ショック!終了間際、集中力の空白……痛い勝ち点を落とす。
いよいよ2ndステージの開幕である。第1ステージで「可もなく不可もなく」の成績を残したFC東京。今季は昨年のアマラオ移籍騒動の影響からか選手・関係者の「一つはタイトルがほしい」との発言が目立っていたが、1stもナビスコも可能性がなくなった今、残るは2ndステージと天皇杯しかない。東京のような未だ実力的に一歩劣るチームが優勝争いをするためには勢いに乗って「走る」ことが必要であるし、そのために開幕戦は是が非でもとりたいところだ。今回、ホームに迎えるのは柏レイソル。1stステージの不振(といっても6位だが)により西野からペリマンへの監督交代というショック療法が行われ、さらに1stステージでは柏スタジアムで東京に痛い敗戦を喫している。戦意旺盛であろうことは容易に想像でき、苦戦は覚悟せねばならない相手であった。
毎年恒例の「サンバナイト」として様々なイベントが予定されていたこの試合だが、当日はあいにく時折雨がちらつく不安定な空模様で、席について見上げるとスタジアムの上空をどんよりと厚い雲が覆っていた。
試合前、スタジアムDJとブラジル人ゲストとのぎこちない会話を聞かされた後、メインスタンドでFC東京U−18チームのクラブユース選手権優勝報告会。代表の石川君の挨拶は「僕たちの〜」「みんなの力で〜」てな感じで明るく、とても初々しい感じであった。スタンドからは盛大な拍手が起こる。こういう場は彼ら若い選手たちにとって嬉しいに違いない。大スタジアムの大観衆に注目され拍手を受けるのはおそらく初めての経験なのだろう。この感激を忘れずに、素晴らしいプレイヤーに成長していってくれることを願う。
両チームの選手が入場し練習を始めた頃、イベント第1弾浅草サンバ協会所属ダンサーたちの行進が行われた。派手な衣装を着込んだにーちゃんねーちゃんが物凄いパワフルさを発揮してメインスタンドからピッチの周りを踊り歩いてくる。別におねえちゃんたちの豊かなバストが揺れているからというわけではないが私にしては珍しく集中して見ていたら、サンバのリズムに混じって変なメロディーが聞こえてくる。ふと見ると、柏ゴール裏サポーターが演歌(だよな、それとも民謡?)(※注1)を流して対抗していた。やるなあ。しかもサンバ隊が目の前に来たらブーイングしようと待ちかまえている様子。ああ、どうなるんだろうと注目していたら、サンバ隊柏ゴール裏に達する直前でゲートから退場!一本とったのはこっちだったな(笑)。
スタメン発表。柏は薩川が欠場、北嶋がサブ。で、洪をボランチに上げて柳・黄のツートップという、ディフェンスには不安があるが相手からすると無茶苦茶迫力のある布陣で挑んできた。そういえばペリマンって攻撃サッカー指向だったっけ。迎え撃つ東京は事前の複数の怪我情報にも関わらずいつもとほぼ同じスタメンで、問題の右サイドバックには小峯が入った。サブにFWが一人も入らずMF4人が並ぶベンチ構成に「アマラオ過労死」を危惧したのは私だけではあるまい。
この日も柏サポーターはいつものノリで、「東京の飲み水は柏の下水」「羽田より成田」(何かこの手の政治・経済ネタを絡めてくるあたり、柏サポの一部にインテリの薫りを感じるのは私だけだろうか)といった横断幕が掲げられ、「バモ!バモス!!とうきょう〜」のメロディーで「バカ!バカ!!とうきょう〜」と歌ったりとか、東京ゴール裏の歌に「アンコール!」コールをする(しっかり東京側も応えていた)など楽しい試合前であった。しかし互いのゴール裏が遠いために聞き取れないコールも多く、5月の対戦に比べれば盛り上がりには欠け、柏スタジアムのような専用競技場の素晴らしさを逆に痛感させられた。
キックオフ。立ち上がり中盤の密度が高く守備戦になるかと思われたが、柳のファーストシュートを機に柏が流れをつかみ、ボールを支配して押し込む柏とカウンターを狙う東京という構図が明確になっていく。柏は東京の分厚い中盤守備に当たると後方から2トップ目がけて縦のロングパスを入れ、東京のDFラインを下げさせる。で、案の定強力コリアン2トップに引っ張られてDFラインが下がったところでその前のスペースにMF大野が入って決定機をつくる、という戦法であった。それに両サイド(特に左のMF平山)の縦突破も加わり、攻め手の多さでは柏が圧倒することになった。一方の東京はアマ・ケリーを経由してサイドからセンタリングする一本調子の攻撃で、ボールをとっても4人だけで攻撃している状態になりすぐにボールをとりかえされてしまう。機を見て三浦文丈が上がって絡んだ時だけはいい形になるのだが、後方から前線へ繋ぐパスの不正確さ(特に小峯!)もあってチャンスの数の差は歴然としていた。
劣勢の試合展開の中、いつもと違うスタンドの応援にはちょっと違和感を感じてしまった。スタンドに陣取るブラジルサンバ軍団のリズム(エスパルスの応援よりちょっとアップビート?)とゴール裏の応援が噛み合っておらず、「東京ラプソティ」やその他のいつもの楽曲も調子が狂っているような感じだった。結果、意気盛んに旗やプラカードを振り回す柏ゴール裏に対し沈黙する東京ゴール裏、という光景になってしまった。「サンバナイト」の企画自体に異議はないけれども、サンバなどの「外からの」応援とサポーターの普段の応援スタイルとでどう折り合いをつけるのか、というのは今後こうした機会を設ける上で考えていかなければいけない事柄だろう。
しかし、東京は攻め手が不足する一方でDF陣は頑張りを見せ、サンドロ・伊藤がエレガントさには欠けるが迫力は充分のコリアン2トップを何とか抑えきり、2列目から裏を狙うプレーには土肥ちゃんが素早い反応で対処する。特に伊藤は身体が一回りは大きい相手に対して一歩も引かず、ボールを持たれれば密着してチェック、パスの局面では積極的に前に出てカットを狙って柏の攻撃をはね返していった。そうしているうち、東京側も攻撃時文丈が左右どちらかに流れることでサイド攻撃が機能することになり、形勢は互角に近づいていった。
27分、小峯のアーリークロスをペナルティライン付近でアマラオが胸でナイストラップし、右のケリーへ。ケリーは反転して右へ走り込んでいた文丈へつなぎ、文丈は切り返しでDFのブロックを外しシュートしたが、これは枠の外へ。32分、ペナルティエリアわずか外、大野への藤山のスライディングがファウルとなり、FKのピンチ。しかし、柳のシュートは雨に濡れたピッチの上をスライドしてゴールわずか左に外れる。33分には左サイド小林が中へ切り込んで放ったロングシュートがバーの上へ。
そして34分、自陣でケリーがボールを奪うと東京はスピードに乗ったカウンター攻撃をかける。ケリーはフィールドの中央をドリブルで持ち上がり、敵陣やや左にいたアマラオに一旦預け、さらに左へクロスしてボールを受けて前進。柏DFが引きつけられ足が止まったところでケリーは右サイドのスペースへグラウンダーで大きく振り、平山を背負いながら走り込んできた由紀彦にボールが渡った。由紀彦は冷静にボールを止め、回り込んでブロックに入ろうとする平山には目もくれずゴール右隅に突き刺す。いかにも東京らしい、鮮やかな(つまりはセクシーな)ゴールでFC東京が先制。苦しい展開の中での見事な逆襲だっただけに、場内にはいつも以上の喜びが爆発した。よっしゃー!!
そして、これで柏にも再び火がついた。攻撃時の上がりの速度が目に見えて速くなり、攻勢に出る。失点直後の35分には左サイドFKからDF根引がフリーでシュート(バーを越えて外れる)。さらに39分には再びペナルティエリア外でFKを獲得、黄のシュートが今度は右のポストをかすめるようにして外れた。東京も黙ってはおらず、42分にペナルティエリア左のFKでケリーのキックが右ゴールポストを直撃(一瞬、5月のアウェイ戦の再現かと思った)。44分にはレイソルがまたまたペナルティエリア外でFKを得、平山のシュートを土肥ちゃんがパンチング。さらにさらにロスタイムにはケリーがFKからゴールを狙うがGK南にキャッチされた。ファウルをよくとるレフェリーの演出(?)もあり、ガードの甘い攻め合いが活発化したところで前半が終了、後半の内容にも期待が持てる雰囲気でハーフタイムに入った。
ハーフタイムにはイベント第2弾として花火が打ち上げられた。予想外に豊富な本数と内容の豪華さで、大いに楽しませてもらった。場内も、やんややんやの大喝采。個人的には、柏サポーターのみなさんへのおもてなしとしても良かったのではないかと。この日東京湾でも花火大会があったそうだが、規模はともかくゆっくり座ってビール片手に空豆とかつまみながら見る花火こそ至福だろう。無理を承知で言わせてもらえば、花火の間だけでもスタジアムの照明をちょっと落としてもらえるともっと嬉しかったのだけど。
後半、柏は北嶋を投入し洪がリベロという従来の布陣にシフトし、東京は負傷を抱えたコバに代わってムッシュ増田が登場。立ち上がりから前半終わり頃と同じテンションで積極的な攻め合いが続く。6分、南とDF渡辺毅の呼吸が合わず2人の間にボールがこぼれたところアマラオが猛然と突っ込み「横浜再び」を期待させるが、これは南が懸命のカバーリングでノーゴール。7分、東京はスローイングから左へケリー→増田→文丈とつなぎ、文丈がペナルティエリアへ侵入したところで中央へ入ったケリーへパス。ケリーは右ポストを狙ってカーブをかけるが当たりが悪く、チャンスを逃す。
そして10分、柏はDF萩村から左サイドに張った平山にパス。平山がきれいな弾道で入れたクロスは土肥ちゃんがワンハンドではじき出したが、MF渡辺光がハンド臭いプレーで落としたボールが大野の足元へ。大野は慌てて戻ってきた文丈のチェックも彼らしからぬ強さではねつけ、ペナルティエリア前中央から素晴らしい弾道のミドルシュートをゴール右隅に決めた。東京側にDFの混乱はあったものの、最後のシュートは文句のつけようのない美しさだった。
この頃には暑さからか両チームとも中盤でのプレッシャーをほとんど失い、ボールをとるや一気に相手陣深くまでボールを運べるようになっていた。12分と14分には東京はアマと由紀彦が立て続けに右サイドで倒されいい位置でのFKを得るが、ゴールに結びつかず。17分、柏陣でフリーの文丈を狙った由紀彦のスローインをカットした柏は即座に中央で張る黄に入れ、黄が一人残っていた浅利を振りきりかけるピンチがあったが、シュートはわずかにバーを越えた。19分には小峯の浮き球スルーに反応して文丈がGKと一対一になるが、そこはやっぱり文丈、シュートは南のほぼ正面であっさりセーブされる。これら以外にも、小さなチャンスが両方に連続する展開。
東京は26分浅利に代えて喜名を投入。ホームでの開幕戦、意地でも突き放さねばならないのだ。27分には中央にぽっかり空いたスペースを喜名が持ち上がりアマラオへパス。アマは右へはたいて由紀彦が上げたセンタリングははね返されたが、それを小峯が拾って波状攻撃に。この際アマラオが両手を上げて「アー」という感じでDFに倒されるが、やはり前半にもくそわざとらしい倒れ方をしていたせいか、それともそういうイメージ(前園的?)がもう染みついてしまっているのか、レフェリーに全く相手にしてもらえない。直後、ポストに入った北嶋が後方からのパスをダイレクトにはたき、反応した黄が裏へ出かけるが、土肥ちゃんが素早い飛び出して事なきを得る。どうやらレイソルと戦うときには土肥ちゃんの能力は30%増しくらいになるらしい。29分のFKでの洪のシュート(柏はゴールを直接狙うFKはコリアン3人が順番に蹴ることにでもなっているのだろうか?)も外れ。
先の読めない展開の続く30分、東京は柏陣で喜名の鋭い出足からボールを奪うとすかさずケリーが右へはたいてフリーの由紀彦へ。由紀彦は一旦ライン際を縦に出てからペナルティエリア目がけて切れ込み、戻ってきたDFのスライディングを素晴らしい切り返しでかわしてから中央でケリーに優しく渡す。ケリーが南の位置を見ながら難なく蹴りこんで2−1、待望の勝ち越し点が入った。先日娘さんが生まれたばかりのケリーはお約束のゆりかごポーズで喜びを表し、由紀彦ファンである私の連れは鼻血吹き出しそうなくらい興奮して叫びまくる。前へ出るディフェンスと手数をかけない素早い攻撃、これもまた東京らしい得点であったと思う。
その後もあきらめない柏の攻勢は続いたが、東京は小峯が食らいつき、伊藤がカバーリングし、土肥がキャッチしまくる。中盤では喜名がキープし、攻撃になれば好調の由紀彦・アマラオ・ケリーのトリオが柏DFラインを脅かし続ける。これで守りきれば完全な「東京の試合」であり、スコアボードの時計表示が消えた時には3分のロスタイムがあるとはいえ勝利は確実に近づいたと思ったのだが…。
ロスタイム。左サイドライン際でボールを持った増田がキープせずに突っ込んでボールをとられ、柏のアーリークロスを小峯がクリアミスしてCKをとられた時、確かに嫌な雰囲気にはなった。しかしそのCKを土肥ちゃんがキャッチし、大きく敵陣に蹴りこんだ瞬間に勝利を確信した人は多かっただろう。私も、その時は「これで柏の緊張もきれ、何とかなるだろう」と思ったものだ。しかし、そこで集中力が切れたのは、残念ながら東京の方だった。ボールを処理しにかかる南にケリーが詰めている間、東京の多くの選手はほとんど棒立ちの状態で、さながら既に試合が終わったかのようだった。南からMF明神にパスが渡ったところで急に我に返ったようにDF網を整えにかかったが、一旦崩れた守備の陣形と気持ちはそう易々と戻りはしない。柏は全くプレッシャーを受けずにハーフウェーまでボールを運び、左サイド大野からロングパスがペナルティエリア内へ入る。東京DFラインのギャップをついて渡辺毅が飛び込みダイレクトで合わせて中央へ折り返すと、そこにはなぜかどフリーになった柳想鐵がいた…。東京サポーターにとっては悪夢のような、柏サポにとっては崖っぷちからの生還を意味するシュートがゴールネットを揺らし、スタジアムはごく一部のお祭り騒ぎを除いて静まりかえることになった。後半終了を告げる笛が鳴ってからしばらく由紀彦はピッチ上に座り込んだまま立ち上がれなかったが、あの姿はそのまま多くのサポーターの気持ちを代弁していたことだろう。
延長戦に突入してからも、東京はめげずに攻め、柏の攻撃をはね返し続けた。由紀彦のクロスに合わせたケリーのヘッドがポストを叩き、土肥ちゃんは好セーブを連発してゴールを死守。しかし負傷の伊藤に代わって右サイドに入った梅山と由紀彦のコンビネーションが合わず、由紀彦が加賀見と交代させられるとVゴールへの期待は急速にしぼんだ。延長後半にはクロスに黄がどんぴしゃのタイミングで飛び込むピンチもあったが、土肥ちゃんの執念のせいか何なのか、不思議にボールはゴールマウスの左側を通過していった。そして私は、不覚にも同点弾のショックから立ち直れず、呆然としてそれらの攻防を眺め続けることになった。結果、2−2のドロー。試合展開を考えれば東京と柏、どちらにとってこの引き分けが痛いかは明らかだろう。(注2)楽しいはずのサンバナイトは、最後の最後で苦いものになった。
柏レイソルは、監督交代からまだ日が浅いせいか、やっているサッカー自体にそれほど大きな変化は見られなかったように思う。目に見える変化としては先発の布陣の変化があるが、清水時代に「ファスト・パッシング・サッカー」を指向していたペリマンの目指すものはあのコリアン2トップではないだろう(実際、後半早々に北嶋を入れて従来の布陣に戻している)。ある程度計算の立つストッパー・サイドハーフ・アタッカーを抱えるこのチームの今後の鍵は、おそらくボランチの起用法になるのだろう。明神(何だかますます地味になってる印象だ)と柳の2人ではいかにも不器用だし、洪を中盤に出すと後ろがやや不安定になる。ペリマンがどう答えを出してくるのかが楽しみだ。あと、ロスタイムまでリードを許しながらあきらめず追いついたところに監督交代の刺激効果があるような気もするが、多分に東京のミスにも助けられてのものだけに、まだわからない。
FC東京にとっては、目前の勝ち点3を逃した痛いゲームであることに違いない。何しろ、「ある程度殴らせておいてカウンターでしとめる」という東京にとっては願ってもない試合展開だったのだ。2つの得点は素晴らしいことこの上なかった。そしてあと1分集中力を切らさずに守りきるだけで、勝ち点3とホームでの開幕戦勝利による勢い、そして柏という「優勝候補」に連勝することによる自分達の力の再確認=自信を得ることができたのだ。失ったものはあまりにも大きい。「タイトルを目指す」と言っているチームがこんな勝ち点の落とし方をしては絶対にいけない、ということは言わずもがなだろう。
個々の選手を見ると、一番良かったのは文句なしに由紀彦。チャンスでキレキレの動きを披露し、単なる「センタリング屋」ではない幅広い好アタッカーとしての姿を見せてくれた。途中交代は残念極まりない。あとはアマ・ケリーはいつも通りの貢献を果たし、DFでは伊藤の奮闘が目立った。土肥ちゃんも大活躍で、もし彼が欠場していたら失点は2点では収まらなかっただろう。文丈は攻守に貢献したが、またしても一対一をはずしたのはいただけない。小峯はサイドとしてはちょっとパス能力が低すぎる。あと、増田は一体どこにいたのだろう?彼の存在感の乏しさは容認しがたいレベルにあるのでは、と思う。
いずれにせよ、東京はこの引き分けを引きずってはいられない。何しろ、優勝云々はともかくとして、まだJ1残留に決定的な勝ち点数に達したわけでもないのだ。次はアウェイで札幌、その次はホームで清水と当たる。1stステージで勝っているこの両チーム相手に好成績を収めることでこの痛手を是非とも吹き飛ばしたいところだ。逆に言えば、ここで連敗でも喫すれば優勝など夢のまた夢、一気に下位のチームが接近してくることになる。一瞬の隙を見せたせいで、早くも正念場を迎えることになってしまったのかもしれない。
2001年8月11日 東京スタジアム
Jリーグセカンドステージ第1節
FC東京 2−2 柏レイソル
※注1
サイトヲさん(F酔東京)のご指摘によれば、「いなかっぺ大将」の主題歌だったとか。まあどっちにしろ日本人の心を感じさせる歌、ということで(笑)。※注2
試合後、柏サポーターブリーフ隊はついに白パンまで脱ぎ、全裸で胴上げしてたとか何とか。ますます悔しいね。チクショー!