながり、最後抑えの小林をテストする理想的なゲーム展開だった。
この日はレフトスタンドでのロッテファンの元気な姿が目についた。有名になった白いタオルを振り回す応援も、某在京球団のファンよりは板に付いていて、第三者的な目で見ていても楽しくなってくる。山本監督のいるうちに優勝させてあげたいね。もちろん、胴上げ投手は黒木で。
松坂が降板した後はスカパーでJ2川崎フロンターレ×京都パープルサンガ。後半30分を過ぎて川崎が勝ち越したものの、その後15分で3点奪った京都が4−2の逆転勝ち。フロンターレは攻撃に関してはいかにもエメルソンとリカルジーニョの個人技頼みという感じで、中盤の拙さが非常に目についた。エメルソンは確かに凄いのだが、他の選手に攻守の切りかえを速くする意識が薄く、昨年の札幌のような堅守速攻でFWのスピードを生かすサッカーはできていない。これで1年間戦い抜けるのか?選手交代も試合の流れから浮いた感じで、あの強かったフロンターレは一体どこへ行ってしまったのだろう。
逆に京都の方は、突出した才能に欠ける代わりに若い選手達が熱いプレーを見せた。終盤の猛攻は、川崎側の対応がお粗末だったとはいえ見事。エンゲルスの采配も、球離れの遅い10番松井をあえて下げてサイドを崩すのに成功し、逆転劇を演出した。「豪華」な補強なんかもうしない方がいいんじゃないか、このチーム。
3月23日(金)
夜中メールを開いてみると、またしても白紙メールにEXEファイル添付。チェックの結果、案の定、ウィルスだった。この間と同じ『W32/Hybris.gen@M』らしい。どこから来てるんだろうなあ、まったく。皆さんもご注意を。
今回は慌てて削除することもなく、フロッピーディスクに隔離することに成功。どこかのスタンドアローンのPCで試しに実行して遊んでみよう。
元ジェフ市原現セロ・ボルテーニョ、「やってて良かった公文式」こと広山がリベルタドーレス杯で2ゴール1アシストの大活躍!!これって、ある意味フランスとのテストマッチなんぞよりよほど凄いニュースだと思うのだが、メディアでの扱いは相変わらず小さいようだ。日本のサッカーマスコミ(のバブル的な部分)のセリエA偏重主義はいい加減改めてもらいたいよなあ。
この日の秩父宮で行われたラグビー日本代表のセレクションマッチは結局観戦できず。こちとら平日中心の仕事をしているもんで、土日にやってほしかったよなあ。基本的に新体制の方針には好意を持っているだけにぜひ見たかったのだが、残念だ。
3月22日(木)
フランスに遠征中のサッカー日本代表が現地のサッカーファン(?)の襲撃を受けたとのニュース。理由はよく分からない。24日にテストマッチがあるってったってたかがテストマッチ、そしてサッカー強豪国のフランスからすれば「たかが日本」じゃないのか?なぜ投石する必要があるのだろう。何かヨーロッパで反日感情を煽るようなことあったかいな?相変わらず、フランス人というのはよーわからん。
3月21日(水)
Jリーグも2006年から秋春開催になることがほぼ本決まりになった。まあ欧州のシーズンと合わないとか猛暑の中では選手のパフォーマンス低下が著しいとか現行のスケジュールでは色々と問題があるのだろうが、ビール党の僕としては夏のナイトゲームというのはいかにも捨てがたい。また、延長廃止や1シーズン制導入といった改革はリーグ戦の意義を高め「最強チーム」決定に関する不合理を取り除くものとして大いに意味があると思うのだが、それらに比べてスケジュールの見直しというのは必要性が薄いような気もする。全てを欧州規格に合わせる必要もないんだしね。それより何より、みんな、1月や2月の試合なんて寒くて嫌だとは思わないのか?
3月20日(火)
午前中、都内某所で体脂肪チェック。結果、脂肪率16.5%にBMI(筋肉の量を表すのか?)22.4でともに「標準」、活力年齢は26歳「暦年齢相応」だそうな。あそう、「標準」ですか。その割に、この腹のあたりのプヨプヨした肉は何なのだろう?あと、電極のついたハンドルを両手で握っただけで測定できるのも何とも不思議なものである。
昼頃から、秋葉原近辺をブラブラ散歩。まず、昭和通り沿いの「鮨処 翁」で昼食。ランチサービスでついたお椀がでかくてうまくて大満足。食後、書泉ブックタワーで本を購入。ここは狭い割に品揃え豊富で重宝しているのだが、8階以上のフロア(アニメ・写真集等)は「濃ゆい人々」のたまり場になってそうで、いまだに足を踏み入れられない。その後、ガードをくぐって「LAOX THE DIGITAL館」にてPC・周辺機器を物色。別に今使ってるPCに不満も問題もないのだが、でも新しいのも細くなってきたこの頃。買うなら、やっぱバイオのデスクトップかなあ。ADSL体験コーナーでは、ISDNとのあまりの体感速度差にブッ飛んだ。様々な金勘定を頭の中で繰り返しつつ、JRを乗り継いで帰宅。
3月19日(月)
おととい購入した一太郎11とATOK14を試してみる。一太郎はともかく、ATOKの変換精度は凄い。前バージョンからの性能向上がはっきり体感できる。一度これを使ったら、もはやMS−IMEには決して戻れまい。
3月18日(日)
皐月賞最終トライアルのスプリングステークス(GU)は本命アグネスゴールドが差し切り勝ち。これから「河内は皐月賞ではどちらのアグネスに乗るのか」との話題が新聞等をにぎわしそうだが、まあアグネスタキオンの方だろう。ゴールドは血統的にも体型的にも距離延長が不安で、ダービーよりもNHKマイル向きっぽい。それに、今日も相手弱かった割には勝ち方が大したことなかった。タキオンの破壊力の方がずっと魅力的に思える。
阪神大賞典(GU)はナリタトップロードが久々の快走。こちらのレースも相手関係は楽だったが、トップロードの方は直線仕掛けただけで8馬身差、しかもレコードのおまけ付きという圧勝。今日は道中渡辺が落ち着いて自信を持って乗り、出来の良さは明らかだった。テイエムオペラオーの調整が遅れてる今、このコンディションを維持しかつ本番でも同様の騎乗が出来れば、今度こそ勝負になるだろう。
ちなみに、阪神大賞典に関しては日刊スポーツの事前予想で「マックロウはオペラ級」などという見出しもつけられていたようだが、んなはずねえだろ、おい。
F1マレーシアGPはシューマッハが再び圧勝。今度は序盤のコースアウトをも克服してのものだけに、しばらくはフェラーリの独走に手がつけられなさそうな予感。マクラーレンの巻き返しも欧州ラウンドまでは苦しそうだ。
それにしても、序盤の雨は凄かった。てんやわんやのピットも、スピンしまくるマシンも、近頃の整然と始まり整然と終わるF1らしからぬ混乱ぶり。フェラーリが出遅れて追いかける展開にもなり、やってる方にすればたまらないだろうが、こちらとしてはスコールのお陰で久しぶりに楽しかった。
イチロー・新庄のオープン戦の成績までいちいちニュースで報じるのは、いい加減やめてもらいたいものだ。
Jリーグ第2節、FC東京はアウェイでヴィッセル神戸と対戦。前半こそ互いに惜しいチャンスを逃し合う展開でノースコアだったが、後半になるとフィジカル・戦術徹底度での劣勢が露わになり、FK・CKから2失点して0−2の敗戦。雨、関西チーム、堅守と言えば昨年も東京にとって鬼門だったのだが、今年もどうやらその傾向は続きそうだ。
ヴィッセルは補強が大当たりした様子。シジクレイは頑健な守備でアタッカーに最後の突破を許さず、サントスは神出鬼没の動きで中盤を押さえ、望月は速く正確なパスを左右に振り分けてDF陣を揺さぶった。おまけにカズもトリッキーな動きでDFを惑わし、全盛期からは考えられぬ泥臭い飛び込みで追加点をゲット。神戸の元々の長所たる体を張った強烈なマンマークディフェンス(やまかん氏言うところの「男らしいサッカー」だな)とスピーディかつシンプルなサイド攻撃も健在で、チームとしての芯がさらにしっかりとしてきた印象だ。おそらく中位以上には行くだろう。
FC東京は前半濡れたピッチに苦戦しつつも(スパイクが合わなかったのか?)ギリギリのところでしのいでカウンターからチャンスを作り、前半終了間際はペースをつかんでいた。しかし、後半運動量が落ちてくると神戸の徹底したサイド攻撃に押されズルズルとDFラインが後退、空いた中盤のスペースを思うままに使われて攻撃どころではなくなってしまった。そして苦手のセットプレーから2失点。選手交代も効果が現れず、完敗に終わった。とにかく最大の敗因は、藤山の不調もあってサイドのディフェンスが崩壊したことだろう。先発・控えのMF陣で守備的な選手が浅利しかいなくては、有効に打つ手もあり得なかった。オフェンスもパスの精度とコンビネーションが先週に比べても落ちており、神戸DFの素早い寄せとGK掛川の「当たり」の前に完封されてしまった。頼みのケリーも、サイドは奇妙な動き(笑)で突破できるものの右足しか使えないことが判明。次の磐田戦まで2週間、メンバーの入れ替えも含め、立て直しが急務だ。
コンサドーレ札幌、今度は柏レイソル(!)を下して2連勝。やるなあ、岡ちゃん。開幕戦の後は随分弱気なコメントを出していたらしいが、何の何の。今度からは彼の言うことは信用しないことにしよう(笑)。
totoは、思い出したくもないほどの大外れ。半分くらいしか当たっていない。そもそも僕の場合、少なくとも東京が勝たなくては1等はありえないのだ。しかし、何せ1億円の後だけに、「たった」250万円だとガックリしている人も多かろうな。
夜、赤坂の『魚民』で飲み会。この店、以前は対応最悪で「2度と行くまい」と思っていたのだが、店長が替わって別の店のように良くなった。30人以上の大人数にも関わらずコース料理を強制されなかったし、きちんとテーブル別に注文を把握してくれるし。出入り禁止にならないように気をつけないとな(笑)。
そろそろケツ出しは恥ずかしい年齢だぜ、大ちゃんよ。
3月16日(金)
明日がJ第2節ということで、toto。今回のtoto、前回「1億円」が出たことで売れ行きは確実に上向くだろうが、それにしても売場が少なすぎる。烏山駅周辺であれこれ探してみるも全く見つからず、結局近所のJOMOで購入。店のオヤジも「渋谷あたりでも買えないみたいで、うちが混みあっちゃってますよ」と嬉しい悲鳴(?)を上げていた。買いたくても買えない人が結構いるのではないだろうか。ボトルネックはここだ。
3月15日(木)
ずっと前に録っておいた6カ国対抗ラグビーイングランド×イタリアをようやく観る。雑誌等で既に耳にはしていたが、イングランドのスタイルの変化に驚かされた。とにかく広く展開し、走ってつないで続けるラグビー。尽きぬフィットネス、途絶えぬフォロー、そしてSOウィルキンソンの溢れるフレアー。これに世界最強のFWがついているのだから、まさに無敵。ニュージーランドがスランプに陥った今、打倒豪州の一番手でしょう。
しかし、そんなイングランド相手にスコア差はついたものの、「弱小」イタリアが後半半ばまで必死に食い下がっていた姿が印象的。前半にはしつこい防御で相手ノックオンを誘い、切れ味のあるカウンターからいくつもトライを奪って試合を盛り上げた。こういう健闘には勝敗を超えた価値がある、と思う。
3月14日(水)
夜中、ホームページをのぞいてみるといつの間にやらカウンターが10000を突破していた。今まで数目のことはあまり気にしてなかったのだが、やはり万を超えるとちょっと気持ちが良い。皆様、どうもありがとうございます。今後とも、ひとつよろしく。
3月13日(火)
ラグビー日本代表候補101名(!)が発表された。強化合宿・セレクションマッチを経て最終的には30〜35人に絞られるそうだから、今回はあくまでスコッド予備軍も含めた「見たい選手」を幅広く集めたということになるのだろう。とにかく若手からベテランまで多彩な顔ぶれではあるが、個人的には村田(アビロン・バイヨンヌ)・岩淵(サラセンズ)の海外組や月田(リコー)・田中(サントリー)といったこれまで実力の割に冷遇されている選手、そして今村(関東学院大3年)・水野(関東学院大1年)・野澤(慶應3年)あたりの若手が入っているのが嬉しい。さあリスタートだ、という感じがよく伝わってくるね。
何と、木村和司師匠がフットサル日本代表の監督に就任するという情報が!ホンマかいな。
昨日申込みしたW杯チケット、冷静に考えてみれば当選するのはtotoで2等や3等を当てるよりよっぽど難しそうだな(倍率10倍以上?)。海外販売分にも申し込んでみるか…。
仕事場に、注文していたPowerMac G4が到着。かっこいいいー!はえー!17インチフラットディスプレイも透明感抜群でとってもおしゃれ。気分(だけ)は、すっかりデザイナーかイラストレイターである。でも、OA用のラック・テーブルが足りなくてスチール製の片袖机に載せてあるのはちょっとみっともない。
3月12日(月)
W杯国内向け1次販売分、ようやく申込。スペルの書き方が特殊だったり色々と記入が難しく、頭を悩ませる。ありゃ、「HB鉛筆で記入」ってところを見落としてボールペンで書いちゃったよ。何も、ここでうっかり者の本領を発揮しなくてもいいのになあ。まあOCRだろうから大丈夫だろうけど。コード番号入れるところもやたらと多いし、抽選以前に誤記入ではねられる応募者が多そうだ。正直、高齢者には記入が困難だと思う。これが「一人でも多く見られるように」配慮した結果か?JAWOCよ。
夕方、ビールを買い込もうと表参道の某スーパーマーケットに入り会計の列に並んでいたら、隣のレジで支払いをしている外国人の顔にどこか見覚えが。………ジーコだった。
3月11日(日)
朝新聞を眺めていると、東京ダービーを伝える記事の中でFC東京を「FC」と略述しているのが目についた。テレビでも「エフシー」という呼び方をしてる人が多い様子である。東京ヴェルディを「ヴェルディ」と書くのに合わせたのだろうが、でもなあ。そもそもFC東京の名称は既存のJチーム名の「地域名+愛称」へのアンチテーゼとして、「東京という地域を代表するサッカークラブ」という意味をシンプルに表したもの。つまり「FC東京」という名称は「F」から「京」までの全体で一つの名称であって、「FC」と「東京」に分かれるものではないのだ。だいいち、将来横浜FCがJ1に昇格してきた日にゃあ、どっちも「FC」って呼ぶのか?もうちょっと考えてくれよー。
アントラーズ、広島みたいなチーム相手に先制されて全く慌てないところが、やっぱりかわいげがない。
清水宏保、スピードスケート距離別世界選手権500mで世界新記録。まあ、良かったね凄いねとしか言いようがないのだが、記録が出ない限りW杯で勝っても喜ばない選手ってのも異常な存在だわな。そういう競技人生は他の(いわゆる「普通の」)選手に比べて果たして幸せと言えるのだろうか?
3月10日(土)
いよいよJリーグが開幕。もちろん僕はFC東京と「FC NIPPON」との東京ダービーマッチに駆けつけた。
東京スタジアムは、都心から近くてきれいで見やすくて素晴らしい出来。開場・開幕セレモニーでは慎太郎があいさつで色々とボケをかますなどやや問題もあったが、肝心の試合に関しては苦しみながらも最後呂比須がスカッとVゴールで決めてくれ、大満足であった。詳しくは近日中に観戦記で。いやあ、ビールがうまいっす。飛田給駅前には、青赤2色に塗り分けられた銭湯の煙突や店員がFC東京のユニフォームを着ているマクドナルドがあった。まったくもって、素晴らしすぎる。
東京ダービー以外のゲームに関しては詳しく見ていないのでよく分からないが、ダイジェストを見る限りジュビロの強さが目についた。おそらく優勝争いは磐田・鹿島・柏の三強を軸に展開されていくことになるのだろう。
今回のtotoは、結局9勝4敗。横浜×神戸と福岡×G大阪を当てたのは自慢しても良いだろうが、まあ1億円までにはあと1光年くらいの距離があるわな。
しかしtotoも、売上が見込額の3分の1とはいったいどういうことなのだろう。サッカーファンの中では購入している割合はけっこう多いみたいだし、それなりにメディア上で話題にもなっていた(実際、専門誌も数多く出ている)。今日も東京スタジアムのスタンドで、一喜一憂している人が大勢見られた。それで「売上不振」の結果が出ているということは、購入の際の手間(昨日の日記参照)がネックになったのか、それとも事前の見込みが甘すぎたのか。おそらく後者だろうな。
3月9日(金)
夕方、totoを代々木上原駅そばの文教堂書店で購入。カウンター脇の端末にマークカードを通してバーコードの入った伝票を発行させ、それをレジに持っていって身分証明証を提示(俺のどこが未成年に見えるんだ(笑)!)し、代金と引きかえにtotoの本券を受け取る仕組み。馬券購入に慣れた僕などからすると面倒くさいというのが第一印象だが、他の人はどう思っているのだろう。僕が買った後に端末に2〜3人行列していたが、ああいう感じで次々とレジにやってきてしかも他の商品の客とかち合ったりした結構いらつく状況になるかもしれない。ま、近所のJOMOにもマークカードを持った客が何人かいたみたいだし、売れ行きはそれなりにありそうな印象。物珍しさが薄れてからが勝負なんだろうな。
で、肝心の買い目だが、福岡×G大阪を福岡の勝ちと予想するなど、それなりに独自性は出してみた。まあ、正直言って開幕戦なんてわからんよ。
当初、多くの競馬関係サイトのようにこのサイトでも毎回僕の予想(というか買い目)を公開しようかとも思ったのだが、万一1億円なんぞ当たったりした日にゃ生命財産を狙われかねないことに気付き、急きょ中止(笑)。
しかし、toto開始に反対していた連中(方法や収益の使途への疑問ではなく「サッカーくじ」の存在それ自体を拒む人々)に今こそ聞いてみたいのだが、この程度のお遊びと少年非行と何の関係があるのかね?
3月8日(木)
遅ればせながらと言うべきか、毎日ムック『FC東京 ファンブック』を購入。さっそくめくってみる………うーん……中身は写真もきれいだし、昨年とほぼ同様の構成で読みがいがありそう。ただ、ちょっと表紙がな…。何でわざわざ揃いも揃って凶悪な顔つきで撮影しなきゃならないのか。カメラマンの意図としては斜め上からのアングルで「精悍な顔つき」を演出しようとしたのだろうが、皆三白眼になっていて怖い、というか気持ちが悪い(笑)。これが東京中のコンビニや書店に並んでいるのか。ちょっとイメージダウンかも?
東京ホームゲームのスタジアムDJ、また代わったの?一昨年までの石野さんはとても良かったと思うし、昨年の人も初めは散々だったものの途中からは気にならないレベルには達していた。交代の理由はいったい何だろう。慣れない声だと、しばらく落ち着かなくなるんだよね。別に「誰でも良い」とは全く思わないが、しかしDJはあくまで快適なスタジアム空間・熱い観戦時間を演出するための一役にすぎないのだから、変にこだわりすぎるのも良くないと思うぞ。もっとじっくり行こうぜ。
3月7日(水)
toto(正式名称「スポーツ振興くじ」。何か「地域振興券」みたい。政治の香りがして嫌な名前だ)の予想に頭を悩ませる。柏×清水、横浜FM×神戸、湘南×横浜FCなどが特に難しそう。まあそれにしてもある程度勝手知ったるサッカーだけに、1回数千円賭ける覚悟でダブル(1つの試合について「ホーム勝ちor引き分け」など2通り賭けること)やトリプルを駆使すれば結構当たりそうだ(などと思っとる奴らが全国に何万といるのだろうな)。少なくとも、話のタネや軽い知的訓練あるいは暇つぶしにはなるだろう。
『サラブレ』4月号。
3月6日(火)
一部ファン・サポーターの間で注目を集めていたFC東京の今シーズン開幕試合オープニングイベントは、なんと『フィールドの貴公子 三杉淳選手特別招待』に決定!!そうか、そう言えば三杉君は武蔵野出身だったなあ(笑)。いや、しかしホントすごいわ、東京のフロント。記念すべき東京スタジアムのこけらおとしで、しかも石原都知事を招いた上でこれをやるかあ。昨年の『春一番』をしのぐ傑作になるか?
ちなみに、これまた注目の石原慎太郎による始球式は、「元サッカー選手の石原知事がセンターサークルからパス→ゴール前で待ちかまえたFC東京の選手がボールを受け→シュートしてゴール」という構成になっていることも判明。誰がストライカー役をやるのだろう。やっぱアマラオか?それとも由紀彦?あるいは呂比須か?それにしても、かつてバリバリのウイングプレーヤーだった慎太郎も今や60歳を超え、もしパスが届かなかったらどうするんだろう。空振りとか(笑)。
3月5日(月)
昨日とっておいたF1開幕戦オーストラリアGPのビデオを見る。コースマーシャルが死亡したビルヌーブの事故、いかにもドライバーよりも観客やマーシャルがやばそうな当たり方だった。今年は、昨年のイタリアGPでの事故(やはりマーシャルが死亡)の反省の上に各コースで安全対策が行われたという話だったが…。そういう時に限って事故は起こるものだ。
今回の事故原因とはちょっと違うのかもしれないが、バリチェロとフレンツェンの接触なんか見ていると、どうも最近のF1ドライバーはコース上でのバトルやオーバーテイクが下手になってきているように思えてならない。それは純粋なドライバーとしての腕と同等かそれ以上にテストドライバーとしての資質が求められる現代F1の特質による面もあるだろうが、やはり各コースがいわゆる「安全対策」により抜きづらくなったことによってマシン同士のドッグファイト経験が不足していることがより大きいのではないだろうか。
極論すれば、スピードとスリルを魅力の源泉とするモーターレーシングは、それ自体どこまで行っても危険と無縁でいることはあり得ない。近年の安全志向とコースの標準規格化はドライバーの重大事故を激減させる一方でレース本来の魅力も相当程度減少させ、にも関わらず2年間で2人のコースマーシャルが命を落としている。「これでいいのかF1」。ここ数年相も変わらぬ退屈な縦列走行を眺めながら、ぼんやりとそう思った。
『ラグビーマガジン』4月号。
3月4日(日)
早朝5時、体中の「眠い辛い寒いきつい、けど頑張って起きるぞ細胞」(笑)を動員し、スカパーでスペインリーグの大一番レアル・マドリード×FCバルセロナ。二強の誇りをかけた壮絶な攻め合いに、眠気が一発で吹っ飛んだ。前半から創造性たっぷりにたたみかけたレアルが常に先手をとる展開ながら、後半レアルの足が止まったところをバルサが反撃。最後はリバウドの逆転ゴールが決まったかに見えたが、無情のミスジャッジで2−2のドロー。ま、レアルが厳しい日程の中「世界最強」にふさわしい連続攻撃を見せたのに対し、単発の個人技頼みのバルサはちょっと差をつけられたようにも見える。これでレアルにもう一人決定力のあるFWがいたら…まさに無敵だね。
皐月賞トライアルの弥生賞(GU)はこれまた大本命のアグネスタキオンが圧勝。スタート直後荒れ馬場にやや戸惑ったようにも見えたが、3〜4角で一気に先頭に並びかけて直線で突き放す横綱相撲。これもまた、少なくとも皐月賞までは死角なしに思えてきたな。ダービーでのサンデー敗戦黄金パターン「直線抜けだし→ソラを使って失速→後方から強襲(ダンツフレームorジャングルポケット?)」に期待するしかないか。
3月3日(土)
ここ最近の疲れがどっと出て、夕方まで昼寝大将(笑)。
つーことで、ゼロックススーパーカップはテレビ観戦。エスパルスがアントラーズに3−0で快勝、天皇杯決勝のリベンジを見事果たした。戦力的な劣勢も懸念されていた清水は正月の悔しさをエネルギーに変えたか序盤からエンジン全開、一方の鹿島は寝ぼけているようなキレのないプレーに終始して、両者のモチベーションの違いがはっきりと表れた一戦だった。そりゃ悔しかったろうよ、あの1月1日は。今日は例のごとく鹿島のくそしつこいマークにあっていたアレックスがPKを決めるなど1得点2アシストの活躍。アンチ鹿島のファンにとっては実にスカッとする、たまらない展開であっただろう。
桜花賞トライアルのチューリップ賞(GV)は3歳王者のテイエムオーシャンが圧倒的な力量差を見せつけて圧勝。騎手もしっかりとこの馬の特性と強みは理解して騎乗している様子で(よって、かかり気味でも無理に控えることはしていない)、桜花賞まではこの馬に乗っかって大丈夫でしょう。問題は、オークスか。キョウエイマーチと同様、桜花賞圧勝→オークス惨敗というパターンになりそうな気もするが、どうだろう。
夜、例によって例のごとく赤坂の『つぼ八』で飲み会。毎週土曜は、帰宅するといつも日付が変わっている。
3月2日(金)
『サッカーダイジェスト』3月14日号を購入。付録の「J1選手名鑑」を眺めていると、Jリーグも年々選手の移動が激しくなって頭の中のチームと選手の対照表を書き換える作業がけっこう大変である。カズも三浦淳も小倉もトゥット(笑)も下平も平野も望月も酒井も柳も、まだまだ新しいユニフォームがなじんでないねえ。ま、これだけチームの顔ぶれが変わりやすくなると、今後はかえって生え抜き(もしくはそれに準ずる長期在籍)の選手の価値が上がっていくことになるかもしれない。東京も、アマラオもちろん、藤山・浅利・小峯・小池あたりをしっかり大事にしてほしいと思う。
夜中、BS2で将棋のA級最終戦『将棋界の一番長い日』。まあ、今年は例年に比べれば平穏というか。谷川×佐藤の「名人挑戦者決定戦」も谷川さんの貫禄勝ちといった感じだし、降級の決まった田中・島の両棋士にしてもまだまだ先がありそうで中原さんや米長さんが落ちた時ほどの悲壮感はない。僕は将棋の内容についてはよくわからないのだが、戦績だけを見れば結局今年は「羽生の年」だったように思える。自身の持つ年間最多勝記録を更新し、タイトル戦は5勝1敗。敗れた竜王戦にしても厳しい日程の中フルセットの大接戦で、さらにA級順位戦も僅差の3位。まさに、七冠再獲得とは紙一重だった。結婚後一時不調に陥るのは将棋の世界では誰でも経験することだそうだが、完全にそこから脱した様子で、さらにタイトル戦続きのハードスケジュールの合間にチェスの国際大会にも出場・活躍しているのだから化け物としか言いようがない。羽生さんの頭の中って、一体どうなってるのかね?一度覗いてみたい(こっちが発狂しそうだけど)。
3月1日(木)
夜、仕事を超特急で片づけ、飲み会に駆けつける。場所は新宿東口のチャイニーズ居酒屋『青龍門』。ここは結構有名だし、あちこちにある店なので知っている人も多いだろうが……ちょっと趣味に合わないなあ。楽しませようという気持ちは分かるのだが、演出があまりに過剰で疲れてしまう。もう一度行きたいとは思わない。
3月10日の開幕戦東京ダービー、チケット完売おめでとう。パチパチパチ。っていうか、最初から混むとみんな(主催者もファンも)要領がわからなくてスタジアムでも駅でも混乱しそうで、ちょっと不安でもある。